むさしかおり2022年夏(静岡)
基本スペック
系統:さやまみどり系統(宇治在来、狭山開発)
親:やぶきた×埼玉27F1-73(さやまみどり×硬枝紅心実生)
レビュー
4点:ストレート(インド流
フラワリーで奥深い味わいと、透明感のあるスーッと消えるような伸びやかな余韻。
雑味が少なくスッキリとしていて、上品で美味しい〜!!!
淑やかで優しい、貴婦人みたいな味。
4点:ストレート(中国流
第一印象は華やかな香り、口に含むと旨みもしっかり。杯を重ねると酸味とキレも出てくる。
4点:ストレート(インド流
久しぶりにゆったりと紅茶を飲んだ気がする。忙しく片手間に飲むのではなく、紅茶にしっかりと向き合いながら飲む時間は贅沢で満たされた。
カップから立ち上るあったかな湯気を吸い込むと、昔中華街で口にした美味しい中国茶を思い出した。あんまり私のイメージした紅茶っぽい香りではないが、でも好みの香り。
味もスッキリとした美味しさで、晩ごはんに食べた餃子の後に飲んだのも佳き組み合わせだった。
4点:ストレート(インド流
水色はやや濃いめの橙色。上品で繊細な甘い花香が強く香る。花香の水仙のよう。飲み心地強くミネラルを感じる。飲んでいてとても美味いので製茶技術の高さを感じる。渋みはややあるがほとんど気にならない。余韻がもう少しあれば…。どんなお茶請けも合いそう。茶を飲み慣れている人に勧めても大丈夫だろう。
4点:ストレート(インド流
強いランの花が香る。カラッとしたクリスピーな香ばしさもあり、とても香りが華やか。
冷めてくるとサイプレスのような樹木のアロマ。
風味は上品な花。
穏やかな甘味がメイン。
じわりと塩味や旨味が続いていく。
3点:ストレート(インド流
水色は多少明るめの紅色。
香りはほんのり洋梨のコンポートを思わせるキャラクター。そこに花蜜の甘さが入り交じる。
ジワーっと口の中に広がる感じ。
渋み苦みの類は皆無でやんわりと甘さが残る。
どちらかと言えば淡い味わいだが、不思議と甘さは持続する。
鼻から抜ける香りは蜜の絡んだ瑞々しい和梨的なイメージ。多少のバラの花感。飲んだ後も呼吸の度にそれを感じる。
3だが3.7くらいか。
なんか惜しいのだ。
3点:ストレート(インド流
300mL/3分で淹れました。
香りは中国茶っぽい、香ばしい香り。
甘みと程よい渋みが感じられました。
旨みがぎゅっとしている感じ。
2点:ストレート(インド流
本品は香りが良い。例えるならば花畑にいるような、優しく落ち着く香りがする。飲んでいる最中にも、積極的に匂いをかぎたくなるような、よい香りだった。
味は薄味気味であり、私が普段飲んでいるリプトンのティーバッグのイエローティーに比べても軽めの味わいである。作業をしながら飲むのにもよいかもしれない。
本品に茶菓子を合わせるならば、甘いケーキなどが良いかもしれない。
飲んだ後に若干目立つ渋みが気になったのと、個人的に主張が強く刺激のあるお茶のほうが好きなため、2点とした。
講評
平均点:3.5
5 |
4 |■■■■■
3 |■■
2 |■
1 |
良いところ:
フラワリーで華やかな香りがあり、心地よいのど越しとスッキリした香りが楽しめる。
香りが非常に良く、旨みと甘味が強く、キレも感じられる。
香りが高く、ミネラル感があり、雑味が少ない綺麗な飲み心地のお茶。
淡白かと思いきや持続性のある味と香りがあり、独特のキャラクターが感じられる。
鼻に抜ける優しく爽やかな香りが印象的で、主張が強くなく飲みやすい。
悪いところ:
パンチがないと感じる人がいる。一部の人にとっては物足りないかもしれない。
イメージよりも紅茶らしさがないと感じる人がいる。
難しい塩梅で、味が淡白であると感じる人がいる。甘さをもう少し強くしても良いかもしれない。
味に特徴がないと感じる人がいる。香りが良くても、味に主張が足りないという意見もある。
一口目には感じないが、何口も飲むと後味に渋みのような印象が残ると感じる人がいる。
生産者情報
マルヒ製茶(静岡県磐田市)
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