2023年10月よく聴いた音楽

botto / 野口文

C子あまね名義で活動してる時から感じていた音楽の守備範囲の広さは健在でカラフルで楽しいアルバムでした。
音色もよくよく聴いていると、ギョッとするようなものが選択されてたりするのですが、違和感なくまとめるセンスが好きです。


Javelin / Sufjan Stevens

素朴なメロディとあったかいサウンドに曲の進行とともに気づいたら存在している電子音の組み合わせが面白いと思いました。
ダークな印象は受けないアルバムですが、物悲しさを感じるところもあって、それは歌詞以外からも感じているんだろうなと思いました。


こころの生き物 / 烏兎 -uto-

曲も演奏もバックグラウンドの豊かさは感じつつもストレートに演奏してるところが歌詞の率直さと相まって感動しました。



動物の庭 / 中川理沙

カラーのはっきりした楽器や、特徴のある歌声なのですが不思議と国籍感の感じないアルバムでした。架空の国のおとぎ話のサントラを聴いてるような感覚になりました。


Remember / fellsius

クラブ仕様のサウンドに軸足がありつつもアンビエント作品としても聴けてしまうような面白いバランス感覚のある作品でした。音の取捨選択センスがずば抜けてると思いました。


Portami a ballare / Carolina Bubbico

イタリア語のもつ躍動感が感じられる歌で面白かったです。フィルターがかったようなサウンドも抑制の効いた曲にハマってました。


Lahai / Sampha

サウンドの構築力も圧倒的なのですが、なにより肉体性を感じるテクニカルな演奏が気持ちよかったです。
アルバムとしての流れも自然で一気に聴いてしまいました。

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