おしゃれは、私の世界の一部(自問自答ファッション講座 半年後レポート)
こんばんは、いつもながらの私です。
自問自答ファッション講座受講後、半年ぐらい経ちましたよ。
服が買えなくなったり、自己評価としての靴をようやく買ったり(ついでにnote上でドリブルシュート!)
気がつけば、そろそろ年末ですね(急に)。
今回は一足早い年末スペシャルとして、この一年で買ったものを振り返りたいと思います。
新キャラ登場で、いつものコント形式いってみましょう。それではお付き合い下さい。
(私):「あっという間に年末ですね。」
(「自問自答ファッションを愛する会」会長、以下A):
「年末はクリスマスやお正月など、キラキラしたイベントがいっぱいでファッション界隈も盛り上がりますね!クリスマスコフレとかホリデーギフトってテンション上がります。」
(私):「あ、向こうから誰か来ますよ。」
(A):「む!年末になると現れる、あの人ですね⁈私、あの人と全然気が合わないので、ちょっと失礼します。」
(私):「あ、ちょっと会長、どこ行くの?」
(遠くから)
(A):「いい物にはね、上質な素材に時間や手間がかかってるの!ファッションは文化、ブランドの価値は長年の信頼の積み重ね。プライスレスな人類の遺産、レガシーなのですよ〜!」
(私):「その捨て台詞…誰に向かって言ってるの?(レガシーって…オリンピックかよ。)」
(ラグジュアリーブランドとオリンピックに関するあきやさんの名作記事はこちら↓)
(jutubeの経理担当者、以下B):
「こんにちは。合言葉は質素、倹約、節制です。(某ゲームキャラの台詞を拝借)」
(私):「華やかなホリデーシーズンを前に、ぴったりな登場ありがとう。久しぶりだね、勘定奉行。」
(B):「お久しぶりです、あなたの経理担当者Bです。さて、浮かれたファッショニスタが去ったところで、被服費の年末チェック行きますよ。
これは経費で落ちません!」
(私):「ぎゃー」
(私):「どう?無駄遣いしてないでしょ。」
(B):「では使ったお金を、投資か消費か浪費で分析して下さい。」
(私):「仕事に着ていくものは投資、それ以外は消費、対価に合わなかった物は浪費でいいの?」
(B):「いいでしょう。」
(私):「投資は、ワコールのパンプス、アディダス のワンピース、ジャージ。」
「仕事でしっかり使いましたね。必要な支出でした、合格。」
(私):「消費は、それ以外のもの。」
(B):「はい。自問自答ファッション講座後のアイテムはどれも休日にたくさん着ていましたね、可とします。ただし、sacaiのニットは購入のタイミングが季節外れ、活躍していません。今シーズン、しっかり活用して下さい。」
(私):「わかりました。他のものは旅にも着て行ったし、銀座や表参道のお散歩など、たくさんの楽しい体験に私を連れ出してくれるものばかりでした。」
(私):「浪費は、該当なしです!」
(B):「え、無しですか、アクセサリーは浪費では?無くても外出できますよね。だいたいなぜ、片耳しかピアスを開けていないのに、ピアスを3個も買っていらっしゃるのでしょう⁈」
(私):「いやいや、アクセサリーはアイデンティティ!」
(B):「そんなステキにロマンチックな魔術、私には通用しませんよ。」
(私):「違うんですよ。
ここに無地のシンプルなカットソーとシンプルなワイドパンツがあります。で、パタリーのピアスを着ける!すると…はい、私です。」
(B):「何ですか、それ。」
(私):「つまりショートケーキにおけるてっぺんのいちご。ストロベリーオンザショートケーキ論です!」
(B):「全然わかりません。」
(私):「私が私らしくあるための、最後のひとしずくなんですよ、これは。」
(B):「はあ。つまり、何気ない服装を、自分らしく魅力的に仕上げるデコレーションということですか。」
(私):「そう!考えてみて下さいよ、これって実は、最高にローコストでハイリターン。」
(B):「むむむ。」
(私):「制服化したから買う服の枚数、減ったでしょ?アクセサリーをスパイスとして使い、コーディネートにアクセントをつけるんです。」
(B):「はあ。」
(私):「だから浪費はゼロ。私、失敗しないので!」
(B):「どこかで聞いたような決め台詞ですが…。」
(B):「着てない服や履いてない靴は、本当に無いんですか?前は値引き率に釣られ、セール品やらアウトレット品をネットで買って、よく失敗してたのに。」
(私):「試着100回のルールで生きてますから!」
(B):「うむ、そこまでおっしゃるなら、あなたが稼いだお金です。何も言いますまい。
予算も超過していないようですからね。
私はお母様から引き継ぎを受けているのですよ。ファッションにお金を使い過ぎてないか、生協のセールで9割引で買った500円のパーカーと手作りのパジャマを送ったけど捨ててないか、確認せよと!」
(私):「ぎくっ!生協のパーカーは近所の散歩に何回か着てから手放しましたよ。
パジャマは着てませんけど、来年のハロウィンで鳥居みゆきの仮装にでも使うよ(伝わるのか)。」
(B):「まあいいでしょう、親の期待に答え過ぎないのは、きちんと親離れしている証です。
浪費が0円というのは、近年まれに見る実績でした。合格といたします。」
(私):「はーい、また来年チェックしにきてね、バイバーイ!」
(B):「最後に一つだけ。jujubeさん、覚えてますか?昔、職場で先輩に言われた言葉。
『何のためにおしゃれなんかするんですか?』
経理担当者としてお聞きしたいのです。なぜあなたがファッションやおしゃれに予算を割くのかを。」
(私):「あの時はドキッとしました。自分にとっておしゃれは何のためなのかと。
モテのため?見栄や虚栄心?趣味?ストレス解消の無駄遣いなんでしょうか?
