見出し画像

ゆたかみどり2022年夏(鹿児島)

基本スペック

系統:ゆたかみどり系統(宇治在来)
親:あさつゆ(宇治在来)の自然交雑

レビュー

5点:ミルクティー(加糖ミルク先入れ)
香りも味も余韻も良いので高いレベルでバランスが取れてる。なんでも合うと思う。シナモンを入れたらアップルシナモンロールとほぼ同じなのでかなり合うと思う。ミルクでは一番だと思う。

4点:ストレート(インド流)の途中でミルクを追加
茶液の水色は深みのある紅色。
立ち登る香りはトウモロコシ系の香ばしさ。そこから黒糖のようなまったりした甘さ。

飲むと穏やかなモルティ感。アッサムを思わせるが芋っぽさはなく、雲南紅茶にも似ていると感じた。酸味が強かったりするあちらと比べこれはそれもなく、優しい甘さも相まって非常に飲みやすい。それでいてコクも感じられるのでミルクを垂らしても美味い。総じて安心感を覚える。

突出してる点は無いが、全体的に良くまとまっていると思う。それこそアッサムや雲南紅茶が好きな人向け。

4点:ストレート(インド流
似たもの同士アップルパイに合いそう。シンプルなのでフルーツ系スパイス系のアレンジティーにいけそう。柔らかい甘い酸味なので似たようなライ麦パンやハード系のパンと合いそう。サラダ、ポテトサラダに甘味をプラスして美味しくしてくれそう。マヨネーズ系料理をクリアな甘みがさわやかにしてくれそう。クリアさがぜんざいのしつこさを和らげて後味すっきりさせてくれそう。

3点:ストレート(中国流
旨味と甘味が強い!!玉露???え、玉露じゃないキミ?!強い旨味と甘味がメインで柔らかい渋みは気にならない程度。後味ギュギュッとコク旨風味。
アイスティーも美味しいだろうなぁ
自分は玉露が好きだから美味しく飲めているが、苦手な人はどうだろう?覆い香が引き立つ緑茶を発酵させただけと言われたらそれまでって感じ。この子は人を選ぶ紅茶だな〜

3点:ストレート(インド流
水色はルビーレッド。焙煎香、かりんとう等ザラザラした粒子の粗い砂糖の甘い香り、花の香り、少しハーブのような青い香り。渋みやや強くコクも強い。余韻は普通。黒糖のような甘み。中心に緑茶のような味わいが。2杯目ウィズミルクで飲んでみたが今ひとつ。ブラックで醤油のきいたせんべいなど香ばしいおかきをお茶請けに飲むほうが合うかもしれない。

3点:ストレート(中国流
甘い香りで後から草のような香りも。甘味と旨み強く良い渋み

3点:ストレート(インド流
味が濃く,紅茶を飲んでいる感が強くて良かった.
一方で,濃い味の中にも,上品な余韻が感じられた.
普段飲んでいるリプトンのイエローティーのティーバッグと比べると,味わいを派手にして上品にした感じだった.
渋みが強く,味が強いお菓子や,ミルクティーが合うだろう.

3点:ストレート(インド流
キャラメルのような甘い香り。
やや強めの枯れ葉の香ばしさが続く。
さっぱりとした飲み心地ながらじんわりとした旨味が残る。
強く甘い香りとのギャップが面白いお茶。

3点:ストレート(インド流
昨日の「あさつゆ」同様、見た目が赤茶色でいい感じであったが、香りと味わいは少し薄かった。

3点:ストレート(インド流
・茶葉
他の茶葉より細くて、過抽出になるかも知れない
アッサム系の香りと同時に青臭いようななにか濃厚な香りが覆いかぶさるようにきた

・液体
風味の好みが結構分かれそうだと感じた
紅茶:牛乳=10:3の割合が美味しかった
ストレート美味しく飲むにはコツが居るため中級者向けな印象

・飲みたいシチュエーション
午後のおやつの時間のお供に

3点:ストレート(インド流
乾燥茶葉の状態から飲み終えるまで、一貫して懐かしい甘みを感じてこの甘い香りはとても好きです。例えるならべっこう飴。同条件で飲み比べていますが(150cc3.5m)がっつり色と渋みも出て、和紅茶でこういう味も出せるんだ!とびっくりしました。これで黒糖ミルクティーとか作ったら美味しそう。今回はちょっと渋すぎた気もするので、良いバランス点を見つけるのに何回か試行錯誤する必要がありそう。

