見出し画像

【企画レポート】I am「デジタルノマド」~世界を旅しながら働く新しいライフスタイル~

こんにちは。ピースボートスタッフの小村友貴です。
今回はピースボートオンラインコミュニティOCEAN内の【Hello World】「デジタルノマド」についての企画レポートです。

ピースボート101回クルーズで通訳ボランティアとして乗船したAkina Shu(シュ アキナ)さんよりお話しを伺いましたので、私の感想も交えて書いていきます。

1.そもそも、デジタルノマドとは?

「ノマド」とは、定住せずに住む場所を転々と変えていく「遊牧民」を指す言葉で、「デジタルノマド」は携帯やパソコンを使って、遊牧民のように場所を転々としながら自由に働きたい場所で働くワークスタイルです。

パソコンを開いたら、そこが職場になる。
今まであった通勤時間を他の楽しみに充てることができる。

と話すAkinaさん。
時間を有効活用できる働き方なんですね。パソコンを使った仕事とのことですが、具体的にはどのようなことをされているのでしょうか。

2.どんな仕事をしているのか

海外のノマドライフスタイルを発信する「Nomad University」を立ち上げ、働き方や生き方の多様な価値観を広げる活動に取り組んでいます。
Podcastで無料で聞ける30分ほどの、海外ノマドへのインタビューもあります!英語の勉強にもなるかと思うのでぜひ聞いてみてください♪

他にも様々な仕事(英語教育に関するコンテンツライター、校閲、コピーライティング、デジタルマーケティングなど)をしています。場所にとらわれない反面、打合せの際は時差を考えないといけないので大変です。そこで、時間にもとらわれない働き方をしたいと思い、現在はビジネス半分、投資半分と分けています。

場所にも時間にもとらわれない生活を追い求めた結果、デジタルノマドにたどり着いたんですね。ちなみに、以前は片道2時間かけて通勤をされていたとのこと。1日4時間、1週間で20時間・・なんと1年のうち1ヶ月以上、電車で過ごす計算になるそうです。
その時間を睡眠や趣味、家族と過ごす時間などに充てられると考えるだけでもワクワクしてきますね。ただ、気になるのは生活費。まず生活の拠点に行くまでの渡航費や居住費、食費などの生活費。トータルで考えると高くなるように感じますが、実際にはどうなんでしょうか。

3.生活費はどれくらいかかるのか

住居に関しては、長期の場合はairbnbやコリビング(居住空間と仕事空間を共有できる住居)、短期の場合はホステル(低コストで宿泊できる宿泊施設)を利用するといったように、滞在期間によって使い分けています。地域によっては、東京での一人暮らしの半分ほどの費用で抑えられます。

もちろん、どこで生活するかによって費用は大きく変わってくるので事前に物価や住みやすさなどは確認した方がいいですね。ノマドに向いてる国をまとめているノマドリストというサイトがあるので、海外でチャレンジしてみたい方は参考にチェックしてみてください!

治安やWi-Fi環境、気温、物価、医療面、LGBTQ+への理解など様々な項目があります。Akinaさんは気温を特に重視しているそうで、25℃前後の国を選んでいるとのことでした。みなさんはどの項目に注目しますか?

4.どれくらいの頻度で居住地を変えているのか

観光ビザで滞在しているので、限度である3ヶ月に1度がほとんどですが、「デジタルノマドビザ」が発行される国では、6ヶ月〜1年間の滞在ができたり、交通費・宿泊費・コワーキングスペースなどの割引が適応されることもあります。
ビザ無しで行ける国を調べられる、Passport Indexというサイトがあるので参考にどうぞ~

海外に行く前に、まずは日本国内でノマドライフを体験してみたい!という方にオススメのサイトも紹介してもらいました。まずはお手軽価格で、自分に合うか試してみるのもいいですね。

HafH(ハフ)
短い期間から始められるので、近場での気分転換にもオススメです。

LivingAnywhere Commons
好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)を実践するコミュニティで、月額27,500円で提携している拠点に住みたい放題できます。


5.様々な国に滞在してみて、改めて日本をどう思うか

やはり素敵な国です。独自の文化もあるし、日本食は世界的に見ても群を抜いておいしい。電車は時間どおりに来る。みんなが行きたい憧れの国で、おもてなしの心もあって居心地はいい。ただ、その反面、島国特有のちょっとした閉塞感はある。先ほどのノマドリストを見てみても、多様性の項目が足りてないのが分かりますね。

島国であるが故の閉塞感。とにかく色んな場所に行くだけではなく、そこで生活をしてきたからこそ説得力のある言葉ですね。
自分が住んでいる地域を客観的にみることも出来るので、課題だけでなく、気付かなかったような魅力を再発見することができますね。

6.デジタルノマドに必要なスキルはありますか?

とにかく、臨機応変に柔軟に生きていく力が必要です。毎日が予測できない。予定を立てても、予定どおりに進まないことが当たり前(笑)
想定外の状況をいかに楽しめるかが大事です!

日本の当たり前(お店の待ち時間、便利さ、時間どおりにくる交通機関、待ち合わせ時間など)は当たり前と思わないほうがいいです。
言語はそこまで気にしなくても大丈夫。実際に現地の言語をしゃべれなくても生活はできるが、もちろん、しゃべれた方がコミュニケーションもとれるし色んな機会が増える。でも、しゃべれないからと言ってチャンスを諦めてしまうのはもったいないですよ!

7.最後に

自由に、自分らしく生きるAkinaさん。どこにいても、何をしていても、自分自身が楽しむことが大切だなとお話を聞いて感じました。
時間は有限です。本当にやりたいことをやっているか?自分に問いかけてみてもいいかもしれませんね!

1時間の企画でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。もっとデジタルノマドについて知りたい方は、ぜひ直接コンタクトをとってみてくださいね。一歩踏み出す勇気をもらえるかもしれません。

もっとAkinaさん、デジタルノマドを知りたい方はコチラから↓↓
AkinaさんのFacebookInstagramTwitter
Nomad Universityのホームページ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
文:小村友貴

★OCEANについて詳しく紹介している記事はこちら↓

★今なら30日間無料!登録はこちらから↓

★既に会員の方はこちらから↓

★OCEAN公式インスタグラム @peaceboat.ocean
https://www.instagram.com/peaceboat.ocean/
イベント告知や企画の裏側を投稿しています。
フォローお願いします★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?