でもどれもピンとこなかった。
私はただおしゃれが好きだから、理由なんてわからなかったんですよ。」
(B):「今は何て答えるんですか?」
(私):「おしゃれは人生、おしゃれは私の世界の一部です。」
(B):「Well done!(よくできました)。それでは失礼します」
今回は、ファッションとお金の価値観の話です。
私が自問自答ファッション講座を受ける時、おしゃれになるだけでなく、洋服代にかかるコストと洋服を買う時間、選ぶ時間を短縮したいという気持ちもありました(強欲!)。
私は「服は親戚のお下がり&セール品か手作り。髪は美容院行かないでセルフカット!」という強烈な母の元で育ちました。
「おしゃれは虚栄心、人は見た目より中身が大事!」とビシビシしごかれました。(そんな母も、海外旅行でいきなりエルメスのスカーフを買ったことがある。本当はハイブランドに憧れてたのかもしれないね。)
そして私、全然くじけませんでした!
MODE et MODEとgap PRESSは気に入ったページをスクラップ。週末は片田舎から繰り出して、セレクトショップを巡り、ため息をつきながら(地方都市だけどマルジェラ、ドリス、マックィーン、マノロを置く店もあった)色んなものを見て周り、少ないお小遣いで、安いもの高いもの、新しいもの古いもの、海外や国内、色んなデザインの色んな服にどんどん挑戦。(自問自答ガールズ史上、一番ファッション黒歴史をやらかしているかもしれないとこっそり思っています、ふふふ。)
未だに母からは「あんたの買う服は高い」「あんたはこだわりがあるから、身につける物はあげられない」なんて言われます。
私は今も張り切って(もはや母を反面教師とし)、ファッションおたく道を突き進んでいます(もちろん、ちょっぴり社会性が備わり、ひよってしまう、そんな日もあるが)。
でもね、自立した今も、私の中にやっぱり「質素、倹約、節制」のストイック星人はいるんですよ。
ブランドバッグなんて身の丈に合わない贅沢では?と囁く経理担当者と、自分が一番大好きなものを我慢して何のための人生じゃい!と煽るファッショニスタが私の中で一触即発、火花を散らしております。
私の中のファッショニスタは、身につけるものを貰うのも苦手で、自分で選んで買う!とも言います。
他人が選んだ服は、やっぱりその人のためのものだと思う。
あきやさんの「自己紹介バッグとアイデンティティアクセサリーは、プレゼントではなく自分自身で選んだものを身につけて」という言葉(うろ覚えです、すみません)が、刺さりすぎるわけですよ。
(今回もきっと名言が炸裂するに違いない、講演会はこちら↓私はアーカイブ参戦だよ。)
自分で選んだ私らしいファッションにこだわるのは、そんなことも影響しているのかも。
こんなふうに毎年、私なりにPDCAにおけるC(チェック)を、年末にやっていますが、今回は自問自答ファッション講座の影響が現れて、浪費がなかった!いい感じです。
これからも基本、身の丈に合った暮らしは意識すると思います。
ファッション以外にも、世の中に大切なことはたくさんあることも理解しています。
お金も労力も時間も有限だから、バランスや優先順位を大事にしています。
ただ、母のようにおしゃれをネガティヴな浪費みたいに捉えられちゃうのは惜しいんですよ。
(私の場合、妥協した結果、着なかった服こそがどんなに安くても浪費。)
おしゃれなんかという人も、何かしら衣服を身につけて外には出なくちゃいけないし(捕まっちゃうからね)、着ているもので判断されたりすることは避けられません。
お金の使い方も自分なりの価値を大事にしたいし、おしゃれもどちらも妥協せず手放さず、自分らしく楽しみたい。
たかがおしゃれですが、されどおしゃれです♪
おしゃれは、私の世界の一部。
明日からまた、楽しく自問自答していきますよ。
(私):あ、来月はボーナスでるかな?
(A):「そろそろ新しい演歌バッグが必要でしょ。マックィーンのtall storyがいいんじゃない?」
(B):「いやいや、貯金か投資して下さい、元金保証があるもので。もしくはスキルアップの予算に充てるなど。」
(A):「ちょっと、夢の無い提案しないで。」
(B):「そんな風に使って、老後の備えはどうするんですか⁈」
(私):「わあ、つかみ合いはやめて〜!!」
それではまた、お会いしましょう♪
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次の旅に行ってきます✨またいい記事書きます。おもしろきこともなき世をおもしろく、が合言葉!