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ライフラインと菅島

三重県鳥羽市にある離島「菅島」人口450人程度の小さな島
そんなところに生まれ、18歳まで暮らしてきた私にしかわからないことをまとめていこうと思っている。

今回はライフラインについてまとめていこうと思う。


海底水道管のイメージ

本土であれば、ライフラインなど気にしたことがない人がほとんどでは無いでしょうか?離島はそうはいきません。
水に関しては鳥羽の方から海底水道管を通って菅島の貯水タンクに送られ、そこから各家庭に送られる。
海底水道管は定期的に交換が必要で、30〜40年に1度は交換する工事が行われる。
私が菅島に住んでいた時に海底水道管に穴が空き、水道が使えないと言うことがあった。幸いに自宅には井戸水があったため、なんとかなったが、かなり苦労した記憶がある。
また、水道管が錆びているため、雑巾などが茶色に染まるということがある。


電気に関しては本土から坂手島に鉄塔で送電し、そこから菅島へと送電される。
それにより、坂手島で電線などにトラブルがあると、菅島まで影響される。


プロパンガスの設置例

ガスに関しては、もちろん都市ガスなどはなく、プロパンガスが業者によって届けられる。菅島は車が一台通れるかどうかなので、プロパンガスを運ぶ時は台車に乗せて各家庭まで届けている。

本土では当たり前なことが当たり前じゃ無いのが離島の特徴である。

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