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悪事がバレない理由①

A氏の周辺で起きている不自然な問題の数々、そして状況悪化の連続。その原因について、冷静かつ客観的に追求すれば、行きつく先は明らかだ。

しかし、誰も気づかない。何故なのか?

それは悪事を働いている人物がサイコパスの場合良く起こることだ。サイコパスとは、良心の呵責を感じない人をいう。まれに、こうしたタイプの人間がいることが最近の研究で分かってきている。

サイコパスと聞くと多くの人は残虐な殺人犯をイメージする。暴力的なサイコパスの場合はシリアルキラーになったりすることがある。

しかし、非暴力的なサイコパスは、同僚を貶めたり、自らが務める会社を危機に陥れたりなど、目立ちにくい悪事を繰り広げる。法律に触れないので、法で罰することはできない。そんな類の悪事を働く。

嘘を広めたり、誤情報を流したり、時には情報を外部に流出させたりするのは、非暴力的サイコパスが得意とすることだ。しかし周囲は、嘘が嘘であることに気づかない。情報を一体誰が流したのかも見当がつかない、ということが起こる。何故なのか?

それはサイコパスとそうでない人の違いに起因する。その違いとは、サイコパスには、良心の呵責を感じるという機能が欠落している点だ。結果として、サイコパスの悪事はバレにくいのである。

理由は主に3つある。

一つ目は、サイコパスは、嘘をついても表情や仕草にでないという点が挙げられる。

良心のある人が、やましいことをすれば、目が泳いだり、目を合わせられないとか、何か落ち着かない様子を見せたりする。

しかし、サイコパスは、良心の呵責を感じないので、やましい思いがそもそも生じない。だからどんな悪事をしても、表情や仕草に出ることはない。

罪の意識がないため、そぶりや顔の表情でばれることもない。
『良心をもたない人たち』(マーサ・スタウト著)

善良な人は、相手の表情や仕草から、悪事を働いたかどうかを判断するものだ。そんな表情や仕草が見られなければ、この人は悪いことはしていない、と判断しがちだ。その結果、サイコパスの悪事は、バレにくいのである。

理由の第二は、次回説明します。

今日も最後まで、読んでくださりありがとうございました。

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