見出し画像

ただパーティーで踊りたかっただけなのに

まだすべてを消化し切れてない。話すべきかどうかは迷ったけど、吐き出さなければならない。受けた傷を癒すために。

あまりにもひどい出来事だった。

ただ、パーティーに行って音楽を聴いて、友達や大好きな人たちと一緒に楽しみたかっただけなのに。。



午前6時30分、突然音楽が止まる。何が起こったのか理解できなかった。とにかくパーティーは中止、今すぐ避難する必要があると告げられる。ふと空を見上げると、ロケット弾が飛んでいて、コードレッドの警報、あちこちから銃撃があり、突然みんなが走り始めた。どこに行けばよいのかもわからない。逃げようとした車はみんな道端に止まっている。渋滞が発生していて、テロリストが両方向の出口を封鎖していることが分かった。

数分後、突然銃声が聞こえてきた。私たちはどうしたらいいのかわからず、警官に言われた通り、太陽に向かって野原を走って逃げ進み、モシャヴ・パティシュに向かって命からがら走り出した。

3時間くらい、必死に走ったり歩いたりして、(神に本当に感謝します!)モシャブの人たちが私たちを見つけてトラックに乗せ、安全が確認できるまで家にいさせてくれた。しばらくして、家を出ることが安全だと確認が取れてから、彼らは安全な場所まで私たちを送ってくれた。天からの奇跡!神が私たちを救ってくれた。

まだ行方不明の友だちがたくさんいて、いまだ彼らの家族へも音信不通。みんな無事に戻ってくることを祈り、願っている。私たちが経験したこと、『前代未聞の出来事』に、沈黙してはいけない。

ガル M.




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?