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\スペチャレホープ制度、伴走支援の仕組みをご紹介!/

こんにちは。おっちラボ・スペチャレ運営事務局です。
本日はスペチャレの伴走支援制度についてご紹介。
そもそも「伴走支援って何だよ」というご質問、「実際にどのくらいお手伝いしてくれるの?」といった制度の疑問に答えていきます。

■そもそもスペチャレ制度とは?

起業や事業拡大など、新しいことに挑戦する『雲南市だけ』の独自の制度、それがスペチャレホープです。
事務局スタッフの複数回に及ぶ壁打ち・伴走サポートから、事業アイデア構築に向けた専門家アドバイザーの支援、一連のサポート付きで、最大200万円の助成金獲得に挑戦できるのが大きな特徴の本制度。

  • 借入やクラウドファンディングなどで資金調達すること

  • 雲南市の暮らしを豊かにする・地域課題を解決するようなビジネス

の両面が条件ではありますが、
その分上記の支援に加え、その助成金は人件費にも使うことができます。

■『事務局スタッフの複数回に及ぶ壁打ち・伴走サポート』って?

では、上記記載の「事務局スタッフの複数回に及ぶ壁打ち・伴走サポート」とは何でしょうか。

結論から申しますと、
スペチャレホープ制度では、エントリーいただいた方から順次、補助金の採択を決定する日の間の3か月、密着型で事業プラン・アイデア・叶えたいビジョンを一緒に詰める・言語化するサポートをおっちラボ事務局スタッフがマンツーマンで実施させていただくこと、これを壁打ち・伴走サポートとしてサービス提供いたします。

進め方としては制度にエントリーいただいた翌日以降から2週間に1回以上の頻度でお話を伺いながら、必要の応じて、対象者それぞれのステージに必要なこと・相談したほうがいい専門家の方をご案内いたします。
そのほか、スペチャレホープ制度の補助金採択を決定する審査会に向けて、発表資料の作り込みやパワポなどの資料作成につきましてもノウハウも提供。事務局スタッフと伴に(ともに)走りながら起業・新規事業立ち上げを目指していく、そんな支援付きの制度がスペチャレホープ制度となります。

事務局スタッフがエントリーされた皆さんの状況をお伺いしながら、
その状況に一番適した支援方法選択・ご案内いたします。
そのために期間中は最低でも2週間1回以上は打ち合わせを実施。
場合によっては毎週打ち合わせなどの対応も◎

なお、専門家等のご案内イメージは下記で図式化したのでご参照ください。

基本的にこちらからご提案をさせてもらったりしますが、
あくまで大切にしたいのは「要望に応じた形で行う支援」です。
決して『押し付け』的な支援にならないよう、
ご本人の想いを深く理解するところから支援を行います。

■とはいえ、伴走支援のイメージが付きにくい…。

…と言って長々概要を説明してもよく分からないな、という方もいらっしゃるのではないかなと思います。
そこで下記に昨年度採択された方の伴走支援の様子を公開して、支援の具体的な内容を説明していきます。


伴走事例①妹尾慶さんの場合
妹尾さんは、「空師」と言われる、ロープクライミングの技術を駆使して樹木の伐採を行う、高度な伐採事業を専門とした事業を展開される方です。

当時の妹尾さんは、大勢の前で自分のアイデアを発表することはやったことないし、
パワポなんて触ったこともなかった。
でも徐々に支援をしていく中で、ビジョンが明確になり、
自分のやりたいことを人に伝えるには?と考えるようになり…

妹尾さんの最初の状態は迷いと不安でした。
そもそもプレゼンなんてやったことはない。ぼんやり空師を行う仲間が集まる拠点をつくることと次の世代の空師が生まれたらいいのになあ、という想いはあるが具体的にどうするかは分からない。

そんな中、プランを一緒につくり込んだり、ソーシャルビジネスの専門家からの意見を聞きながら徐々に言語化されたのは、「人生をかけて実現したいのは、次世代の空師の育成であり、そこだけに焦点を絞ってみたい」という想いでした。

そのタイミングから、妹尾さん自身が自分で動きながら、林業に興味がある若者や林業大学校の生徒にヒアリングを行い、「空師」ができること・樹木と向き合う自分の職業の魅力を徐々に言語化していきます。

最終的にそれらをパワポに落とし込む妹尾さん。
「パワポなんて使ったことがない」と言いながらも奥さんと協力して資料作成のテクニックを凄まじいスピードで吸収していきました。
最後の審査会では、林業を志す若い世代の生の声をありのままの形で伝え、空師という職業が若く林業を志す若い世代に希望をもたらすことを伝えきりました。


