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男運が最低だった私が最高の結婚を手に入れた話

「おっこ、元カレのS君逮捕されてるよ!」

20代後半にさしかかった頃
友達が電話で教えてくれた。
当時の新聞に小さく
家屋に浸入し盗みを犯し逮捕と…

元彼は前科一犯になってしまった。

元彼と付き合っていたのは高校2年生の春からで
当時から目立ち、ヤンチャするような人だった。

学校に朝から来ないのは当たり前
停学は日常茶飯事
長期停学・補導も数回

夢を描いていた可愛らしいカップルとは程遠い
恋愛をしていた私は・・・


こんにちは、おっこと申します。

私は10代20代と男運が最低で

前科1犯(不法侵入&窃盗)となる元彼…

悪くはないけど、
「LOVERY」を「ロベリー」
「余白」を「あまりしろ」と読む頭の悪い元彼…

そんな結婚相手には向かない相手としか
付き合った経験しかなく結婚さえも諦めていました。

結婚はしない!生涯独身!万歳!と
友達に宣言していた私・・・

そんな私が30歳を過ぎたころ

お堅い公務員に見初められ
出会って3か月でプロポーズを受け
出会って1年以内に海外ウェディングをして
同時に新築の打合せも進行していたので
出会って1年半後には念願のマイホームも新築
そして3児(長女・男女の双子)を産み
今ではすごく幸せにくらしています。

現在、結婚して10年以上も経過しましたが
主人は相変わらず
「生まれ変わってもおっこと結婚したい」と
言い続けてくれています。

それは、あなたが良き妻だからよ!
と思われるかもしれませんが
決して、決して違います!

不満をぶつけてお互い傷つき合う事もあるし、
家事が苦手な主人に苛立ち
キツイ言葉で文句を言った事も多々あります。

だけど、何度もケンカをしても
来世でも一緒になりたいと思ってくれる主人に
心から感謝し嬉しく思っています。

私の周りにも
結婚に悩み、結婚の決断をできずにいる方もいます。

■積極的に婚活して、結婚につなげたいのに食事を
 数回するだけでお付き合いまでいかない女性

■婚活で良い方に知り合えたが、別男性からも
 アプローチされ本命に突き進むか、アプローチ
 された男性に行くか悩む女性

■お互い好きだけど、結婚となると色々
 (家族・お金・居住地)と考えてしまい結婚を
 見送ってしまった事に後悔している女性

■結婚はしてみたいけど、自分の自由が奪われ、
 日常生活が制限されることが怖くなって
 結婚をしない女性

■事実婚を希望しているけど、
 相手が入院したり、亡くなったりすると事実婚では
 権利が制限されるため結婚しようかどうか悩む女性

などなど…

結婚しなくても良い時代だからこそ
シングルのままでいても結婚しても
どちらも幸せになって欲しいと思っています。

今後の自分がありのままで過ごせるのは
どんな人なのか、

今の人とどう未来を歩んで行くのか、


考えてみて
結婚したいと思われるのであれば

過去の恋愛にいつまでもこだわっていたり
私が幸せになれるはずがない!

などと思うのではなく

今のそのままの自分を見つめ、そして自分を信じ
これから私は幸せになるのだ!と

明るい未来が待っていると信じてください。
そしてまずは自分を認めて愛してあげてください。

そして、もう一つ。

早く行動を起こす人には結婚ができるのが早いです。
結婚に関していえば、考えれば考えるほど
一歩を踏み出すのが怖くなる気持ちも分かりますが
時間をかけて考え過ぎると、
大事なものを逃がしてしまうと思うのです。
「仕事が片付いたら告白する」とか
「あと5キロ痩せたら食事に誘う」とか
これができたらこうしようと言う思考が邪魔をして
行動しないのです。

完璧な状態でスタートするのではなく
今のままのあなたででスタートしましょ!

【チャンスの神様には前髪しかない】と言うように
今が一番若い瞬間なので、チャンスをぜひつかみとって
ほしいです。



1 生い立ちから中学生まで

 田舎町で父・母・姉・私・弟の5人家族。

 幼いころから両親の雰囲気が悪く
 普段から家にいない父とどう接して良いかわからず
 父がいるときは家の中にある内職の部屋に逃げていました。

 父が借金をしてからは、毎日のように電話がなり響き、
 電話の音が近所に分からないよう
 母が電話機の上に何枚も座布団を重ねていました。

 家にはお金を入れず、ギャンブルにのめり込んだ父
 父のせいで、うちは貧乏をしているんだ…
 父のせいで、母は寝る間を惜しんで夜中遅くまで内職してるんだ…
 父のせいで、旅行とか遊びに行けないんだ…

