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地方型ビジネスと株式投資型クラウドファンディング

一言で地方創生と言えど様々な方法があります。
そのひとつが地域特性を活かした事業です。

FUNDINNOではこれまで多くの地方企業を支援してきました。
北は青森から南は沖縄まで隔たりなく行っています。
(2021年1月26日現在)

[株式会社フォルテ]@青森県
https://fundinno.com/projects/22

[琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社]@沖縄県
https://fundinno.com/projects/105


それが高じて行政や地方の金融機関との連携も順次お受けしております。

[南相馬市と市内のベンチャー企業等の資金調達を支援する金融機関として連携協定を締結]
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000106.000021941&g=prt

[株式会社福井キャピタル&コンサルティングと包括的業務連携]
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000021941.html

【なぜ地方企業?】
これまでエクイティファイナンスは難しい印象がありました。
もちろん地方にあるVCが限られているということもあります。

儲からないから?マーケットが小さいから?ビジネスが古いから?
それぞれ可能性はあると思います。

理由のひとつは『時間がかかる』ことです。
(*詳細はまた別の機会に記載させて頂きます。)

多くの VCの運用期間は10年以内です。
つまりはその中で成果を上げてリターンを出さなければなりません。
初めての接点から投資判断、運用、成果まで、10年内で出すのは簡単なことではありません。

[新規上場6年若返り、設立から平均17年 2000年比]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD15BFG0V11C20A2000000?unlock=1

スタートアップの方も様々数字は出ていますが、平均11-13年あたりで出しているデータが多そうです。
そのため、上場に時間がかかる、着実に実績を上げていく企業はエクイティが向かないケースがあります。
平均年数のボリュームゾーンはどこなのか、ハイリスクハイリターン(短期上場)よりもミドルリスクミドルリターン(中長期での上場)の方が件数は多そうです。
ここで先の考え方に戻ると後者は決して悪い会社ではないので、課題は『時間』と言えます。

それが株式投資型クラウドファンディング(以下、ECF)では、「普通株主」なので満期がありません。
「ファン株主」という側面もあるため、ファンドよりもゆっくり時間軸を持つことができます。
強いてはこれまで出資を受けにくかった企業が調達する&そこへ出資できる可能性があります。

また、ゆかりがある、地元だから応援したい、というユニークな観点もあります。
ECFだからこそできる機会提供です。

これが地方企業に注目している理由の一つです。
また別の記事で事例も含め、ご紹介していきます。

(以下、関連参考記事)

【見直されるESG投資】
ただ、近年はユニコーンに対して『ゼブラ企業』とも言われ、ESG投資や社会的インパクト投資が投資判断として求められるようになってきました。

[出典:「ESG情報を投資判断に活用」運用機関の95%以上、目的は「リスク低減」]
https://moneyzine.jp/article/detail/216717

【スポーツチーム(ファンビジネス)とクラウドファンディング】
ECFが特別ではなく、「ファンビジネス」として出資を募ることはこれまでもありました。

[琉球ブルーオーシャンズ]
https://finance.ryukyu-blueoceans.jp

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