伴走事例②佐佐木瑠美子さんの場合

佐佐木さんは教員を退職後、長年の夢であった、放課後等ディサービスの立ち上げを目指し、スペチャレホープ制度に申請いただきました。

やりたいことが明確。でもその方法を誰に頼ればいいのか…
という状況の中、今すべきことを整理していきました。

最初に放課後等デイサービスの立ち上げを目指す、という大目標がしっかりと決まっていた佐佐木さん。必要なのは「具体的にどうやって実現させていくか?」の戦略でした。

島根県信用保証協会さんや事務局スタッフによるLITARICOという発達支援を行う事業者の総合支援・ポータルサイト運営会社のご紹介。そして専門家からのアドバイスなど、
複数の視点で「佐佐木さんにしかできないサービス形態」をより多くの人に届ける方法を検討していきました。

最終的には審査会での発表を経て、その後、一緒に事業を進める仲間も見つかった佐佐木さん。

「事業を論理立てて一緒に整理してくれたことがことが頼もしかった」

と感想をいただきました。


伴走事例③(一社)エンター 杉村さん/長谷川さんの場合

もともと、プログラミング教室を共同運営していたお二人は、今回のスペチャレホープ制度の利用を機に新しい会社を立ち上げました。

積極的に先進事例をどんどんリサーチする中、
そこから得たものをどう自分たちの事業のビジョンに繋げていくか
の言語化をサポートしました。

他県の事例を探索する中で、自分たちが考えた事業プランが地域にもたらす価値を改めて認識したお二人。
その中で自分たちが本当に大切したいこととは何か、その想いの言語化をお手伝いさせていただきました。

その中で見えてきたのは、「子供たちに表現する機会と共に、それが他者にとって価値になる瞬間を届けたい」という願いでした。
最終的にその願いをプレゼンの発表内容に込めて審査会へ。
審査会終了後はその想いを具体的な形にした、「うんなんプログラミングFES」の開催を行いました。

新しいことに挑戦するそのプロセスに寄り添う『付添人』的存在。

いかがでしたでしょうか。
昨年度の伴走支援では、それぞれ伴走支援当初の皆さんのステージはバラバラでした。状況に合わせた支援が特徴のスペチャレホープ制度は、
その人に合ったゴールの設定、そこから何が今必要なのか、どんな専門家からのアドバイスが必要なのかを精査していきます。

単なる補助金を交付するだけの制度ではなく、
そこに向かうプロセスを一緒に走っていく。
時には厳しい専門家からのアドバイスに対してもそれを一緒に咀嚼しながら進む付添人
のような役割を提供するのが今回のスペチャレホープ制度の大きな特徴です。

ぜひ、こうした内容にピンと来た方いらっしゃれば
制度にエントリーしてみてください!

■制度への申し込み方法・ご質問

制度にご応募される方はこちらのフォームからエントリーを申込ください

  • エントリー期間は5月31日まで!
    ※伴走支援はエントリー申し込み後すぐにスタートします。
    早めにエントリーいただければそれだけ支援できることが多くなりますのでぜひお早めにお申し込みください♪

■4月20日(木)スペチャレホープ説明会開催!

4月20日18時半~20時、木次の三日市ラボで開催します!

4月20日(木)18時半~20時 雲南市木次町にある三日市ラボにて、
スペチャレ説明会兼交流会を開催します。
前半制度説明ですが、後半は気軽に今考えているプランを一緒に語る時間を設けました。
【説明会のポイント】
#スペチャレホープの制度の全体像をが知れる
#事務局スタッフがどんなサポートしてくれるのか知れる
#スぺチャレホープの制度利用者の生の声が聴ける
#一緒に頑張れる仲間や協力者が見つかるかも

【特別ゲスト】
交流会にて、(公財)しまね産業振興財団よろず支援拠点のアドバイザーさんにお越しいただき、皆さんのアイデアを深めるアドバイスを即興で行います。島根県内だけでなく、様々な地域での事業立案の支援をしてきた実績から様々な視点のアドバイスをご提供します。

【概要】
日時:4月20日(木)18時30分~20時
場所:三日市ラボ(雲南市木次町木次29番地)
申込不要です。18時半までに会場三日市ラボまでお越しください!
(タイムライン)
18:30~19:00:制度説明&昨年度採択者の声
19:00~19:45:参加者交流タイム(今お考えのこと、ぜひ共有ください!
19:45~20:00:よろず支援拠点事業についてご紹介

お申込みは不要。
そのまま現地に18時半にお集まりください(※途中入退席は自由です!)
▼イベントページはこちらから!(Facebookイベントページに飛びます)▼

◆スペチャレホープ制度の詳細については
 コチラのリンクをぜひお読みください!

◆雲南市特設サイト『スペチャレ第6期募集しています!』

【島根県よろず支援拠点】
「よろず支援拠点」は、国が全国に設置している無料の経営相談所です。中小企業・小規模事業者、NPO法人・一般社団法人・社会福祉法人等の中小企業・小規模事業者に類する方、創業予定の方の売上拡大や経営改善など、経営上のあらゆるお悩みの相談に対応しています。


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