#71 初動を早くするコツと小さな実験の事例~たけTさんとharoさんのコメントより~
「おはようございます」と言っておりますけれども、今回は珍しく夜に収録をしています。本当は明日の朝収録すればいいんですけれども、たまにオンラインで予定があると、寝るのが遅くなるんですよね。
いつも私は9時前後で寝ていますので、そうなると、朝収録までできる時間に起きる自信がまったくないんですよね。
せっかく9月にスタートして続いているvoicyが止まってしまうかもしれない。そんな危機感から、今日の夜に撮っちゃおう、寝る前になんとか頑張ろうと思いながら収録をしています。
皆さん、コメントありがとうございます!
今日のテーマなんですけれども、今日はまたいただいたコメントにお返しする形で放送をしていきたいなと思います。
本当にコメントをくださる皆さん、ありがとうございます。
まずですね、タイムスケジュールの放送にいただいたコメントです。
(#65 ワタシの1日のタイムスケジュール&タイムマネジメント術を大公開~はるさんのコメントより~)
たけTさん、
【タイムログいいですねー。
いつも役にたつ素敵な情報ありがとうございます!
もうお話あったかもしれませんが、初動をはやくする、すぐに切り替えて取り掛かれるコツがあったらお聴きかせください!】
たけTさん、ありがとうございます。
初動を早くするコツ、そしてすぐに切り替えて取り掛かれるコツを知りたい。これは家庭のことだったり、仕事のことだったりですかね。
いろんなタスクだとかやらなきゃいけないことがある中でのコメントって受け止めてよろしいでしょうか?
私自身どうしてるかな、っていうコメントですけれども、こんなふうに考えていますので、順番にポイントをお伝えしたいなと思います。
タスクはなるべく小さくして、やる気が出るのを待たない
まず最初にするのはですね、「判断」かなって思っています。
要は、何かタスクが目の前にある、このタスクってやらねばならぬものか、やらなくてもよいものかって、たぶんタスクが生まれた時点で自分にとって決まってると思うんですよね。なので、やらねばならぬものなのか、やらなくてもよいものなのか、瞬時に判断する。
やらなくても良いものだった場合は、やりたいのかやりたくないのか、これも自分に聞くと瞬時に判断できると思いますので、ここまで判断するっていうのがファーストステップかなと思います。
仕事とかだと、やらねばならぬっていうケースが大半だと思うんですけれども。要は、これってどういう意味合いかというと、「ああ、どうしようやりたくないな、やんなきゃいけないかな、う~ん」って言って考える時間が、とにかく私の中ではもったいないなって思うんで、まずやらねばならぬのか、やらなくてもいいのか、そしてやらなくてもよい場合はやりたいのかやりたくないのか、瞬時に判断してそのタスクの取り組み有無を決めるっていうのが最初ですかね。
次はですね、以前放送でも少し話をさせていただいたんですけれども、「小さく分ける」っていうことをいたします。
「小さく」ってどのぐらいかなんですけれども、例えば、企画書を書くみたいな割と大きめのタスクって、もう大きいっていう時点でなかなか腰が上がらなかったり、動きにくくなっちゃうんですよね。
なので、とにかく小さく分けるんですけれども、例えば、企画書を書く場合であれば、最初の初動は、関係するメンバーを集めて、ブレストするスケジュールを入れる。初動はブレストそのものじゃないですよ。ブレストするためのスケジュールを入れてアサインする。
このぐらい小さく細かく分けて、初動を起こすっていうのをします。例えば、ブレストができたら、今度は必要な項目をノートに書くとか、あとフォーマット決めて表紙だけ作り込んでみるとか。こんな感じで進めていくイメージです。小さく分ける。
その次は、「いつやるか決める」ですね。
いつやるか決めるっていうのは、これも二択しかなくて、今やるのか今じゃないのか、これをすぐ決めます。
今やる場合は、即片付ける。今じゃない場合は、じゃあいつやるのか決めて、自分の時間を予約するっていう感じですね。行動時間の予約とか、将来時間予約って呼んでるんですけれども、いつやるか決めて、自分の時間を予約する。要は、やらなきゃなって漠然と考えながら、頭の中に置き続けないっていうこともポイントだなって思っています。
