みなみさやか2022年夏（宮崎）

2023年11月27日 22:39

基本スペック

系統：たかちほ系統（宮崎在来）
親：宮A6（たかちほ×宮F1-9-4-48）×茶本F1NN27（やぶきた×s6）

レビュー

5点：ストレート(インド流
スーパーで買ってきたティラミスを食べながら、パッと手に取った「みなみさやか」を合わせてみた。
ティラミスに負けない甘くやわらかな香りと、もったりした甘さを中和するさっぱり感。これは私の好きな味だ。パクパクティラミスを食べ、ゆるゆる紅茶を飲みながら、満ち足りた日曜日の夜を過ごした。
いままで何となくで食べていたが、カフェでケーキと紅茶がセットで出されている理由が改めて分かった気がする。いい組み合わせなのだな。

5点：ストレート(インド流
ローズマリー蜂蜜の様な芳醇でフローラリーな深い味と香りが素晴らしい。お料理やお菓子に彩を添える感じでお料理もお菓子もみなみさやかもどちらとも良さがでそう。フローラリーな華やかさと素朴でバターの香りがするクッキーやスコーン等に合いそう。くずきりの白蜜黒蜜どちらでもいけそう。そば、おでん、煮物等素朴で出汁の利いた和食にも合いそう。特にフローラリーでエレガントなのでハレの日の料理おせちにも華やかで合いそう。ガレットやフレンチにもいけそう。

4点：ストレート(インド流
メロンや青さの残るパパイヤ等の、南国系のフレッシュ果実香と、甘く芳醇な花香が風のように口内をするりと抜けていく。
後半どこか旨味に和のテイストを感じる。
渋みも無く飲みやすい。華やかフルーティーで美味！

4点：ミルクティー（加糖ミルク先入れ）
ミルキーな優しフローラリー感であんこ菓子、落雁、草餅等香り高いお菓子に合いそう。香り高く華やかなのでハレの日のお料理やおせちに合いそう。

4点：ストレート(インド流
甘いランとクチナシのような花、非常にメローな花蜜の香りが後に残る。
風味は非常に華やかなランの花。
口に含むとマイルドな旨味が広がる。
塩気と酸味と共にほどよい渋味が感じられコクのある味わい。
後味に弱い旨味。

3点：ストレート(インド流
水色は琥珀色。蘭の花のような香り、草原のようなスーッとした清涼感のある香り。ネロリのような上品で甘い柑橘類の花のような香り。飲み心地強く余韻もある。渋み丁度良い。酸味結構あり。飲み干した後薔薇の蕾のような香りが立つ。

3点：ストレート(中国流
初めて飲むようなタイプのお茶。ぶどうを食べた時のような渋さがあるが不快にならずに飲める。少し甘いが甘さが持続せずあっさり引いていく。甘いものを食べながら飲みたい

3点：ストレート(インド流
香りはそこまで強くない、渋みもあまりなく味も癖がなくて飲みやすい！
日本茶の風味が強いと感じた。

2点：ストレート(インド流
水色は多少暗めの紅色。ハーブを思わせる香りの主張が強い。どことなく清香の台湾茶的ニュアンス。踏み込めば四季春の青さに通じる。

味わいの上でもハーブの青さが付いて回る。
主張がややくどいか。飲んだ上で鼻から抜けるのもそのハーバリーなキャラクター。香りの抜け具合がもろに四季春。

紅茶である必要性に疑問を覚える。微かな収斂味に紅茶の趣を覚えるぐらいにはかなり発酵の軽い烏龍茶に寄ったお茶だ。ならば初めから烏龍茶で作るべき。そう感じた。