鳥飼 文学


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サターンリターン(1) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
不穏な感じはあるけれど
「喪失」をいつまでも引きずることは誰にでもあるだろうが、その喪失にちゃんと折り合いをつけられている人はどれだけいるのだろうか?私はつけられていない。


5つ星のうち4.0
作者の執念をひしひしと感じる物語の導入
重い、あまりに重い。テーマは云々も重いが、1コマ1コマに描かれる人物造形に、この社会に対する作者の愛憎入り交じる執念を感じずにいられない。前作『先生の白い嘘』も半端じゃなく重い作品だったが、作者は本作でさらにその先の地平を目指しているようだ。歪んでしまった女と、歪んでしまった男の夫婦。当然のように歪んでいる二人の生活に忍び寄る謎とひび割れ。1巻を読んだだけでは言えることはほとんどないに等しい。作者が目指す地平に読者は辿り着けるのか、あるいは振り落とされてしまうのか。できる限りついていってみようと思う。


5つ星のうち5.0
テンポよく進む話とゾクゾク感
主人公の加治りつ子は、かつて友人の中島を死から引き止めるために書いた小説で文芸雑誌の新人賞を獲得するが、現在は執筆をせず専業主婦として暮らしている。そんなある日、中島が自殺したことを電話で知らされたりつ子は、担当編集の勧めもあり自殺の真相に迫るべく大阪に向かう。見どころを損なうことなくネタバレ最低限のあらすじを書くとしたら、1巻はざっとこんな感じでした。休日に出かけた本屋でたまたま目にして、気になってAmazonで検索したけどレビューがねぇ。表紙・背表紙を見てもどんな話か全然分からず(表紙に書いてある文章は「午睡の国」の一節なのか?)。前情報もなく650円を支払う勇気はなく迷っていたところ、1・2話がKindleで無料で読めたので早速購入。あ、きれいな絵だなというのが最初の1-2ページの印象で、これなら買ってもいいかなと読み進めましたが…怖えぇんです。何が怖えぇかは敢えて言いませんが、最初に読み始めた時の印象をいい意味で裏切られたというか。担当編集の小出くんがまたいい味を出してて、決して明るくはないストーリーに楽しい会話とテンポのよさを与えてくれています。結局すぐさまKindle版の1巻をポチってしまいました。こういうマンガって「最後まで読まないと評価は難しい」と言われがちですし、実際にまだ謎・伏線が多くて僕も最後まで読まんとどういう方向に行き着くんか分からんなぁと思いました。が、1巻だけでも十分に楽しめます。2巻は今秋発売予定って書いてたので、慎重派な人は2巻までの評価が出揃ってから読むのも一つでしょう。ちなみにサターンリターンとは日本語にすると土星回帰、土星の回転周期は約29年だそうで、誰もが29歳前後で迎える占星術で言うところの厄年的なものらしいです。30歳になる前に死ぬと言っていた中島。このタイトルが今後どんな意味を持ってくるのかな。


5つ星のうち5.0
ひたすら重く、不安を煽る物語だが、不思議と読みやすい
ひたすらに重く、不安を煽る物語展開。死とSEXと喪失に満ちていて、明るい要素はほぼ無い。そして、物語がどこへ向かっていくのかまるで見えない。だが不思議と、この手の物語にありがちな、嫌悪感をもよおすエグさやグロさは少なく、とても読みやすい。テンポも良い。ひとつには、ポンポン話を進めて、みんなの異常性を面白く突っ込んでくれる編集者の小出くんのおかげだと思うし、主人公の加持ふくめて、どこか愛せるダメ人間的なゆるさがあるのが、読み進めることをあまり辛くさせない。だが間違いなく物語が向かう先に、光は無いのだろう。それほどに、登場人物たちのかかえる闇は深い。ゆるいネガティヴものに飽きた方、是非。


5つ星のうち1.0
うーん
何が言いたいのかイマイチ分からず。。この作者さん大好きなのですが自分には全く響きませんでした。


5つ星のうち3.0
完全に人を選ぶ作品
他の方のレビューにもありましたが、とにかく「重い」です。ストーリーも、画風も、重いを通り越して、重度の鬱が入ってます。第1巻にして、バッドエンド以外想像出来ない重さ。私は重度の鬱病を長年患っています。本作品で焦点となる「喪失」については、非常に共感が持てます。「喪失だけが人を殺せる」という作中のセリフにも納得。その通りです。ただ、一般的な鬱のイメージより、かなりリアルである故に健常者の方が共感するのは難しいかな?とも思います。では、鬱病の人間が作品に惹き込まれるかといえば、それはないかと。なにせ散々リアルで味わってきた「喪失」を追体験してしまうので。総評すると、本当に合う人を選ぶ作品かと思います。太宰の「人間失格」を喜劇とも悲劇とも両面で捉えることの出来る方々に向いていそうです。