2点:ストレート(インド流
例えばある人のことが嫌いだとする。何故嫌いなのか考えてみると、口調が横柄だとか、やっかいな信念を持っているとか、お金にうるさいとか、色々な嫌な部分が浮かんでくる。
でも改めて考えてみると、嫌な部分があるから嫌いなのではなく、嫌いだから嫌な部分を気になってしまうだけではないだろうか。じゃあその嫌いって何なのかと考えれば、結局何となくそう感じたという言語化できないモヤモヤした部分に行き着く。
何となく自分に合わないなと思う紅茶も同じで、ここがよくないから好きじゃないというよりも、何となく好きじゃないからよくない部分が気になってしまう。
ただ複数紅茶を飲み比べていると、その好きじゃないとは何かが少しずつはっきりと見えてきた。今の私はオッと煌めくようなインパクトのある香りや味を求めているから、引っ掛かりなく飲みやすいものを好きじゃないと感じているようだ。きっとこういうさらっと飲めてわずかな苦みがあるような味わいがいいんだよな、と思う日もあるのかもしれない。

2点:ストレート(インド流
飲み口は軽めに思えたが、口の奥の方で金属を口に含んだような渋の感覚が残る。
飲んでもやや口に残る。
冷めるとこのえぐみが強くなってくるため、あとになるほど飲みにくくなってきた。
最初の飲み口は軽い。
昔水出しのアイスティー用、と言われた茶葉がこんな感じの味だった。
水出しアイスティーに向いてるかも?
個人的には合わなかった。

1点:ストレート(インド流
トマトの様な香りで渋味酸味を感じました。茶葉が細かめだったので淹れ方を研究すればいけるかもしれないです。

講評

平均点:3.29

5 |■
4 |■■
3 |■■■■■■■■
2 |■■
1 |■

良いところ:

  1. ほんのりした甘味が感じられるとの評価があります。

  2. 香りと味わいのバランスが良く、杯を重ねても風味と香りが続くとされています。

  3. サツマイモ感のある甘い香り、クリアで口当たりなめらか、発酵感があり程よい渋み、茶葉本来の味わいがあるやわらかな余韻、安定感があるといった特徴が好評です。

  4. 華やかではっきりとした印象で、ほんのり蜜香が感じられるとされています。

  5. 良い色と香り、お茶の美味しさや適度な渋みが心地よいとの意見があります。

  6. 渋味が少なく、風味のバランスが良く、アイスやミルクにも合うと評価されています。

  7. インパクトが強く、品種のキャラクターが確定しているとされています。

  8. アッサムとは異なるコクと甘みが感じられるとの意見があります。

  9. 香り、甘味、旨味の3つが上手く纏められているとされています。

  10. サツマイモ感とミルキーな香りが甘く、ほくほくと濃厚な余韻があります。

  11. 渋味がなく、飲みやすいとの評価があります。

  12. 味わいがすぐに感じられるとされています。

悪いところ:

  1. 特にないと感じる声があります。

  2. 初めの一口目の印象が強いが後があまり続かないとの指摘があります。

  3. ミルクを入れすぎるとミルクに負けてしまうとの意見があります。

  4. 3分抽出で強く濃い味に感じるため、淹れるのにテクニックと見地が要るとの指摘があります。

  5. 和紅茶の側面が強すぎて緑茶を感じる違和感があるとの指摘があります。

  6. ミルクを入れてもミルキーさがあまり感じられないとの意見があります。

  7. 香りが弱い、強い甘味がある、渋みが残る感じが好き、香りが爽やかなど、好みが分かれている意見もあります。

総じて、「ゆたかみどり」紅茶は良いバランスの味わいや香りがあり、アイスやミルクにも合うなど幅広い楽しみ方ができると言えます。ただし、個々の好みによっては一部の要素が合わないと感じることもあります。

生産者情報

お茶のうずまき屋(鹿児島県屋久島)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?