unity1week「かえす」振り返り & 遊んだゲームピックアップ
なんですかこの記事は
「unity1week」なる1週間でゲームを作るお祭りに参加した感想 & 投稿したゲームの制作日記 & 特に印象に残った作品をピックアップした記事だよ。
とりとめはない。半ば備忘録。
ゲーム制作日記
自分が投稿したゲーム
古典的なジャンプアクションに見せかけたメトロイドヴァニアっぽいジャンプアクションゲーム。
お題が出た!
unity1week大好きマンである僕。日曜の真夜中にコーヒーを飲んでお題発表を今か今かと待っていました。そして来る24:00。
出ました。
今回のお題は「かえす」!!!
オッ「かえす」か~
……。
…………。
ん、これ難しくないか!?
ゲームジャムのお題って大まかに二種類に分類できると思うんですよ。
一つは制限を加えることでこれまでにないアイデアを強制的に出させるお題。海外のゲームジャムではおなじみ。自分はこれが好み。
「一つだけ」、「コントロール不可能」とか。u1wだと「1ボタン」とかとか。
もう一つは単純にゲームの動詞として気持ちの良いお題。ゲームの動詞というのはSTGの「撃つ」や、ACTの「跳ねる」とか。
u1wだと「ふる」、「そろえる」などですね。
「かえす」は頭になにか付け加えることでかなり広く意味が取れてしまう。(やり返す、突き返すとか)制限としての役割を期待するのは難しそう…。
かつ、気持ちの良いゲーム動詞にするには「ひっくり返す」「跳ね返す」
くらいしかないかな?かなりネタ被りしそう…。
などと思ったのでした。まぁ結果としては面白いゲームがたくさんあったので杞憂だったんですが。
アイデア出し
とりあえず一日考えて出たのがこれ(しょうもないネタは省いた)
1.ステージ1-1を繰り返すホラーゲーム
2.ステージ1-1を繰り返す、クリアの度プレイヤーは妨害アイテムを設置できる(クリア得点が上がる)
3.ステージ1-1をクリアするたびに好きなスキルを一つ獲得、いけなかったところにいけるメトロイドヴァニア
4.直前の動作を繰り返させる能力者のゲーム。アクションパズル?
5.仲間を故郷に送り帰す、後半のギミックを仲間なしでとくことになる
6.何かしらの能力を借り上げる、制限時間で返却しなくてはならない
7.インベントリをひっくり返す(こぼれる)
8.ロックマンエグゼ的なパネル上で戦うゲーム × 神経衰弱。パネルをめくって絵柄がそろうとバフを得る
9.カードをひっくり返して文字を取り出す。取り出した文字を自由に入れ替えてオリジナルカードを作る。
9が出たときはビビッときました。これは今までにない斬新なゲームだと。
とりあえず初日はこれを試すことに。結果。
う~ん。面白くなる未来が見えないぞ。そもそもこれは文字を入れ替えるゲームであって、ひっくり返す行為は無駄な工程に過ぎないじゃん!ボツ!ということで初日(月曜日)は終わり。
火曜日、某コミュニティに考えたアイデアを載せてみたところ
3.ステージ1-1をクリアするたびに好きなスキルを一つ獲得、いけなかったところにいけるメトロイドヴァニア
これめっちゃ面白そうじゃん!といってもらえたので、これを採択するか悩む。そうなんですよ。出たアイデアの中で一番優れているのはおそらくコレ。でもやはり悩む。
なぜかというと元ネタがあるので。(白状)
これです。海外のゲームジャム作品。
内容はステージ1-1をクリアするたびに新しいキャラがアンロック → 以前のキャラと違うルートで1-1を攻略する、といったもの。
これがすでにこの世に存在するという事実があるので悩む。
だが待てよ…。キャラクターを一人に絞って、スキル獲得という形でメトロイドヴァニア要素を入れれば十分差別化は可能だ…。本当か?
まぁ1-1をループするというストーリー性は元ネタにはないわけだし、いけるでしょ…。
ということでこのアイデアを採択。
「Rogue」という偉大なゲームを遊びやすくした「トルネコの大冒険」がありますが、元ネタを遊びやすくしたり、元ネタになかった要素を付け加えればそれはもうれっきとした別ゲーなんですよね。(と言い聞かせる)
作る & SNS
まぁメトロイドヴァニアの皮を被った普通のプラットフォーム・ゲームなので特筆して語ることは少ないですね。
制作後半はマップ作るのめんどくせ~しか覚えてませんし。
あ!ただ意識したことがあります。それはSNSでバズるような作品にすることです。承認欲求を満たすタメジャナイヨ。できるだけ多くの人にゲームが届いて、たくさん遊んでほしいですからね。特に今回からはランキングが廃止されたので。
そのためにカメラを引いてワールドの広さをバーンと映すという演出を序盤に入れました。メトロイドヴァニアの醍醐味である、こんなエリアがあったのかという驚きとはトレードオフになってしましましたが…。
斬新さが売りのゲームは一目でわかる斬新さが大事!だと思う…。
めっちゃバズったというほどではありませんが、今回のunity1week作品の中でもそれなりに目立てたんじゃないかなと。
制作日記はこんな感じ。遊んだゲームの中で特に印象に残ったゲームの紹介に移る
遊んだゲームピックアップ
個人的なTOP作品!とかではなく単純に癖に刺さった作品です。あと自分の癖はかなり偏ってる。
カエセ
https://unityroom.com/games/saltthrow
オーソドックスな脱出ゲーなんだけど、とにかくアイテムとギミックがシュール。人によって合う合わないはあるかもしれないが、僕はめっちゃツボに入った。
制作者はジェッドムさん。多作な方で、シュールな笑えるゲームを作って来たと思えば、新規性で驚かせてくることもある。
今回は久々?に独特なセンスを発揮してきてとても良かった。
ブルータスFC
https://unityroom.com/games/brutusfc
先に言っておくとまだクリアできてないですこのゲーム。そのうちね…。
3人のブルータス(裏切り者)が潜むサッカーチームを率いてトーナメント優勝を目指すシミュレーションゲーム。
とにかくゲーム性が練られていて面白い!そしてあまりにもゲキムズ!
執筆時点でクリア者わずか4名!
選手を育成できるのだが、その選手がブルータスだとほぼほぼ育成が無駄になってしまう。常に疑心暗鬼状態を楽しめる推理ゲーでもある。
ハットトリックを献上してくれるユーゾー君好きだよ。
面白すぎる、無人島に持っていきたい。
最後の一本
https://unityroom.com/games/last_candle
いや~これはすごかった!
どこがどうすごかったかいうとネタバレになってしまうので言わないけども。すごかった。
焦燥感による恐怖というべきなのかな。新しい体験だった。
ナツイロリテイク
https://unityroom.com/games/natuiroretake
どこか不穏な影が見え隠れする青春ノベルゲー。別にホラーとかではない。
一番の決め所で決めきった。これに尽きる。よい~~~。
青を基調とした絵作り良すぎる~
盛り上がりどころで盛り上がるサウンド良すぎる~
伏線貼りまくったシナリオ良すぎる~
カメラ覗く演出良すぎる~
4時間ぶっ続けで書いて疲れたので(3000文字まじか)
随時面白かったゲーム更新!(できるといいね)
お読みいただきありがとうございます~
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