復職決定後、再び不調に
復職決定後、突然不調に
適応障害にて数ヶ月休職した社員で、主治医からも症状も寛解して就業可能であるとの診断書の提出があり、産業医も定期的な面接に加え、復職可否面談でも復職可能であると判断したケースです。
人事にも復職可能であると報告したところ、突然本人から再面談のリクエストが来ました。
復職前の不調とは
復職が決まり、仕事のことをいろいろと考えているうちに、心配が強くなり中途覚醒を起こすようになったとのことで、相談がありました。体調確認をしたところ、予定されていた復帰日では本人に無理が発生すると判断し、人事に復職時期の保留を報告しました。
不調にきっかけは
この方の場合、休職前にクライアントとの交渉でトラウマを経験しており、仕事に戻ると考えた際にフラッシュバック様の症状が出たようです。
復職決定前後で、体調を崩すケースは散見します。不調要因は様々ですが、共通しているのはトラウマ経験や過度の緊張を思い出すことの様です。
この方での対応は
まず、本人には復帰時期を保留にして、主治医とも相談して現在の過度の緊張を緩和するよう様子を見るように伝えました。
人事には、復職時期について保留にして、復職後の就業内容に関して調整を図って貰うように伝えました。
復職は、休職から就業への大きな環境変化になり、以前の不調原因を再燃しがちです。
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