今やんないので、いつやるか決めて自分の時間が予約できたら、もう一旦忘れる。
そして次が四つ目、ここでやるんですけれども、この時もポイントは「やる気になるのを待たない」っていうことかなって思います。
まず手を動かしちゃう。人間の脳って、やる気があろうがなかろうが、手を動かすとやる気が後から付いてくるようにできてるそうです。作業興奮というらしいんですけれど。
なので、やる気を待たずにまず手を動かすっていうのが四つ目。
最後五つ目は、「やりかける」。
要は、切りがいいところまで進められる、まとまった時間を待たないっていうところも結構ポイントかなって思ってます。
ざーって喋りましたけれども、初動を早くコツ、私が実際にやっていることなんですけれども、たけTさんにもフィットするといいなと思います。
コメント本当にありがとうございます。
そして、もう一件、今日はコメントを取り上げさせていただきたいと思います。
自己認識と他者からのフィードバックの放送に対してのコメントです。
(#66 自己認識を高めるための方法~自己理解と他者がどう見ているかのバランスを考える~)
haroさん、ありがとうございます。
【他者が自分をどう見ているか…それをめちゃくちゃ気にして生きてるくせに、それを聞くのが怖かったりします…】
これ、本当に同じです。ありがとうございます。
【そして仮に良い評価をもらっても、「いやいやそんなはずない。まだまだ足りない。」と変に卑下してしまいます。
この放送を聞いて、私は自己認識が低いのだなーと分かりました。
今後は良い受け手となるべく(例え嫌いな相手であっても)他者からのフィードバックを積極的に受けて、客観的に分析できるようになりたいなと思いました。
「小さな実験」として、小田木さんが試してみた事例を参考までに教えて頂きたいです。】
haroさん、ありがとうございます。
良いフィードバックの受け手になる際に、客観的に受け止めて、かつ小さな実験をしてみるっていうようなことを話をさせていただいたんで、そこからのご質問かなと思います。
フィードバックを受けて私がした小さな実験
私も放送では言いましたけれども、haroさんのコメントを読んで、同じです。フィードバックって否定ではないって頭で分かっていても、めちゃくちゃ引っ張られちゃうんですよね。
小さな実験の事例なんですけれども、私、初めて自分でセミナーをやり始めた当時から、必ず参加してくださった方にアンケートって取らせていただいてるんですよね。まだ駆け出しの頃にですね、私その頃って講演型のセミナーをやっていたんで、割と自分の経験とか考えを一方向的に伝える型だったんですけれども、その時アンケートに「全然共感できませんでした」って書いてくださった方がいたんですね。これ、めちゃくちゃショックでした。すごく引っ張られちゃった。でも他はだいたい満足だったんですね。
これ、みなさんどう考えますか?
9割満足ならまあいいかっていう考え方もできると思います。
一人だけ特殊な個人のコメントかもしれない。
そう考えてスルーすることもできたし、スルーしちゃいたいぐらいだったんですけれども。
ちょっと実験的に変えてみたんですよね。やっぱり特定の一人の経験を話して聴かせるだけだと、価値観も一人一人違うし状況も違うわけなので、共感できないってその通りかもしれないな。だったら、自分の経験はあくまでケース的に伝えて、もっと本質的な部分を伝えたり、もしくは、一人一人考えられるような形式にしてみたらどうだろう?みたいな。
こういう実験してみたら、参加者の属性だとか考え方による満足度のズレ、ブレっていうのがなくなったんですね。そこからどんどんその着眼点でブラッシュアップしながら生まれていったのが、一部の人は知ってると思いますけども、育勉セミナーっていうワークショップコンテンツだったっていう。
ということで、haroさんからのコメントでフィードバックを積極的に受けて活かしたい、そのために小さな実験の事例を教えてほしいということに、ちょっとお答えしてみました。haroさん、参考になったかわからないですけど、コメントありがとうございます。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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