 父との楽しい思い出はなく
 苦労させられた記憶しか残っていません。

 そして、小学5年生の12月に両親の離婚が成立
 翌年1月に母と私たち子どもを連れて出て行きました。

 ギャンブル癖の父のせいか、中学生の時の好きになった人は、
 一つ年上で成績トップ3に入る秀才。

 真面目で素朴な目立たない男子。
 挨拶をしたり、わざと同じ時間に登校したりと
 私の存在を知ってもらうために頑張りました。

 でも、2回した告白は断られ、それでも諦めきれず
 その人が卒業するまで、ず~っと片思いのまま。

 こうして、私の中学生の恋は静かに終わりました…

2 青春時代の恋愛事情(高校生~20代中頃)

 小学生からスポーツをしていた私。

 当時はショートカット。
 
 ショートカットが好みという前科一犯の元彼氏に告白され
 何度か断るうちに、だんだん気になり始め、付き合うことに。

 学年の不良グループの中心にいる彼は
 ヤンキー系の女子にも好かれていて
 休憩中に教室の外に彼女たちは来て
 私を見てコソコソ話し。

 そんな彼女たちからの攻撃は
 私の上履きや靴が無くなるまでエスカレート。

 朝からモーニング(パチンコ店の朝開店時の
 稼働を上げるために店が行ったサービス) へ行って
 学校に遅れて来る。

 それを私が先生に怒られたり…
 夢見ていた高校生活とはかけ離れていたけど

 なぜか別れることができず、ずっと付き合ったまま
 高校を卒業。

 私は経済面から高校卒業後、地元へ就職
 彼は東京の叔父の会社へ就職

 だけど、1年後に彼は地元へ戻ってきました。

 その後、彼は地元の友達に紹介された
 ねずみ講に参加したり、

 合コンを繰り返し、浮気もしていたようで
 
 私とのデートの約束もドタキャンしたり、遅刻したりと
 だんだん私への扱いが雑になっていきました。

 しばらくそんな状態が続き、黙って我慢していましたが
 約束していたデートに今度は連絡も無しで遅刻。

 これまでのこともあり、
 怒りが抑えられず、そのままお別れしました。

 その数年後、友達に頼まれ桜でお見合いパーティーに参加。
 5分ごとに男性が席を移動し、お話をする。
 その中で、さやわかな雰囲気で面白かった人がいました。
 

 お見合いパーティーはもちろん私は成立はしませんでしたが
 終了してから、その方に食事を誘われ、数人交えて食事。
 その後、たびたび食事へ行き、次第にお付き合いするように。

 最初は楽しくお付き合いをしていたんです。
 だけど、だんだん頭の悪さが目立ち始めました。
 「LOVERY」というコンビニをみて、「ロべリー」と読んだり
 「余白」を「あまりしろ」と読んだり、
 「1×0」を「1」という彼・・・

 その他、上から目線の言い方も気になり、
 価値観も違って見え始め、約2年のお付き合いも終了。

3 高卒~30歳頃。虚しい時間

 私は高校卒業後、母の実家で祖母と2人暮らし。


 理由は、経済的な理由と
 田舎に一人で住んでいる祖母の体調が悪い事
 それを心配した母から田舎へ帰るようにお願いされた。

 もちろん、行きたい大学があり先生とも推薦等の話しを進め、
 資料も集め、奨学金も調べて、行く気満々でした。

 が…

 母に相談したら
 「おっこは卒業したら、おばあちゃんの家に帰りなさい。」
 の一点張りで、何度もお願いしても聞き入れてもらえず
 「行くのなら、大学費用は全て自分で払いなさい」との事。
 私はどうすることもできず泣く泣く諦めました。

 
 田舎にある祖母の家は一軒家で隣は100mぐらい離れていて
 周りを見わたすと、目に入るのは田と山と空のみ。
 コンビニもありませんでした。

 
 当時の私は
 「友達は楽しいキャンパスライフを送っているのに
 なんで私はこんなド田舎で生活…」と
 ホントに悔しく何度か涙を流しました。
 母へ泣きながら、文句を言った事も数知れず…

 周りに知り合いがいるわけでもなく
 仕事へ行って、帰るだけの日々。
 家に帰れば、祖母の作ってくれた
   ご飯を食べて部屋に籠る。
 毎日がただただ過ぎていくだけでした。

 部屋の窓から見える星を眺めながら 
 「私、このまま人生終わのかな・・・」

 正直、胸を張って精一杯生きているとは
 言えませんでした。


 私が23歳の時に祖母が脳梗塞で亡くなりました。
 母や親戚から祖母の家を離れる事を許可してもらえず
 ド田舎で一人暮らしが始まりました。


 そんな生活中に高校の友人が結婚することになり、
 結婚式での友人代表のスピーチや
 受付や二次会幹事の依頼がありました。


 でも、二次会幹事を一緒にするはずの新郎側の幹事は
 急に一人日本一周旅へ行ったそうで。 
 結局、私は一人で二次会のお店を探し・景品準備・新郎新婦用花束・進行
 全て押し付けられトホホな状態。

