2023年6月よく聴いた音楽

e o / cero

白昼夢のようなボワッとしたサウンドが印象的な作品でした。
曲によって前面に出てる楽器がガラッと変わるのに一貫した印象になってるところが好きです。押し引きのバランスが素晴らしかったです。


Pulser / Arthur Hnatek Trio

プリミティブな音と電子音の混ぜ方が面白かったです。鳴ってる音がどこから鳴ってるのか想像できそうでできないところがこの曲の良いフックになってるように感じました。


The Omnichord Real Book / Me'shell Ndegeocello

シンプルなループで豪華なゲスト陣とジャムセッション的な演奏を繰り広げるアルバムなのですが、とにかくループが気持ち良かったです。
色々な演奏スタイルの方がいるのですが、どんな演奏も受け入れる懐の広さを感じました。


Persona / 松木美定

畳み掛けるようなドラムがとにかく気持ち良かったです。打ち込みだからこその制約のない打ち込みドラムが好きなところだったのですが、人力でねじ伏せられるとまた違った面白みがあることがわかりました。


KESHIKI / Various Artist

参加している面々の音楽性の微妙な一致のしてなさとルーツとして押さえてる音楽が共通してるところが面白いアルバムでした。
いかつい演奏と程よいローファイ感感じる録音が面白かったです。


Rádio Mistério / Pedro Martins

若手からベテラン勢まで幅広く出てるアルバムなのですが、特にChris Fishmanが参加してる演奏が好きでした。
Pedro Martinsにも共通してるのですが、端的に言葉で表現できるような尖った演奏スタイルでは無いのですが、明らかに今までのプレイヤーと異なる質感を感じました。


salvation - With ensemble / モノンクル

低音ゴリっと出す時のピアノとベースのコンビネーションが美しかったです。
アコースティックな編成がほんとに似合うお2人だなと再認識しました。

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