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首長選挙から見る、維新の全国進出の可能性 〜過去6回の首長選挙をまとめて分析〜

先日行われた尼崎市長選挙は、現職市長後継で市の教育長などを務めた松本真氏が維新の新人大原氏との一騎打ちを制し初当選を果たした。日本維新の会は、大阪以外で初の“公認首長”獲得に向けて勝負をかけたが敗北した。これまで維新が大阪以外で公認首長を擁立した8区市長選挙全てで負けている。党としては尼崎市長選挙で勝利し、来年の統一地方選挙への追い風を吹かせたかったが、逆に痛手となってしまった模様だ。

しかし、尼崎市長選挙と同日に行われた尼崎市議補選や他地域とはなるが松戸市や舞鶴市など公認候補を擁立した議会選挙では全勝するなど勢いは落ちていないと見ることもできる。市長と議会選挙、背反する2つの選挙結果からどのような事を読み取ることができるのだろうか。また、これまで過去6回擁立した首長選挙での「敗因」とは。今回は首長選挙に特化した分析に加え、大人気の維新小話ネタを交えてお伝えしていく。

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