ブランコで遊ぶ大人
大人になってからの遊びは、ほぼほぼ「お茶しよー」が定番となっている。
友達との予定も合いづらくなり、夜空いている数時間を「お茶」に費やす。
喋りたいことが溜まりまくっている人間が数人集まると、話題は尽きず、
笑いも尽きない。
しかし、以前に書いた記事「遊ぶ大人」たちのように、外できゃっきゃと遊びたくなることもあるし、そんな風に遊ぶ大人達を羨ましくなることもある。
桜が散りはじめたある日、小学生からの友人達と小さな公園でお花見をすることになった。食べ物は各々持ち寄った。
お花見は16時ごろにスタート。公園にはたくさんの子ども達がブランコや砂場で遊んでいた。
時折吹く風で舞い上がる桜の花びらが綺麗で、食べることと喋ることに夢中な私たちも、その瞬間は動作が止まっていた。
外も暗くなり始め、子ども達の姿はなくなった。
一人の友達が、チャンス!と言わんばかりにブランコの方へ駆け寄った。
もちろん私も。内心ブランコを漕ぎたくて皆んなうずうずしていたのだと思う。
久しぶりのブランコはスリル満点で、それはもう楽しかった。
この絵は、友達がブランコを漕いでいる姿を描いたもの。
足がピンと空に向かって伸びている。
描きながら、美しい漕ぎ方するなぁと感心した。
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