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VWC第2戦 in ミラノ🇮🇹③

作戦・目標

ここに来てからの調子で決定した目標タイムは

6分15秒

仮に後半ペースダウンが起こっても、手すりの事を考えると腕で引き上げる事が容易ではありません。よって、全てイーブンで登り、40階以降に余力があればペースアップする作戦に決めました。

10階毎に1'15"-2'30-3'45"-5'00"-6'15"


Wave Start

女性選手を見送り、地元イタリアのSkyrunnerから順に続々とスタートしていきます。30秒毎のスタートなので、前後の選手との抜きつ抜かれつは無いだろうな...とか、10階で1分15秒!とか、数字のことばかり考えていたらあっという間に私の番に。

ちょっとしたお偉いさんなのか、髭面のおじさんが「your go」と言ってスタート。ちゃんと30秒計っていないっぽいです。

約100m青い絨毯を走って階段へ突入。しかしそこに予想もしていない" 0 "の文字が。そうです、これはゼロ、ZEROです。スタート階がゼロ階でした。これは少しペース上げて入らないと遅れるかもー!と少し焦りながら0〜4階までを登ります。その後落ち着きを取り戻し20階まで淡々と走りました。

10階通過  1分11秒

20階通過  2分28秒

10階ぐらいからリズムを掴めたのか、多少息を切らしながらもテンポを崩さず25階付近へ。すると前にフランス🇫🇷の選手。ペースはこちらが圧倒的に速く、内側を空けてくれてすんなりクリア。

30階通過  3分54秒

40階通過  5分18秒

ん?遅れた?もしかしてこの区間少し長い?ペースもあまり落ちていないのに、1階当たりのタイムが10秒も落ちました。途中、GoProを使って1分ぐらい追いかけられていたのに気を取られてしまっていたからか...

ぬおーーーー!!!

と、ラスト9階をペースアップしてフィニッシュを迎えました。最後の1分はあまり覚えていません。(ハルカスやロンドンでもそんな感じでした)


🎖記録 6分19秒🎖

記録的には悪くないですし、しっかり出し切っているのですが、ラストの9階分だけでオールアウトしたような感じで少々後味が悪いです。

1階当たり○秒などという考えは、そこからズレた時に修正が大変なのは分かっています。ただ、普段の練習とリンクさせることが出来れば、本番のペースを想定した練習になるので質が上がるというメリットもあります。練習でオールアウトする事は非常に重要ですが、ペース感覚を掴むことも必要。※このスタイルは崩さず次戦のパリも戦う予定

壁画が日本!!

結局ラストスパートは手すりを使いました。四角で細いので掴みにくく、疲労困憊の身体を引き上げることは非常に難しかったです。

で、最後はお決まりのぶっ倒れ。写真が無いのが残念ですが、雨で濡れた地面に寝っ転がったもんだからウェアはビショビショに。

世界のバーティカルランナーと


16位でした

地元イタリアのSkyrunnerに圧倒された形にはなりますが、1年間通して戦った結果が良ければそれで満足なので、高いクオリティで練習していけば必ず結果が出ると信じています。

上位陣の速さが際立ちます...

VWC公式HPには、第2戦を終えた時点でのランキングを発表しています。詳しくコチラ↓

https://www.verticalworldcircuit.com/wp-content/uploads/2019/04/2019_VWC_Ranking_Milan_20190414_M.pdf

Yuko Tateishiは6位!


次戦は5/16パリ🇫🇷

とりあえず充電期間としてイタリアを満喫中


以上

Ci vediamo di nuovo



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