 私の想像では、一緒に準備する中
 仲良くなってイイ感じになり恋芽生える♥
 なんて思ってましたが、全然!! 私の想像では、一緒に準備する中
 当日、普通に現れ、労いの言葉もなく、友達席に着席。
 沸々と湧き上がる怒りを抑えながら笑顔で進行した私…
 改めて男運のなさを再確認しました。 


 30歳、近所の方に進められ2歳年上の方とお見合い
 優しい話し方と穏やか表情で良い方でした。
 休日、会う約束をして、食事には誘ってくれるのですが 
 待ち合わせ場所に行くと、「どこ行きますか?」 「何食べますか?」
 正直、リードも無くて頼りなく私には物足りませんでした。

 
 そんなころ、車の中で
 日付と金額が書かれているメモ発見。 
 その方の「しまった!!」という顔で何かを察知。 
 私は父の事もあり、ギャンブルする方との
 結婚は考えられませんでした。
 そのことを伝えていたにも関わらず、
 ギャンブルをされていたんですね。
 結局次のデートでお断りをし、フリーを継続しました。 

4 今までと180度違うタイプの人と
 出会い・結婚

 フリーのまま過ごし31歳の秋、たまたま家に営業に来られたおじさんが
 年頃の私を見て、後日見合い話を持って来られました。

 再々のお断りも、半ば強引に話を進められ、渋々、お見合い。

 「どうせ、私にたいした男は来ないよ…」と思い
 適当に話しをして帰ろうと思いながら行くと

 今までの彼氏とは180度違う、
 小さくて細くてインテリっぽい
 眼鏡をかけた神経質そうな男性が店の前に…。

 「絶対合わない!! 適当に話して帰ろ~っと」と
 思いながら、挨拶をしてお店に入り会話を進めて行くと
 公務員の方らしく・・・
 (会うまで聞いてなかった)

 「公務員ならなおさら、私とは合わない…」
 と思っていたけど、話していくうちに意外にも私と価値観が合う事にビッ
 クリ。

 その日、話をしていくうちに、
 「この人となら結婚は考えれるかもしれない…」
 と思う自分がいました。

 食事を終え、次回の食事の約束をし連絡先を交換。

 2回目の食事をした時に
 「結婚を前提にお付き合いをして欲しい」と言われ
 快く返事をしました。

 それから、映画へ行ったり、ランチをしたりと
 久しぶりのデートに心を弾ませたり♪

 そして、3か月が経った頃、彼の誕生日が近づくころ
 有名なレストランでお食事のお誘い。
 内心、プロポーズをとても期待していました。
 でも食事中、何もなく普通に会話。
 あれ?あれ?あれ?まさか私の勘違い?
 と思っていると
 最後のデザートのお皿の上に、ケーキと婚約指輪が・・・

 そのお皿の上には、
 「僕の人生にはあなたが必要です。
  結婚してくれますか?」

 と書かれてありました。

 それを見た瞬間、涙しながら
 「はい!宜しくお願いします!」と返事。
 お店の方が、Can you celebrate を
 バイオリンで弾いてくれ、周りからの
 温かい拍手に涙が止まりませんでした。

 照れるけれども、嬉しい気持ちがあふれ出て
 どうしようない瞬間。

 こんな私でも、結婚できるんだぁーーーー!!

5 好みのタイプの人は結婚に向いてる?

 今までの私だったら今の主人を選んでいなかった。

 好きになる相手と、ありのままでいられる
 相手は全然違うのだと。
 主人と結婚して気がつきました。

 叶うはずはないけど、結婚相手の理想は

 ◆バリバリ仕事して高収入
 ◆羨望の眼差しを集めるイケメン

 人生の勝ち組!っと周りから思ってもらえるような
 結婚を若いころに夢見ていた私

 きっとドラマやマンガからの刷り込みで影響を
 受けていたんだと思います。
 そして勝手に正しいと思い込んでしまう。

 でも、いざ結婚してみると
 それは結婚生活を円滑に行う上で
 私には必要ではなかったことに気がつきました。

 仕事熱心でそれでいて高収入の方は素晴らしいけど
 家庭には刺激はいらないし、高いお小遣いのほとんどを
 会社の同僚と毎日のように飲みに行き、帰りは遅く
 ほぼワンオペになってしまうなのは困る。
 まして、浮気なんてもってのほか…

