空の定義とぬるい海

あの宇宙をペットボトルに詰め込んで、光にかざすとできるプリズムの影に、肩耳突っ込んで目を閉じる

裏側の残像が消えたとき、聞こえる音は友と鬱

試行錯誤のすえ、ようやく辿り着いた答えと、パッと一瞬にして頭をよぎる答えが、イコールで繋がったものならば、無理する事は愚かな行為なのだろうか

骨の粉末でできてる砂時計を、ろうそくで照らしながら、砂を落とすと、その人物や動物の走馬灯がみえるんですよ

時計屋の店主が、言ってた

現実的な妄想は現想というのですよ

そんなことも、確か言ってた

笑いながら口髭を揺らし、低い声で、そう言ってた

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