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#516 時間をかけて少しずつ変わるもの〜最近家庭で考えたこと〜

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、連休明け5月開講の第6期生の申込締切間近、オンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週もあっという間に金曜日がやってまいりました。
今週の締切間近タイトルコールも、いよいよ本当に締め切り間近になってきたなと思っている今日この頃です。
来週、ラストオンライン説明会がありますので、ちょっと気になっている、でも迷っているという方、まずは情報を手に入れて、ぜひご判断いただければ嬉しいです。

今日の放送は、金曜日ですので、ゆるいオチのない放送をさせていただこうかなと思います。
不定期に登場する通称『ゆる金』ですね。
今週もゆるめに話をさせていただきます。
特に学び、気付きというものはないかと思いますので、ゆるっと聴き流していただければと思います。

子どものフィードバックが面白い

何を話そうかなと思ったのですけれども、最近、私がおうちの中で、家庭内で考えたことを、ちょっと共有させていただきたいなと思います。
まず一つは、子どものフィードバックが面白いなと思っています。
子どものフィードバックはどんなものかというと、特に我が家の場合は、次女ちゃんが私に対してかなりおしゃべりですので、「ママってさ、××だよね。」と、次女ちゃんから見たママを、特に頼んでもないのですけれども、めっちゃフィードバックをしてくるんですね。
よくもらうフィードバックの圧倒的1位が、「ママってさ、リアクションが薄いよね。」これをめっちゃもらいます。
私にしてみると、「そう?」って思うので、この段階ですでに次女ちゃんから見る私と、私自身が思う私に、ギャップがある状態ですね。
もう一つは、次女ちゃんが期待するリアクションとのギャップもあるのかなとは思います。
例えば、昨日お散歩してた最中に、「ママ、今からそっちまで、私超大股で走るから見てて。」と、大股で走ってくるんですよね。
「どうだ?」みたいな顔をするので、「おー(パチパチ」とやるのですけれども、「なんかリアクションが薄い。」って言われちゃうんですよ。
全然適当に見てないんですよ。
めっちゃ見て、本当にすごいな、面白いなって思った私なりに表現をしているつもりなのですけれども、めっちゃ不服そうな顔をする。
あと、例えば、次女ちゃんがフクちゃんにめっちゃからむのですけれども、フクちゃんが面白いリアクションするのを、「ママ、見て、このリアクション。」と見せてきて、本当に「可愛い」とか、「まじすごいね」と思いながらリアクションするのですけれども、それも次女ちゃん的には薄いんですよね。
とにかく、次女ちゃんの期待とのギャップがあるということなのですけれども、じゃあどんなリアクションを期待しているのか?というのは、ちょっとよく分からないんですよね。
もっと「ワー」とか「へー」とか「すごい」みたいな感じで言ってほしいみたいなことは、たまにアドバイスしてくるのですけれども、私的には「それと変わらないリアクションをしてない?」と思うのですけれども、どうやら違うらしい。
なので、自分が思う自分と、他人が見る自分というのは違うんだなという面白さもありますし、例えば、「なんか違う」とか「もっとこうしてほしい」というのは、自分が相手に期待するものと、相手から提供されるもののギャップに生まれるんだな。
そんなことを考えて面白いなと思っています。

他にどんなフィードバックをもらうかというと、「ママってさ、フクちゃんに甘いよね。」これは私は全く否定しないです。
最近、3人目の子どもみたいな末っ子ちゃんぐらいな感じのかわいらしさ、愛おしさを感じているので、言いたい放題の長女ちゃん、次女ちゃんに押されて、奥ゆかしいフクちゃんが妙にかわいく見えてしまったり。
そこからたまらなく愛しい気持ちが湧き上がっているので、これは一切否定しないです。
他には、「ママってさ、人の話を聞いてないよね。」って言われたり、「ママって、すぐ怒るよね。」って言われたり。
いろんなフィードバックをもらうのですけれど、「あ、子どもからはこう見えているんだな」というのは、結構面白いなと思いながら聞いています。

次女ちゃんはそんな様子で、長女ちゃんに対してもいろんなフィードバックを頼まれてもないのにして、喧嘩になったり、パパに対してもいろんなフィードバックをして「えー?そう?」みたいなコミュニケーションを取っているので、面白いなと思っています。
今はまだ言葉がしゃべれないベビーちゃんをみている方たちも、言葉がしゃべれるようになったら、自分に対して”見てるままのフィードバック”をもらうというのは、結構面白いと思いますので、ぜひおすすめしたいなと思います。
これが最近思ったことその一。本当に余談ですよね。

