【日記】寝ても寝てもなのに眠れない #海野波香のさざめき 【19】

朝、普通に目が覚めてしまった。

全身くたくただ。スーパー銭湯を堪能するとどうしたって身体は疲れる。世間では少し前に風呂スキップ界隈が話題になったが、風呂というタスクが消費する体力を人々は甘く見ている。

それなのに、目が覚めてしまった。少しゆっくりめに寝たかなあという程度。日曜だし、私は昼まで寝たってよかったのだ。

寝る体力というものがある。

上手く寝付く体力。眠り続ける体力。質のいい睡眠にする体力。睡眠とは一種の競技であり、この競技で実力を発揮できない者は慢性的な睡眠不足を抱えて生きることになる。

冷静に考えてほしい。1日に7時間の睡眠が必要だとして、ベッドに入った瞬間眠れるわけではない。それは気絶だ。

実際は睡眠時間にプラス1時間程度を「睡眠に必要な時間」として見積もらなくてはならない。1時間で就寝準備と入眠をこなす計算でこれだ。入眠がうまくいかないともっとかかる。

うまく入眠したところで、眠りが浅いとちょっとしたことで起きる。我が家は築30年近くのマンションで、最近家鳴りがひどい。

夏は暑さと湿気でも目が覚める。エアコンを回し続けるのには財力がいるし、電気代を見てメンタルが削れるのが嫌なのでできるだけ節約したい。

実際、今朝の起床はタイマーでエアコンが切れたことで蒸し暑くなった部屋に起こされたようなものかもしれない。そう考えるとやっぱりエアコンはかけていたほうがいいのかも?

とはいえ、熱中症になるほど暑いわけではない。軽度の不快感で目が覚めてしまう私の睡眠の質が悪いのだ。

色々と工夫はしている。

工夫どころの話ではないが、一応入眠だけは薬に頼っている。ちゃんと処方されている薬だ。依存性のない抗不安剤だけで寝付けている。

問題である睡眠の質についてだが、私は肉体的な疲労が精神的な疲労を上回ると安定して眠れる傾向にあり、毎日運動をすることでこの状態を維持するようにしている。

最近は暑すぎるうえに日差しが痛いのでもっぱらエアロバイクだ。アニメを見ながら漕ぐエアロバイクは最高。

そろそろ寝具にも凝りたい。1万円の折りたたみすのこベッドに安物のマットレスとぺたんこのせんべい布団を敷いている。布団カバーくらいニトリの冷たいのを買おうかな。

本音を言えば折りたたみベッドなどではなくセミダブルくらいの良いベッドでゆったり寝たい。いつか良いベッドを置けるような終の棲家を得たいものだなあ。

今日のはっぴー

  • 友だちに依頼されて何件か占いをした、クライアントに寄り添ういい占いができた

  • 書類作業を進めた、私は偉い

  • 創作のためのインプットをした、この世は面白い作品だらけ

  • Kindleで買った本のコレクション分け作業をした、快適性プラス1

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