5つ星のうち2.0
「先生の白い嘘」と並ぶような宣伝文句にまんまと釣られてましたが、そんなことはまったくなかったです。
そこまでじゃない


5つ星のうち3.0
完全に人を選ぶ
自分は男ですが、女性の方がこの漫画を面白いと感じれる人が多いのではと思います。というのも、男で、楽観的な性格の私としては、この漫画はとても共感性が薄いのです。登場人物達の会話の心情の理解が難しく、テンポよく読み進めるという事が出来ませんでした。(よく読んでも「何言ってんだ?こいつら」という場面が多い)しかし、この漫画を知り合いの女性に読ませたところ、とても気に入られたようです。作者の考えと似ている、直感的に理解できる、共感性の高い人は面白いと感じられるのだと思います。



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先生の白い嘘(1) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
考えさせられました
性被害をテーマにされているのかなと思うんですがその被害に遭われた女性の心の在り方を知れたと言うか…勉強になったと言うか.,.。物理的な力はやはり圧倒的に男性の方が強く、それをいざ目の前にした時に抵抗ができるのか綾香さんの立ち位置って被害に遭ったことのない女性(読者)の目線としてある意味この漫画ではとても重要なのだろうなとも思いました内容的にシリアスなのは承知で読むタイミングなどは考えたので読後は疲れたりはしませんでしたむしろ性被害を考えるとてもよいキッカケにもなりましたし勉強になりました誰かが同じ目に遭った時、被害者に対しての配慮をより考えれる人間になれたらいいなと思いつつ…全巻大変興味深く読ませていただきました


5つ星のうち4.0
内容は重いですが、読む価値あり
扱っている内容が内容なので、重めの話になるのは必然ですが、読む価値はあると思います。絵も綺麗で、妙なリアルさがあります。被害者側、加害者側、周囲の人間、複雑な人間関係が絡まりながら物語が展開するので、重い内容ながらも先が気になってつい手に取ってしまうと思います。加害者の早藤は最悪レベルではなく人間としてどうかと思うレベルですが、婚約者にもイライラすること間違いないでしょう。


5つ星のうち3.0
よく考えつくなあ
これが現実というものか?うんうん、分かる!となるのか?心の奥底というやつか?得体の知れない性のエネルギーに翻弄されるのか?この高校教師のような人間はありえるのだろうか。女とか男とかいう問題ではなく、欠如が充満して人のカタチをなしているような人間が、精神的に破綻せず生活し、教師のような俗な職業を選べるのだろうか。これは倒錯ではない。彼女は発狂している。


5つ星のうち5.0
面白い
わたしはフェミニストだから、余計におもしろい。これは続きを読みたくなるぞ。


5つ星のうち5.0
とてもよかった。
内容を全く知らないあらすじすら見てなかった自分にとって、この本は衝撃的でした。


5つ星のうち2.0
こういう話、好きな人とダメな人とがわかれるでしょう。
作者、女。と思ってペンネーム見たら、疑う余地もなく女性でした。そりゃそうだ。 こういうじっとりした感じが、わたしのように女であってもわからない場合もあるわけで。 自分をバカにしている身勝手な友人。 それ、つきあわなくて良いから。仕事で関連があるわけでもないし、親戚でもないんだから。 自分をレイプした男。 訴えろとまでは言わないが(面倒が嫌な気持ちならわかる)、つきあい続けてどうする? 嫌いな女の彼氏を奪っているのが快感だとしたら、その関係に恨みなんかを抱くのはおかしいし。 そういうなにもかもだらしなく、きっぱりできないからこそ続いている関係を引きずっているのに、自分はダメだと思うのではなく、うっすらすべてをバカにして、さとっているような顔をしている。 こういう女って確かにいるけれども、わからない。 少なくとも、それで驚いてその女に心引かれる年下の男ってのは、ないでしょう。 ということで、こういうじとーっっとした話が好きな人はすごく好きで、それ以外の人には苦しいかも。


