たったふたつのボクのやり方①
シャッターを切ること
お話を作ること
僕が写真を撮るにあたって心がけていることです
「シャッターを切ること」
お前は何を言っているんだ⁉︎
きっとそんなお叱りをうけそう
でもね
やっぱりシャッターを切らないと写真は撮れないんですよ
まず、シャッターを切るためには
カメラを構えていなきゃならんのです
──当たり前だろ
そう思うでしょ
でも、いくら高価で大きなカメラを所有していても
カメラがおうちでお留守番していたら、ダメなんですよ
だから
①「シャッターを切れるように」いつもカメラを持っていること
たとえば
仕事が終わり駅に向かう途中で
歩道のタイルの間からたんぽぽの綿毛が出ているのを見つけた
西陽に照らされてオレンジ色にキラキラしてる
なんて場面に出会った時
恥ずかしげもなく路面にしゃがみ込みシャッターを切れますか?
通行人がひっきりなしに行き交う中でも
他人の目を気にしていては写真は撮れないんです
②シャッターを切る勇気を持つこと
シャッターを切りました
写真が撮れました
だけど、ちょっと気に入らない──
もちろん撮り直しますよね
目をつぶった、ブレた、見切れた
写真に失敗はつきものです
当然のように撮り直しましょう
これは消極的な撮りかた
シャッターを切りました
写真が撮れました
横位置でとっても面白いかも
ここのデザインかわいい、もっと寄ってみよ
下から狙って青空をバックに
後ろに誰かが通るのを待とうかな
こっちから撮ると輪郭が面白いぞ
一つの被写体に対して様々な角度から
積極的に撮ってみる
傍目に恥ずかしい人だけど
それを気にしていては素敵な写真は撮れないんです
③一つの被写体に食らいついて何度もシャッターを切ること
重ねて言いますが
カメラはシャッターを切らないと写真が撮れないんです
写真がなければ目の前のステキは
忘却の地平線を越えていってしまいます
人生を彩る写真を撮るため
シャッターを切りまくりしょう♡
たったふたつのボクのやり方②
お話を作ること、に続く