伝えたいのはアノマリー
なぜ写真を撮るのだろう、と
つらつら半時間ほど考えてました
その答えの尻尾が捕まえられそうなので
逃げられないようそーっと近づいてみる
なぜ写真を撮るのか
──ヤバいから
そうか、そうだよね
ヤバいってどういうこと?
──とにかくスゴイ感じ
見たこともない景色や
いつもと違う夕日や
この世のものとは思えないイケメン
よだれを垂らしながらニコニコしてハイハイしてくる我が子とか
そんなのを一言で言い表せます
「アノマリー」です
写真を撮る動機となる言葉をあげてみると
「キレイ」だった
「見たこともない」
「目の前で事故が」
「2度と見られない」
……etc.
枚挙にいとまがありません
でもそれらには共通の概念があります
アノマリー、特異点です
つまり
いつもと違った状態
変則的な状況
異常事態
とにかく普通じゃない時に
私たちは写真を撮りたくなるのです
なので
綺麗な花を撮ったのも
ランボルギーニ ムルシエラゴを撮ったのも
目の前で起きた事故にスマホを向けてしまうのも
みーんな「アノマリー」だからです
──・──・──・──・──・──・──
長くなりそうなので
「みんなアノマリーのせいね」に続く
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