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2021年8月らへんのディグ
こんにちは。お盆いかがお過ごしでしょうか。
去年の年末に書いた、2020年にディグった曲たちをまとめた記事が参考になるというコメントなどをちらほら見かけたので、同じようなのを断続的にやってみようかな~と思いまして試しに月単位で書いていくことにしました。
とはいえ結構平時は聴いたことのある曲を繰り返して聴いていることが多くただ振り返るだけでは記事にするのが難しいので、記事を書きながら現在進行系でディグった曲もいっぱい入ることになるかと思います。それはそれで良し・・・
Kenta204 - Blessed By An Angel
オーストラリアのアーティスト、Kenta204がSoul FeederよりリリースしたEPの中の1曲です。たしか先月か先々月くらいに発見しました。
BULMAのこの曲を個人的には思い出しました。これも好き
2017年頃にNLVやSIDECHAINSの曲聴いてオッこれは・・・と思ったときのワクワク、そしてすごい漠然とした「Club」的な、ジャンルレスで実験的な音楽たちの存在をサンクラを通して知って、ほぼその直後に心斎橋のトライアングルの5階で実際にSIDECHAINSの面々を見たときの楽しさなど記事を書きながら色々聴いてたら思い出してしまいました。DJやトラックメイカーとディグの話をすると後半必ず昔話になって2015年とかにライクしてた曲とか遡り始めるあるあるありませんか?
iPhoneの容量減らすために動画消していってるけど今年の1月2月来日で見に行ったのRyan、Oski、Phaseone、Zomboy、SIDECHAINSて.........
— sanmal (@sanmal307) July 31, 2017
外タレバブル時代のツイート
Hudson Lee - Reanimate
IDM好きならおなじみUpscaleでの活動で知られるHudson Leeの新曲です。こういうの聴くと自分の曲にもパーカッションにHaasみたいなのかけて気持ちよくなろうとしたくなりますが、DTMが下手なので全体的になんか300mくらい遠くで鳴ってる音楽みたいなのになります。
i broke my robot - ill
ビートの崩し方と音作りがめちゃ上手いです。真似したいです。ALEPH、LITTLE SNAKE、Bleep Bloopなどが好きな方はおすすめ、、、!!!
ALEPHで思い出したけどAscentって今何やってるんだろうと思ったらアカウント消えてて泣きました、よろしくお願いします
Reach - Guns Go
Monstercatからのリリース経験もあるReachの新曲がナイスBreaksでした。Dog Bloodの再始動以降フェス系の音楽にもちょくちょくBreaksが出てくるようになった気がします。
FALSE IDOL - DOUBLE TROUBLE
Afterlife Recordingsからリリースされた、DJ Hiddenの別名義、FALSE IDOLの曲。バイブスに自分の曲とシンパシーを感じました。ただ鳥の声がでかい。
自分がたまに作るこういうスタイルのイメージとして、Crossbreedやハードコアの影響も受けつつ、Juyen SebulbaやStoltenhoffみたいな新しい音をやるというのがあるので、それで大方似たところが出てくるのかもしれません。
The Kid LAROI, Justin Bieber - STAY
え、ジャスティンビーバー?
聴いてすぐにあ、良いとなったのでプロデューサー陣を調べてみたら、なんとCashmere Catが参加してました。良くなるわな
ガレージロックやシンセポップリバイバルの影響かわかりませんが、最近メジャーシーンでも原曲からナイトコアっぽいテンポの(つまり速めの)ポップスが増えてきました。
オリヴィアロドリゴもやっとる
Mura Masaがこれをリリースした2019年頃は正直あまりピンときていなかったのですが、今年リリースされたunderscoredのSpoiled little bratなどを経由して聴くといいな・・・とちょろい気持ちになってしまうのでした
フレデリックが海外からめちゃくちゃ評価されてるのも、個人的にはそのキャッチーさというよりバイブスの近さな気がします。自分がフレデリックをバイブスで好きになったので・・・
ただしかし、やぱロックはいいね~~~なんて呑気なことを言ってる場合ではないことをSpoiled little bratを聴きながら思ったりするわけです。
これは超主観ですが、家でぽちぽちと曲作ってたトラックメイカーが歌い始めるときって相当の変化を起こしたい(起こさなければならない)という一種の感情のひずみが生まれたときだと思っています。場合によってはいい声ネタがないから自分で録るくらいの人もいると思いますが・・・(そういうのも好き)
トラックメイカーの中で歌い始めるタイミングは各々あるでしょうが、歌うことがただ流行り的になってしまった時には、その内的なひずみの発生より先に「トラックメイカーは歌えたほうが良い」という形式の圧力が勝ってしまって、歌いたいけど何を歌えばいいかわからない状態が蔓延してしまうのではという気がします。アーティストとしての確立が陳腐化と直結してしまってはもったいない・・・という気持ちが少しあります。やっていくうちに両立できれば一番いいと思いますが。
ハイパーポッ.....
おわり
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