トリートしてみた話

トリック・オア・トリート!ではありません。
その季節になるまではまだまだ時間がかかります。

と、言うことでトリートとはなんぞやからお話しようかと思います。
トリートとは、舞台向け差し入れシステムのこと。
ざっくり解説しますね。

制作側が申し込む

専用フォームを観劇する側にSNSなどでシェア

客がその中から送りたいものを選んで支払う

キャスト、スタッフに差し入れが届く

こういうことです(あまりにもざっくり)
私も今回見に行った舞台で初めて存在を知ったのですが。
その舞台のキャスト、スタッフの規模とか、希望の商品だとかを制作側が登録してくれているので、こちらはとにかくそのアイテムの中から何を贈りたいかを考えればオッケー。
商品はお水だったりケア用品だったり食べ物だったりさまざま。それに合わせて金額も様々なので、自分のお財布に合わせて差し入れを選べます。
細かくはホームページ見てください(丸投げ)
https://treat.love/stage/

それでは以下、使ってみようと思った理由と、使ってみた感想です。

まず、トリートを使ってみようと思った理由。

エリザベートのチケットが全滅したから。

……いや流石に嘘ですけど。
けど、チケット争奪戦で全滅したのでそのお金を回せたのは事実です。エリザベートのチケット取れてたら多分トリートしてなかったと思う。
トリートやりますという公式からのツイートを見て、なんぞ?と思ってフォームを見て興味を持ったのがスタートでした。
私は基本的に推しへのプレゼントというものをしない人間なんですよね。こないだ一回だけしてみたんですが、多分もうやらないなと思っていたところに、トリートというシステムが降ってきたわけです。
で、こういうのがあるのか〜ふーん…という気持ちから、やってみてもいいな…へと推移していき、けどお金次第だな…と思っていたらエリザベートのチケット代が浮いた。
やるか…と重い腰を上げましたよね。よっこらせ。
貯金したい気持ちもあるので、何を贈るかはお財布と相談しつつ選びました。

で、やってみた感想。
あのね、すごい、楽。
システム自体が楽です。手順も少ないし、迷うとしたら商品をどれにするかくらい。
面白いなと思ったんですけど、商品にはそれぞれ「何日目の」というのがつくんです。水のセットであれば、初日の水もあれば、二日目の水も、最終日の水もある。自分の行く日に贈ることもできるし、行けない人が最終日に送ることもできる。
しかも、そこに並んだ商品はキャストスタッフさんが望んでいるものなわけです。どれを選んだって誰かしらが使ったり食べたりしてくれる。だってキャストスタッフ全体への差し入れなので。
推しさん個人に服とかをプレゼントする方って、すごいなーと思うんです。何を贈るのか選んで、用意して、実際に贈る人って、本当に凄いなと思う。思うんだけど、私にはできないんですよ。向かない。考えすぎて何も贈れない。
なので、「これがほしいです!」が明確なのは私としてはありがたいシステムだなーと思いました。
いやー、楽……(思考停止)
全員分っていうのも私好みです。
推しさんだけじゃなく、作品全体への応援になるような気がして。まぁなんにしたって自己満足なんですけど。

ちなみにこれ、誰宛なのかを伝えることができます。
商品を申し込むときに「〜〜様、皆様」という形で誰のファンなのかを伝えることができるのです。
そして(全部がそうなのかは不明ですが)お礼状みたいなものが会場に張り出されたりします。会場で見て、うへへって照れました。

というわけで、つらつらとトリートしてみたことについて書いてきました。
機会があればまたやってもいいなーとも思いますし、必ずやらなきゃってものでもないなと思います。多分気分次第。
以前のnoteでも書きましたが、無理のない観劇生活を大事にしていきたい。
次もまた素敵な作品に出会いたいし、舞台に立つ推しさんを見たい。そのためには舞台をやってもらうために運営にお金を落としたいし、それを頑張りすぎて自分が見に行けなくなるのを避けたい。
バランスって大事。
と、いうことで、個人へのプレゼントよりは気楽に差し入れができていいなと私は思いました、というお話でした。
ちゃんちゃん♪







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