家族にも頼れるようになった

もう一つ思ったことがありまして、何かというと、最近夕食の食卓でいろんな話をするのですけれども、その中で「今日、ママ大変なことがあって、結構落ち込んでる。」とか、「今日、実はうまくいかないことがあって、ちょっとへこんでる。」こんな話を私のほうから家族にすることがあるのですけれども、こんな話をしている自分にめちゃくちゃびっくりしているという。こういう気づきがあります。
もしかしたら聴く方によっては、「そんなの普通じゃない?」と思うかもしれないですけれども、なんでここに私が驚いているかというと、少し前の私を振り返ると、その時はそうは思ってなかったけれども、今の状態と比較すると、「家庭でいつも笑顔でいなきゃ」とか「楽しそうに仕事している姿をいつも見せていなきゃ」という、もしかしたら気負いがあったのかもしれないなと思います。
もちろん、そうしたいという私の中での想いがあったから、私は選んでそうしてたと思うのですけれども、今のように、いいことも、がっかりしたことだとか、落ち込んでいることも、開示できるようになったというのは、ずいぶん大きな変化だなと思っています。
もともとのスタートは、私が復職したばかりのときに、めっちゃしんどそうにしてたんですよね。
何にしんどかったかというと、まず子どもを誰かに預けることにすごく罪悪感があって、さらにお迎えが遅いことにも、子どもに対しても、保育園に対しても、負い目しかなかったので、もちろん仕事は自分なりには急いで片付けて、保育園に猛ダッシュするのですけれども、残り数人みたいな中で駆けつける段階になると、本当に申し訳ないなと思って、「ごめんね。ごめんね。」って、辛そうな顔で子どもにずっと言ってたんですよね。
でも、そんな状態が続くことに、私自身もしんどくなっちゃって、ある日ふと気づいたのは、朝預ける時に「ごめんね。ごめんね。」と言いながら預けられて、お迎えに行くときも、また「ごめんね。ごめんね。」ってしんどそうな顔したお母さんに謝られる子どもから見える景色って、ちょっとどうなんだろうなって思ったことがあったんですよね。
はたと気付いた。
その時に、やばい、子どもが私から申し訳ないことをされている。かわいそうな自分という感覚にずっととらわれてしまう。もっと言うと、大人になることがしんどいことで、働くことは辛いことで、さらにその中で子どもを持とうものなら、大変なことしかないよ。そういうメッセージを、私が毎日子どもに向けて発信していることになってしまう。これではまずい。みたいな感じで、よし、働くということを選択したんだから、笑って働こう。子どもには「ごめん」じゃなくて「ありがとう」って言おう。楽しそうに仕事をしている姿を見せて、大人になることとか、仕事をしていくことに希望が持てるような、そんな私でいよう。って誓ったんですよね。
もちろん、自分がそう決めた時に、すごく楽になった。気持ち的にも解放されたし、そういう意味で、いい意味で仕事にも集中できるようになったし、子どもとの時間というものも、随分中身が変わったなと思いました。

そういった経緯があったので、ますます笑顔でいなきゃ、楽しそうに仕事しなきゃという想いが、一方で強くなってたかもしれないですけれども。
子どももベビー期で、守ってあげなきゃという気持ちが大きかったですけれども。
でも、子どもが少しずつ大きくなって、私自身も自分なりのペースだとか、働くことの価値観というか、信念が、よりより固まってきたときに、こういう気負いが抜けたんじゃないかなと気づくことができました。
子どもや家族を頼るようになれた
いいこともあるし、一方で大変なこともある。そんな毎日を、私もそうだし、夫もそうだし、子どもも、自分たちの世界で過ごしながら、おうちに帰ってきて、それをシェアして、また明日がんばろうという。
そういう時間をお互いに支え合って過ごしているんだな。
そんな関係が、もしかしたらここ10年の中で築けてきたんじゃないかなと思うことができました。

振り返ってみると、一足飛びには、私の場合はそうはいかなかった。
でも、時間をかけながら変わっていく自分と、作られるものがあるんだなと、そんなふうに思った今日この頃でした。
そういう意味では、リアクションが薄くて、フクちゃんに激甘で、そんなに気が回らない私だけれども、次女ちゃんには「そんなママでもいいじゃん」っていうことにしています。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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