知ってるけど知らないやつ
矛盾じゃないんですよね
知ってるけど知らないやつ。
ここで私が言う「知ってるけど知らない」の定義は
名前だけ聞いたことある。は除外する。無限すぎるから。
じゃあどういうのかというと、ある程度の概要は知ってるという程度。
分かりやすく「鬼滅の刃」で例えると、
鬼になってしまった妹の禰豆子の為に兄の炭次郎が鬼殺隊に入隊して、仲間と共に頑張る話。鬼無辻無残という奴が鬼の総大将で主人公の仇である。
このレベルだ。ちなみに私のおける「鬼滅の刃」の理解度もこの程度だ。
あとは周りの仲間達の情報、猪頭とか眠ると強い奴。○○の呼吸、強いと痣ができる、逃げるな卑怯者ぉぉ!とか断片的なワードしか知らない。
表面的にしか知らないので、アニメや漫画を視聴済みの人とは、あそこのシーンが・・・とかあいつの生い立ちが・・・等と会話が出来ない。
まさしく、知っているけど知らない。
興味が無いわけじゃない
なんでこんなことを考えていたのか、それは友人数名と遊戯王カードで遊んでいた時、休憩がてら雑談をしていたら「ガールズ&パンツァー」(以下ガルパン)というアニメの話になり、そこからアニメ上映会までに発展した事に起因する。
もちろんこのガルパンも知っているけど知らないコンテンツのひとつだ。
いや、今はひとつだったと言うべきか。
流行していた当時、女子高生×戦車とはまた粋な・・・なんて考えていたのを覚えている。
ざっと内容を要約すれば、大洗を舞台とし、女子高生が戦車に乗り、架空の武道「戦車道」を極めんとするスクールライフ物語。簡単に言えばこんな感じのアニメだが、その実、内容はとても濃いものだった。
登場する女子高生たちそれぞれが、車長、通信手、操縦手、砲手など得意分野に分かれ戦車に搭乗し、スポーツであるが故に死人こそ出ないが、なんでこれで死なないのと突っ込みたくなる実戦さながらの戦車バトル。そしてなんと主人公の所属する高校は廃校の危機であり、それを回避せんが為に死力をつくす乙女たち。楽しみたいが為だけに戦車道に興じているわけではないのだ!
実に面白かった。パンツァーフォー!
だから言ったのに
はい。出ました。出てしまいました。
「面白い」
実を言うとわたしはこれを恐れていた。
生来私は、熱しやすく冷めやすい質の人間の為、ハマると見境なしに
その周辺のものを集めたくなってしまうのである。
ガルパンに関するwikipediaは読み漁ったし、どんな商品展開をしているのか、調べるに調べた。既に今、私のアマゾンのお気に入りリストには主人公の女の子達が戦車に乗っているフィギュアが入っている。
かろうじて即購入は回避したが、ポチるのは時間の問題だ。
非常に危険な状態だ。過去の過ちを繰り返してはけない。
いったいどれだけのモノをメルカリで処分してきたと思っている!
しかし今や脳内は2割ほどガルパンが占めている。googleの検索履歴もガルパン関連のことばっかり。これはまずい、いったんゲームでもして気を紛らわさなくてはいけない。
はわっ!!
ステラブレイド起動したつもりがワールドオブタンクスになってるぅーーーーーー!
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