4コマ漫画のつくり方〜我流〜②
「ところでピクト、目ないけどどっち向いてるん?」とふと思う。
あっち向いてホイ大会を脳内で開催させてみるものの、やはりどっち向いてホイ状態。
「じゃあどうやってあっち向いてホイで決着つけんのよ?」
「あぁ、そうか。顔が丸ごとそのまま動いてるんやわ。スライド式に。」と気づく。
スライド状態の4コマ目(オチ)を描く。
比較になるから、1コマ目は普通にあっち向いてホイさせよう。
2コマ目に指摘させよう。
3コマ目はスライドオチにもっていくためにリクエストさせよう。
ということは最後は?
いや〜..あっち向いて、と、ホイ、は分けたい。オチの前に一息置きたい。なんかスピード感が出そうな気がする。という謎のこだわりがでてくる。
じゃあ4コマに収まらん!
どっか削れ削れ!
せや、題名を「あっち向いてホイ」にすれば、冒頭のセリフ、いらんやん。
セリフを詰めろ詰めろ!
そいで、できたのが
こうやって、コマ数のことを何も考えずに描くと、5コマ6コマになるときがある。
セリフと絵とにらめっこしながら、削って…
最終的には割と4コマで事足りる。
あと、コマの「間」で遊びたいので、なるべくセリフを少なく、最低限にしようとしている。
折角ピクトが主人公。
内容も説明的にはしたくない。