 それよりは家ではありのままの自分でいれて
 ラクに過ごせる環境。

 休みの日はダラダラと一緒にできる相手として
 ナチュラルな生活ができる毎日。

 知的好奇心の塊みたいな男性ではなく、
 ゆったりとした男性の方が、私にはピッタリ。

 周りの誰からにも憧れるイケメンより
 イケメンではないけど、周りに信頼を得て
 家族を一番に考えてくれる男性のほうが幸せだな…と

 今まで、そんな男性に出会っていたかもしれないのに
 勝手に好みではないと決めつけていました。
 自分にとって、理想の結婚生活とは何か、
 幸せになれる人生のパートナーとはどんな男性か、
 と再構築したら、結婚はもっと早かったかも
 しれません。

 そして、また結婚に対してネガティブなイメージを
 持っている方も少なくはありません。
 「結婚はしてみたいけど、仕事との両立が・・・」
 「こどもが生まれたら、働いていてもこども優先しないと・・・」
 「やりたいことが見つかっても中断してしまう・・・」
 と制約されることが多くなり、なかなか結婚に踏み出せない。と・・・
 考えている方がたくさんいらっしゃいます。

 結婚してからの、自分がありたい姿を想像し
 自分らしさを妥協せず、理想の人生から
 パートナーを探すのは、わがままな考え方ではない
 と思います。

 人生の目的は結婚ではなく、幸せになることなので
 どのような男性が自分にあっているのかを知るためには
 自分自身がどんな生活が幸せになれるのかを知ることが大事です。
 また間違った相手を選べば、不幸が確約されたようなものです。
 
 「結婚したら○○を我慢しないといけない」というような
 窮屈になってしまうような考えや社会通念は
 結婚前には手離して、自分の本当の気持ちを大切にしてください。

 20代から30代の女性が答えたアンケートでは
 結婚相手に求める条件の第1位は
 「価値観が合う人」だそうです。

 好きなタイプの思い込みを手放した時から
 とても良い気持ちで婚活がスタートできると思います。

6 「欲しい!」と思った時が結婚適齢期?

 私のまわりの友達は21~26歳の間で結婚をしました。
 まさに社会通念に思われている結婚適齢期です。

 だけど、実際のところ
 「女性は何歳までには結婚しなくてはいけない」
 などと口に出す人は今はほとんど減ってきています。

 結婚しない未婚の女性は身の置き所がない。といった状況も
 今は改善されています。むしろ男性並みにバリバリ仕事をし
 キャリアをつけ会社で管理職になる女性もたくさんいます。

 仕事を持って自活している女性が増えている今、適齢期を気にし
 あまり気の進まないお見合いをする。という女性も少ないかなと…

 むしろ、好きな人ができて、お付き合いが始まり、
 一緒に生活したいと思い、結婚を意識するようになる。
 それが今どきの結婚の自然の流れだと思います。

 でもやはり、子供が望むのであれば、
 あんまりのんびりはしていられないのも事実。
 結婚自体には年齢は関係はないけど、出産に関しては
 おのずと年齢制限がかかってきてしまう。
    もちろん30代中頃を迎えたからと言って、
 急に危険が生じるわけでもありませんが、
 母体がリスクを背負う可能性は高くなります。

 私の友達に39歳までバリバリ仕事をして
 ふと今の自分を見つめ直した時に、
 「私、結婚したいのにこのままでいいんだっけ?」
 と考え始め、数か月後にはあっさりと仕事を辞め、
 実家に帰ってきました。
 そして地元の市役所で臨時職員をし、そこで一回りも離れている年下の
 男性に恋をし、付き合って3日後にプロポーズを受け
 出会って半年も経たないうちに結婚した女性がいます。
 これから幸せな日々が始まると思っていたはずなのに
 子供が出来ませんでした。
 そして妊活をしながら不妊治療を始めました。
 5年という長い歳月、精神的なダメージも受けながら
 不妊治療を繰り返し彼女は頑張りましたが願いが叶わず
 子供はできませんでした。そして今現在も…

 彼女は言ってました。
 もう少し早くに自分と向き合っていたら
 違った将来があったのにな…と

 結婚相手選びにしても、妊娠の可能性にしても
 結局は結婚をしてみないと分かりません。

 そしてどちらとも、タイミングを逃すと掴みにくい。
 だからこそ、ありのままの自分と過ごせるパートナーの
 タイプをしっかりと見極め、その人と出会ったとき
 自分の心の中で「欲しい!!」と思ったら
 「がっちり」とつかみ取ってもらいたいです。

 人生の分岐点っていくつもあります。
 その分岐点を選択して〝今〟があります。

 未来は〝今〟の積み重ね。
 この瞬間は、人生で1番若い瞬間なんですから。

 


 
 

 
 
 








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