見出し画像

毛糸の帽子

最近寒い日が続いたので、ニット帽が欲しくなりました。
しかし、私の住む地域では、ウール100%の帽子はあまり売られていません。
大量に並んでいるアクリル毛糸の帽子は色もデザインも豊富ですが、どうしても熱が逃げてしまいます。ウール混も同じ。
寒がりの私には、どうしてもウール100%がいいんです。
でも、このままだと、欲しい帽子を見つける前に春を迎えてしまうかもしれない・・・なので作ることにしました。


材料・道具
・ウール毛糸(最終的に5玉)
・輪編み針
・とじ針

道具はすべてダイソーで揃えました。あと数ヶ月待てば、近所に大型手芸店(ユザ○ヤ)が出来るらしいのですが、そしたら春になっちゃうので。
それに、帽子以外に作る予定もないのに、道具にお金をかけなくてもいいかなぁ、と。(道具が良いと、作りやすいんですけどね。もしくは、思い切って棒針やめて箸とかでも良い・・・とかも。結局、棒針もとじ針も買いました。専用の道具は使いやすいです!)


完成品はこちら

画像1

大きめのポンポン付きにしました。

サイズは、かなり大きめです。頭の大きな男性でも被れるほどのゆとりがあります。頭の締め付けが苦手なのと、耳をしっかり覆えて、髪型を変えても被れるようにするためです。
編み目はアラだらけですが、遠目には多分わからないでしょう。


編み方は、二目ゴム編みです。最後の数段は、目を減らして一目ゴム編みにしてます。作り目は96目。段は、二目ゴム編みが42段、減らし目3段、一目ゴム編み4段です。(ご自身で編むときは、作りたいサイズを測って段目の数を決めてください)

毛糸は、辛子色(黄色)と乳白色(白色)の2本取りにしています。手持ちのマフラー類と色を合わせるためです。本当は灰色(グレー)も使いたかったのですが、シーズン終わりのためか売り切れていました。
なお、今回は毛糸を5玉近く使いましたが、一本取り&ジャストフィットサイズ&ポンポン無しなら、2〜3玉で足りると思います。

ポンポンは急遽足しました。本体を編み上げて試しに被ったらバランスが良くなくて・・・ポンポンって、何のためにあるのだろう?といつも思っていたのですが、見栄えのため?だと改めて思いました。色の配合は、オレンジ多めのほうが良さそうだったので、黄色と白色を3:1くらいにしています。

さいごに

編み物の良いところは、何度もやり直せるところと、作品が要らなくなったら解いて別の物に作り直せるところだと思います。
もう使わないと思ったら、ほどいて別のものを編んでも良いし、作りたいものがなければ毛糸のまま寝かせておいても良い。
基本の編み方(2通り)さえ覚えてしまえば、このような帽子ならすぐ作れるようになるので、
ぜひぜひ何か作ってみてください!

画像2


【参考にしたサイト】
棒編みの始め方
https://www.tezukuritown.com/nv/c/ce1151011/
(このサイトでは基本の作り目の説明をしていますが、今回の帽子のように輪編みをする場合、最初の目は結ばないのがきれいに作るコツです)

表編みと裏編みを間違えたと後で気づいたときに直す方法
https://www.keikotoknit.com/knit/knit_repair/

ニット帽の編み図(この編み図通りには編んでいません)
https://knittingjapan.blogspot.com/2016/09/1-2-how-to-knit-hat-for-beginners.html

編み物のサイズ計算
http://tata-tatao.to/knit/firstcap/

【どうしても道具を買いたくない人へ】
(編み物のプロの人に見られたら叱られそうなので、こっそり書きます。笑)

子供の頃に使っていた代用品です。

・棒針(編み棒)→塗り箸。

※輪編み針を買うのが一番便利で、楽です。

※箸を使うときは、必ず表面がツルツルしている箸を使ってください。毛糸や指の滑りの良さが大切なので、割り箸だと毛糸が切れたり、指もささくれでケガをしてしまうなど危険です。また、編み針の先が尖りすぎていても危険なので、爪楊枝や竹串もオススメできません。

※鉛筆やボールペンも使えますが、毛糸が汚れやすいのでやっぱりオススメしづらいです。特にボールペンのインクは洗っても落ちにくいので良くありません。シャープペンは、先が引っ込むタイプなら意外と使えます。クリップ付きの場合、毛糸が引っかかりますが、輪編みをしないのなら逆にストッパーの役目をしてくれることがあります。

※毛糸の太さと棒針の太さはある程度合わせておくと編みやすいので、使う箸(棒針)を決めたら、箸の太さを大まかに測っておくとよいです。

・とじ針→ヘアピン

※ヘアピンは、先が丸くなっているタイプ(玉付きアメピン)がオススメです。ピン先が広がっているのでとじ方にコツが要りますが、毛糸が割れにくいので慣れれば作業しやすいです。U字ピンをねじっても使えますが、U字ピンの先は丸くなっていないので、毛糸が割れやすくなります。

※普通の縫い針だと、毛糸が穴に入らないので難しいと思います。針先もとがっていて毛糸を割ってしまうため、オススメしません。

※正直、とじ針は買ったほうが楽です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?