子どもと貧困

今日の一冊。

子どもの貧困率が高くなっている。
数年前からニュースで流れているものの、肌で感じることができないでいる。

この本には、私が子供のころ、長崎のど田舎にいた時にも感じなかった貧しい世界が
あった。
一つの毛布を取り合う家族、シラミがついた髪を洗えない小学生、、令和になっても
昭和初期と同じお腹を空かせている子どもたちがいる。しかも6人に1人がだ。。

いくら今の経済が回復したとしても、可視化されない、子どもの貧困は国の将来の貧困を招くのかも知れない。今の日本が貧しいのは、その経過なのかもしれない。

今日も電車に乗って通勤している。通勤中に見る学生の方々は貧困とは無関係な印象しかない。だけども、本当は白鳥と同じで、見えないところでは必死にもがいている子がいると思うと切なくなる。

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