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明るくまいりましょう

先日、久しぶりに買ったフイルムカメラ、コダック エクターH35。現像に出して帰ってきた写真を見たら、1/3が露出不足で眠い写真だったの。まぁ、原因はiso200のフイルムのくせに室内なんかで撮ったりしたから。カメラの設定が絞りf11、シャッタースピード1/100sec.なのだから、明るい屋外以外は撮影に向いてないね。フラッシュをたいても2m以上離れると光が届かなそうだし。

で、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったわたしは、今度はiso400のフイルムを入れてしまった。どうかな。明るいところではみんな真っ白になるのかな。200が400になったくらいじゃそんなに変わらないかな。

インスタグラムや他のSNSの写真を見ていると、時折なんだか暗いものが流れてくることが。今回のタイトルの写真のようなヤツ。その一枚だけ見てるとそんなに変じゃないのかな、と思うんだけど、たくさん並んだ中で見ると、やっぱり暗い。

7月の県境

例えばこんな感じ。⤴︎
緑って暗く見える色だから、そんなに不自然じゃなく見えるかもだけど。

こういう写真は、レタッチされているものでよく見る。見栄えがよくなるようにしているはずなのに、思うようにならない。レタッチしている時は確かにキレイだったはずなのに──

わたしも以前からよくやってしまいます。先に言ったように緑は暗く見える色だから、あんまり明るく補正して嘘っぽくならないようにしないと、と心がけてやっていると、暗くてメリハリのない写真になっちゃうんですよ。

この原因をある写真家さんに教えてもらったんですが、全くもって意外なものでした。
「部屋が暗いんですよ」
パソコンやスマートフォンの画面とにらめっこしながらやっている時には気づかないけど、暗い環境で作業していると、そこにあった明るさに仕上げてしまうと。

つまり、写真を見てもらう環境の明るさに、レタッチする部屋の明るさを合わせなきゃ、と言うことなんです。
夜中に暗い部屋で「まぶしーなー」なんて思ってても、昼間の明るい部屋で見ると明るさが足りないんです。

明るく補正すると立体感が出るよね

撮影したときは、薄曇りとはいえこれくらいは明るく見えていたはず。全体的にすっきりしたでしょ?

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