5つ星のうち4.0
DV、デイトレイプ…等、非常に深い作品。
読後は、暗い気持ちになります。その、不快で暗い気持ちの理由を真摯に考えなくてはならない作品です。全巻読みましたが、結末は、意外です。これを、どう評価するかは、読者の感性、性被害者への考え方で、分かれるでしょう。一般社会でも、性被害にあった女性が声を上げるとバッシングに遭うのが、今の日本の現実です。被害に遭うのは女性だけではありません。男性も、です。しかし、同じように被害を受けても、平等に救済されません。この作品は、想像力を巡らせ、考えながら読まなくては、その本質を理解するのが難しいです。それは、作品の高い文学性の故ですが、もう少し、説明的な部分があっても良かったかな、と思い、☆4つです。


5つ星のうち1.0
怖い
恐怖に感じました。



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前略、前進の君 (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
主人公たちをみんな抱きしめたくなった
短編ということでから気持ちで購入しましたが、内容の濃さに驚きました!性や将来に対する不安や苛立ち、嫌悪感を見事に絵にしていると思いました。絵の力強さと人物たちの突き刺すような鋭い言葉には脱帽です。読んでいる手に思わず力が入ってしまうほどでした。もし、それぞれの主人公たちに会えるのなら思い切り抱きしめてあげたくなりました。


5つ星のうち4.0
表現力が凄い
特に「恋」。アラフォーの今、こうやって第三者によって表現してもらって初めて、あぁ、そうだよ、そうなんだよ、って、腑に落ちた。これは自分に娘ができることあればプレゼントしたい作品。大切な若い女性たちに贈りたい作品。それにしても自分の感性が他人の表現とこうもしっくり合致するものだろうか。この作者さんとの相性なのかな。


5つ星のうち4.0
単行本での購入をオススメします。
一度kindle版で購入し読んだのだが、二ページに渡るようなシーンが多いので、kindleだとすごく読みづらい。それと、演出として鉛筆で描いたような線画なので、紙で読んだ方が雰囲気が合っていると感じた。単行本で買い直したので、これから購入する方は最初からkindleではなく単行本で購入を。



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ロマンス暴風域 1 (SPA!コミックス)
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5つ星のうち5.0
安心してください、鳥飼節ですよ。
「しがないアラサー男子と風俗嬢の恋愛もの」なんて鳥飼作品じゃなかったら確実にスルーしていたと思います。正直なところ鳥飼先生の作品と知っていてもなお購入前は不安でした。そんなド直球の男性向けファンタジー、自分に楽しめるだろうかと。実際に読み始めると、冒頭は概ね男性読者に優しい純愛ものの様相を呈していますが、単行本1/2あたりで主人公・佐藤が思いを寄せる風俗嬢・芹香が突如「私あした結婚する」宣言をぶちかまし、そこからいつもの鳥飼節が炸裂します。待ってました!やっぱり買って良かった!!鳥飼先生を信じて良かった!!!と最終的にはとても楽しめました。作者の描く女性キャラはとても重層的で、芹香の人物像も秀逸です。佐藤との(疑似)恋愛を純粋に楽しんでいるかのように見える瞬間もあるけれど、ラストを踏まえると全てが「計算」だったかのようにも見える。「シンデレラコンプレックス」ならぬ、「王子様コンプレックス」の物語とも言えるかもしれません。佐藤は芹香を「救いたい」と思っていたけれど、芹香自身はそんなことまっっったく望んでいなかった。ところで、芹香を「女が共感できない女」と評しているレビューがあります。その方の他のレビューを見たところ、レビュ―者は男性の方でした。実際のところは「男の自分が共感できない」でしかない事実を、なぜ「女が」と主語の性別をすり替え且つ個から集団へと誇張する必要があるのか理解に苦しみます。嘘です。本当はとても傲慢で筋違いで「適当なこと言ってんじゃねーよ」と思ってます。女性のレビューが増えますように。


