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大きいことはいいことだ

数年前、となり街に
篠山紀信の写真展「写真力」が来た

ジョンとヨーコのポスターがステキだったので
当時大学生だったムスメと見てきた

わたしが行ったのは数年後の巡回展です

会場に入ってすぐに待ち受けていたのは
大原麗子、三島由紀夫などの
鬼籍に入られた方の写真
その大きさ、目見当で6畳敷ほど
「これが写真か……」
圧倒されるばかりだった

想像を超える大きさの彼らの目は
心を見透すようにわたしを見つめる
思わず手を合わせてしまったのは
巨大仏のように感じてしまったからだろうか

わたしはここで言いたい
「大きさは力だ」と

いつもスマホで見ている写真と同じデータでも
大きく引き伸ばすと写真が力を持ってくる

大きな写真の特徴は
身体を使って観賞すること
画面の隅々を見るためには視線を動かさなきゃならない
どこかを注視すると他のところがボケる
そういった体験が写真に説得力を持たせるんだろう

たとえば、タイトル写真↑を例にすれば
画面下の息子を見たとき
積乱雲が上の方からちらちらと視界に入ってくる
その臨場感は
一目で全てが確認できてしまう
スマホの写真とは一線を画するものだ

わたしが好んでやるのは
コンビニのマルチコピー機で
A3版にプリントすること
6畳敷ほどではないけれど
手元で見る 40cm x 30cmのサイズはかなりの迫力だ

セブンイレブンの「NetPrint」だと
iPhone、Androidどちらにもアプリがある
簡単安価(A3で1枚100円)で出力できるので
写真を撮るかたなら一度はぜひ試してもらいたい
別にローソンやファミマでもいいけれど
それぞれにアプリがあるはず

これから卒業入学進学シーズン
集合写真でもそれぞれの表情がわかる
大きなサイズを始めるチャ──ンス!

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