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平常心であることが難しい

一人での稽古

 自宅で一人稽古をしているときや、お師匠とワンツーマンで稽古させていただいているときは、他人の目がない(厳密には師匠にガッツリみられていますが)ので、ある程度、自然体になりやすい環境でお点前を行うことができるのかなと思っています。

そもそもお茶は

 とはいうものの、お茶は亭主と客との一座建立の中で行われるものですから、お茶を介したコミュニケーションが大切です。当然、お点前は第三者の目の前で行われることが普通です。
 言い換えれば、今の自分の稽古環境のほうが異常(!?)なのですよね。人前で自然にお点前ができるように、稽古環境を整えたいところです。

今月から

 それで、お師匠と相談して他の生徒さんの時間帯と合わせて稽古をさせていただくことになりました。その時々で変わりますが、3~4人でいっしょに稽古させていただくことができそうです。

実は今月上旬に

 初めてお茶に触れるという方々へのパフォーマンスで、自分がお点前をして、師匠がお点前の流れを説明する…ということをやったんです。全くお茶を頂いたことがない、お点前を見るのも初めて、という方々を前に緊張したんでしょうね。基本の運び薄茶点前(風炉)にもかかわらず
(1)お茶を茶碗に入れた後に水指の蓋を開け忘れた
(2)拝見で棗を清める時に、客前まで回ってしまった
というケアレスミス。。。
 落ち着いているように見えて焦っているんでしょうね。平常心であることを心掛ける。どんなお点前を教わっても、その気持ちを忘れないようにしていきたいものです。

おわりに

 来週のお師匠とのお稽古は、四ヶ伝の台天目(炉)の予定です。他の生徒さんもおられるので、まさに平常心の気持ちで臨みたいものです。
 というか、他の生徒さんたちはお茶名を既にお持ちだったり淡交会正会員の方々なので、まだ正会員の段階ですらない自分は間違って当然くらいの広い気持ちで取り組もうと。(笑)

2024.4.18 落合淳弥【虚無】

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