5つ星のうち5.0
鳥飼茜のエグい部分が濃縮された漫画
週刊SPA!で毎週男性諸君の心をえぐってきた連載漫画の書籍化。鳥飼茜は「女が共感できない女」を描くのが天才的にうまいと思う。しかし、たまたま同じ運命を背負った女性にとってはまるで自分のことを描いているかのように圧倒的なリアリティを持って迫ってくる。今作に登場する「芹香」という風俗嬢は、「女が共感できない女」の筆頭だ。結婚して旦那がいるけど、普通に好きな人とセックスする。世間ではそれを不倫というかもしれないが、バレないようにうまくやる。でも家庭は何よりも大切だから、好きな人にはあっけらかんと偽名で通す。そして、この作品が異質なオーラを放っている理由は芹香の内面描写が一切無く、芹香に振り回される男性側の視点で物語が進んでいく点だ。そのため、芹香が何を考えているのか読者には一切明かされないので読者も芹香に振り回されているような感覚に陥る。鳥飼茜ファンだったので気軽に購入したが『先生の白い嘘』とはまた別のベクトルでページをめくるのが辛い漫画だと感じた。もう読みたくないはずなのだが次巻が出たらきっと買ってしまうに違いない。


5つ星のうち4.0
電子書籍版の編集が酷い
内容はとても良いので☆4つです。が、Kindle版の編集が酷い。画像は小さいわ見開きはちゃんと接合させていないわ、これ本当に2018年の電子書籍データですか?って感じです。2巻も同様。紙に比べてやる気なさすぎじゃないすかね。


5つ星のうち5.0
黄色い嘘?
「先生の白い嘘」が衝撃的で、先を読むのが怖いようなところがあったのに対して、この作品は暖かな春の空気に満たされていてのんびり出来るように思います。これから波乱万丈、あるのでしょうが、何があっても、安心して身をゆだねられるような気がします。主人公の思いは白抜きの台詞で、枠の周囲も黒。基本的に主人公の男の目線、男の思いを中心に物語は描かれています。その男の思いが純情で篤い故に、すべてが許されているように見えるのです。登場する人物は平凡で冴えない人々。主人公の男も冴えない。設定だけでなく、実際冴えないようなみてくれ。そんな彼の元に訪れた「運命」。これしかない、冴えないからこそここに縋るしかない、そんなおもいに満ちているので、ヒロインがぶっ飛んでいるのもあまり気になりません。通常ではあり得ない設定でも、主人公の男の思いがすべてを包み込んでほんわかさせています。構成的にも、半ばモノローグ的な一人称視点的な描き方がぴったりとあっています。様々な思いを呟きつつも、この関係を大切にしたい、といった思いに全体が浸されている様子が伝わって、見事だと思います。


5つ星のうち5.0
風俗嬢の心は闇である
34歳の男と風俗嬢の訳アリの恋愛が本当にうまく描かれてる気がしますこんなうまくいくはずがないでも、男はそれが分からない風俗の子の闇の部分もうまく描かれていてこれをきっかけに堕ちていくさまが切ない感じですね


5つ星のうち3.0
描きたいことはわかる
鳥飼さんには、ニッチななかに刺さるものを描ける才能があるが、せりかの博多弁は、ひどすぎる。博多弁になってないので、監修してほしかったです。せりかのセリフのたび、わたしは、この世界から、離れてしまう。


5つ星のうち5.0
大きな期待も持たない、でも満たされていない事に不安を覚えてる人の物語
なんだか男って、自暴自棄みたいになると悪い事をしたり、壊したり、汚したりしたくなることがあるような気がする。そこそこの年齢になって仕事や、周りの変化に戸惑い不安を覚えて、いままで行ったことの無かった風俗に行く。それは性欲を満たしたい!というだけでなく、ちょっと悪い事をしてみたい、汚れてみたいという気持ちなのかもそこで出会った人との物語です。


5つ星のうち4.0
鳥飼茜作品って、後で気づいた・・・
読んだ後、レビュアーさんのレビューを読んで、「あっ、鳥飼茜さんだったか・・・」と気づいた。「先生の白い嘘」も購読済みだったが、気付かないで誘引されてた。なかなか力のある作家なんだなと。確かに読後が重いので、気をつけて買ってくださいね。



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漫画みたいな恋ください (単行本)
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5つ星のうち5.0
ご結婚おめでとうございます(祝)
彼氏があの漫画家さんだとは全く気づかず、webちくまで知った次第です。思わず録画保存した「漫勉」を見返してしまいましたよ。途中、雲行き怪しい雰囲気でしたが、スゴイハッピーエンドですね。出来過ぎな位に。彼氏の人となりがわかって余計に臨場感溢れる日記でした。



