無課金 vs. 課金～最終講～

初心者にFXで勝つ近道を教えよう～最終講～

写真を少しばかり嗜む。
カメラにレンズ、照明機材
現像や画像処理のソフト。
デジタルデータを保管する外付HDDは
年に一台の割合で増殖し続ける。
今年はコロナで見合わせたが
毎年ヴェネツィアに撮影に行く。
キッチン・家具付アパートを借りて
10日～2週間滞在する。
趣味である。一銭の金にもならない。
機材や旅行費などを必要経費にもできない。

人は何かしら趣味を持つ。
一銭にもならない趣味に金をかける。

コスプレが趣味という女性が知り合いにいる。
仕事が休みのときはもちろん有給を取ってまで
コスプレにいそしむ。
衣装やメイク、撮影機材や編集ソフト
イベント参加費やスタジオレンタル代などなど
実家暮らしをいいことに給料のほとんどを注ぎ込む。

三度の飯より馬が好きな友人がいる。
競馬で食えるわけがない。負けばかりである。
府中と大井にマンション１軒ずつ持てる額を
これまでに競馬でスッたと悪びれもせず言う。

恋人にも奥さんにも打ち明けられない
特殊な性癖の持ち主が知人にいる。
特殊な性癖を満たすため特殊な店に通いつめる。
そのためには毎月２０万３０万を厭わない。

収入を生まない趣味にすら金をかける。
FXで長く稼ぎ続けるスキルを身につけたければ
それなりの自己投資は当然覚悟すべきだ。

ネットには無料の情報が溢れている。
YouTubeでタダで学べることは多い。
しかしそれには限界がある。
ゲームを無料でプレイできるのは
あるレベルまで。それ以上は課金が必要だ。

急いで付け加える。
自己投資のつもりで高額な商材を購入せよと言うのではない。
高額である必要はない。高額だからいいとも限らない。
いつまでも無課金ではスキルアップは望めないと言っている。

あからさまな詐欺商材や詐欺まがいが横行している。
これに対しては蛇のごとく聡くありたい。

1日3回毎食後に服用すれば記憶力が抜群になって
3週間で六法全書を丸暗記できるというサプリを
だれが真に受けるであろうか。

就寝前に飲んで翌朝目覚めると
英語がペラペラになるという錠剤を
信じて買うバカはいない。

いないとも限らないからこういう商法が横行する。
壺を買えば幸福になれるだとか
ゴールドのチェーンを身につければ女子にモテるだとか
財布に入れておくとお金が貯まるだとか
飲むだけでFカップも夢じゃないだとか
こんな謳い文句に弱いという自覚がある人は
FX界隈のいかがわしい商法の恰好のカモだから
くれぐれも、くれぐれも、ご用心。

たとえばだれかが
この眼鏡をかけてチャートを見れば
優位性のあるエントリーポイントがわかると
赤と青のセロファンを貼り付けたものを
50万円で売りつけようとしたら、買うかね。

買うまい。ところがである。
1クリックで1億9000万円とか
FXの知識ゼロ経験ゼロでも
チャートに出現する矢印に従ってトレードするだけで
年収5000万、億り人も夢ではないとなると
うっかり騙される者がいかにあまたいることか。

うまい話には裏がある。甘い誘いには罠がある。
資本主義経済圏の現実だ。

世に出回っているFX教材・商材は
詐欺か詐欺まがいか
価格に見合わぬものばかりだと思っていい。

毎朝7分、5つの条件をチェックするだけで
だれでも毎月60万円という有名商材がある。
30万でも安いが特別に3万で販売する、と。
その内容たるや300円の値打ちもない。

これがいい、あれはすごいと
ネットやYouTubeが盛んに勧める。
アフィリエーターの仕業だ。
自分のリンク経由で商材が売れると紹介料が得られる。
3万円の商材のうちアフィリエーターの取り分は1万5000円。
必死になって宣伝するわけである。

本気で北京語を習得したければ
苦労して学習する以外に方法はない。
1日30分聞き流すだけなどというものに
心を動かされてはならない。

本気でFXで身を立てたいのなら
苦労して学習する以外に方法はない。
そのために必要な出費を惜しんではならない。
ネットに溢れる私利私欲まみれの情報の中から
自分に本当に必要なものだけを拾い出す賢さが求められる。

勉強が嫌だからと赤と青のセロファンのメガネに
5万10万出しても意味がない。
ダウ理論についてもっと知りたい
一目均衡表を極めたい
フィボナッチの奥義を伝授されたい、などなど
発起して書籍や教材や手法に金をかけるのが順当である。

最後に、レビヤタンシステムを紹介しておく。
有料商材に誘導しようというのではない。完全無料だ。
この国の商材屋や投資詐欺師に対するアンチテーゼとして
本来であれば数万円数十万円で売りつけてもどこからも苦情が
来ないであろう内容の記事をすべて無料で公開している。
初心者・初学者には難しい部分があるかもしれない。
少しずつ知識を身に着け、実地で経験を積み、手痛い失敗を重ね
回り回ってレビヤタンシステムにたどり着くのが
実は一番の近道かもしれない。

トレードに欠かせない３つのMとよく言う。
Money - Mind - Method の３つである。
すなわち、資金管理 - メンタル - トレード手法だ。
レビヤタンシステムはこの３本柱で構築されている。
この３つを理解し、習得し、実践する限りにおいて
レビヤタンシステムは”聖杯”と言い切っていいトレードシステムだ。
機会があれば是非ともご自分のものにしていただきたい。

レビヤタンシステム｜落ち穂｜note