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派遣会社からの転職者インタビュー

私は大学を卒業後、外資系人材派遣会社に入社し、営業部門を経て、現在は管理部門でシステム統合や雇用管理に関わる業務を担当しています。就職活動していた当時は、人と関わることが好きで、求職者のサポートができたらと、人材派遣会社に入社しました。
しかし、30代半ばあたりからこの人材派遣会社でのキャリアビジョンがイメージできないまま、気がつけば社会人の折り返し年齢の40歳を過ぎ、このまま私は転職せずに定年まで今の人材派遣会社にいるのかな?と、将来に対して漠然と不安と焦りを感じるようになっていました。
そんな中、コロナ禍で在宅ワークがメインの働き方になり、働く環境が変わったことで、腰痛や冷え性が以前より悪化したため、鍼灸治療院に通い始めたことがきっかけで、鍼灸師という職業に興味を持ちました。
女性の鍼灸師の方の丁寧な施術と親身に話を聞いてくださる姿に影響を受け、鍼灸師に転職して働いてみたいと思うようになりました。私と同じように長年冷え性や身体の不調を抱えて悩んでいる人は多くいるはず。そんな同じ悩みを持っている方に寄り添えるような鍼灸師の仕事に、これからは携わりたいと思っています。
40歳を過ぎてからの転職は、なかなか勇気のいることです。大学卒業後、何かに打ち込むこともなく気がついたら40歳を迎えてしまった自分を後悔しているので、この思いを大事にしたい、そして人生100年時代と言われる今、セカンドキャリアを目指すのも遅くない!と転職することを決めました。
今は、人材派遣会社の仕事をしながら転職する鍼灸師の勉強をしています。仕事と勉強の両立は大変ではありますが、達成感とやりがいを感じながら毎日充実した日々を過ごしています。若い人にはない経験値を武器に、私にしかできない鍼灸師を目指して頑張ります。

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