3/25(月)小さな疑問

退社した会社からの給料が入っていた。
思ったよりかなり少ない。これ、本当に合ってるのか…?と疑ってしまうほど。
確認するのも腰が重い。
とにかく前の会社のことは早く忘れたいのだ。
まあ別にいっか。と思った。

失業手当の説明を受けにハローワークへ。
てっきりこじんまりとした会議室くらいの規模感で、10名程度の説明会かと思っていた。
ところが規模で言えば大会議室、人数は4〜50名ほど。
今この人たちはみんな同じ境遇なんだと思うと、かなり不思議な気分だった。
まさに老若男女、幅広い世代、当たり前だけど職種もさまざま。

ハローワークの説明や、受給における注意点諸々。
やや古めのDVDを見たり、語尾の癖がやや強めな若い男性の説明を聞いたり。

印象的だったのは、「とにかく早く就職をすること」が是であり、お得であり、
もうそれは当たり前の前提として語られていたこと。

もちろん失業手当を受ける資格として、早期就職の意思がある事が絶対条件なのだから至極真っ当である。

でもなんだかずっと違和感があって、そもそも労働って、お金ってなんだ?っていうフェーズに来てしまっている私は、あまりストレートに耳に入ってこなかった。
こんな私は受給資格無いよなあ、と思いつつも、もらえるものはもらいたいので一応ここに居る。


大人になったら社会に出て働き、お金をもらい、税金を納める。
当たり前に刷り込まれてきたそれらにこれまで違和感は無かった。
現に、新卒から8年間勤めた会社を休職・そのまま退職してしばらく休んでいた頃は、社会との繋がりが切れた感覚がなんだか怖くて、焦りもあった。
働かなきゃ。働きたい。そういう思いが芽生えて、一つ前の会社に入ったのだった。


そうして当たり前に刷り込まれてきたことに対して今一度向き合って、自分なりに噛み砕いていきたい。
まずは、働くことと、お金について。
私が生活するために必要なお金が幾らなのか、その為にどうやってお金を得るのか。
明日は一日雨予報だから、買って来た本を読んで勉強の1日だ。

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