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【統一地方選挙】東京都内における維新の飛躍可能性 (国政選挙結果に基づく予想付き)

 今月2日に投開票が行われた品川区議補選で、日本維新の会公認で立候補したせらく真央氏が初当選を果たした。都内における補欠選挙(ましては当選人数が3人の選挙も含む)で維新が当選者を出したのは結党以来初めての出来事となり、これは大きな飛躍と言えることができるだろう。

【品川区議補選結果】

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kuseizyoho/kuseizyoho-sensei/kuseizyoho-senkyo/kuchou/20221002183434.html

※えのした→自民党 松永→立憲 せらく→維新 土田→共産
いながき→生活者ネット

また今回注目すべきは、品川区議会で「維新単独会派」が誕生するという点である。今まで、品川区議会では維新現職の松本ときひろ議員(Twitterリンク)が在籍しているものの、維新議員は1人であるために議会上は「無会派」となっていた。(品川区議会 会派別名https://gikai.city.shinagawa.tokyo.jp/profile/group

しかし、今回せらく氏が当選したことにより、品川区議会で維新党籍の議員は2人となり会派を組むことができるようになった。

会派を組むことにより、①質問時間の増加 ②会派結成に伴う影響力の増加(議会広報誌に掲載されやすくなる)等 多くのメリットを被ることができる。

都内23特別区では、無所属や他党籍や無所属の議員と統一会派を組むケースが見られるが、維新単独で会派を組むのは品川が初となる。
(15年の維新結党以降、都内ではこれまで目黒区(〜19年)、大田区(〜18年で1議会における2人以上の維新議員の在籍・会派が存在していた)


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