2023年5月よく聴いた音楽

原石!!!!!! / 市川空

ひたすらハイパーなジャズマナーなポップスが続いていくのですが、リズム面のアイデアが特にぶっ飛んでいました。
同じ系統の音楽スタイルたくさんあると思うのですがその中でも行き着くところまで来たような印象を受けました。


Akousmatikous / Salami Rose Joe Louis

打ち込みのサウンドと(おそらく)演奏してる箇所の温度差が面白かったです。トラック部分は極端にモードを切り替えてる印象があるのですが、そこにテンションをあまり動かさないリラックスした歌がたくさん重なってるのが好きです。


アセトン / 原口沙輔

多彩な音色や、強烈な世界観も素敵だったのですが何よりダンスミュージックっとしてとても練られているのが感じられたのが面白かったです。踊れる音楽を担保しながらこんなに攻めれるんだと驚きました。


Peach Blossom / Piotr Kurek

ボイスで埋め尽くされた作品なのですが、展開のさせ方やダイナミクスなど、音の質感だけに頼っていないところが面白かったです。


掬ぶ / 高山燦基

歌とギターがまっすぐで素朴でほっとするような感覚を味わえました。そのなかで、曲の中にたまに差し込まれる透明感のあるピアノや管楽器の音が良いアクセントになっていて面白いアルバムでした。


Lean In / Gretchen Parlato, Lionel Loueke


ギターとボーカルのデュオ編成なのですが、Lionel Louekeのパーカッシップなボイスもあって、不足感を全く感じない演奏でした。
音楽のエッセンスを濃縮したような作品で感動しました。


あのうたがきこえる [feat.Ema & 吉田紗良] / 象眠舎

リッチな編成だから感じられるスケールの大きさに感動しました。またそれを扇情的に感じさせないバランス感覚が素晴らしかったです。

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