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地獄のガールフレンド(1) (FEEL COMICS swing)
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5つ星のうち5.0
理想的な関係
すごーく面白かったです!利害関係からの同居女子たち。こんないい関係、理想的すぎてありえないけど、本当にあったらうらやましい。


5つ星のうち5.0
何これ‼︎
期待しないで読んだけど、面白すぎるっ。おんなならではのあるある。3人のうちの誰かが自分にドンピシャ


5つ星のうち4.0
読み応えがある
字数がたくさんあるのか、読むのに時間がかかる。心理描写であー、あるあるな気持ちになったりすることもあるけれど、私は具体的にこのように言葉で考えたりはできないので、なるほどなぁと物事を考える助けに少しなりました。他の人もこんなにいっぱいいっぱい考えているのかな?私は考えてないです。


5つ星のうち5.0
他の作品よりずっと読みやすい!
他の作品よりずっと読みやすい。他のはなんかぬめぬめしてすっきりしない辛い内容で読みづらかったんですけど、これははっきりすっきりしました。


5つ星のうち3.0
絵の感じが好きで読んでみました。
比較的読みやすい感じでした。同居する女性たちの物語でちょっと現実的じゃないけど漫画っぽくてまあまあ良かったです。巻数も少なめなので最後まで読んでみます。


5つ星のうち1.0
いまいちでした。
題名にひかれ、購入さしてみたのですが、、題名の「地獄の」の意味がわからず、ストーリー的にもいまいちと感じたので、1つ星にしました。


5つ星のうち4.0
面白い!
なかなか面白かった!鹿谷君がいいキャラしてる。続きも読んでみます。


5つ星のうち3.0
同居
おばさん3人が同居。タイプが違う3人だけど、うまくやってるね。みんなの主張もありがちで共感できる。



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先生の白い嘘(3) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
おもろいですね~
最初は惡の華の先生版かと思ってましたがすごく面白くなってきましたね~今後にも期待したいと思います。


5つ星のうち4.0
防犯ブザー
目が離せない名作だと思います。以下、全く本筋とは関係ないことですが、本作に出てくる防犯ブザーについて。あの防犯ブザーはボタン式ではなくて、紐を引き抜いたら音が鳴るタイプです。ボタンに見えるようなデザインの部分が本体にありますが、ボタンじゃないし、押しても押せないし、もちろん音はなりません。同型の物を持っているので気になってしまって、、、。1000円程度のものですし、資料として実際に手に入れて使ってみてから描いて欲しかったです。


5つ星のうち4.0
何度も読み返して考えてしまいます。
考えさせられる作品です。女性の性とは消費されるものなのか?愛とは?自分を大切にするとは?続きが気になります。


5つ星のうち3.0
まだわからない
率直に言って、私にはよくわからない世界、です。私は女なんですが、本当に女ってこんなこと考えてるの?と、驚きを感じてしまいます。どちらかというと主人公と同じ側で生きてきたほうだと思いますが…(だから1巻を読み始めた時には、おっこの主人公は私に近い人かなと、共感というかかなり惹かれるものがあったのですが、予想とまったく違う展開でした)女性が、性的に不安定な立場や不利な立場に置かれることはあるでしょう、抵抗できない暴力に晒される脆弱性もあるのはわかりますし、それらに苦しんでいる女性達が沢山いることも、そこは想像できます。でもピンポイントで主人公についていうと、よくわからない…、ってなってしまいます。2巻で登場した、もう1人同じような目にあった登場人物にたいしても、本当にわからない。同じ女であるというだけで、私と主人公は無関係なのだから、必ずしも共感する必要はないわけだし、自分と違う考えをもった登場人物なんて当たり前で、違うから知りたいという欲求が生まれることもおおいにありますが、この作品に関しては、少し「置いてきぼり」にされる感覚があります。主人公にグッと来る方からすると「よくわからないなんてハッピーで結構なことね」と思われるのかもしれません。ある意味男性のほうが、元々知りえない世界にたいして素直に「女性ってこんななんだ、深い世界を描いているんだな」と思って読めるかも?物語にひきこむ力はあって、実際ひきこまれてはいるんだけど、どこか「乗りきれない」感じです。他の女性キャラクターに関しても、まあ、あまり、「わかる」という感じはなく。でもそこはキャラクターとして面白いと感じてはいるし、この先どうなっていくか、どういう着地にするのかはすごく気になります。テーマや、登場人物それぞれにフォーカスする構成などからヤマシタトモコの「ひばりの朝」を思い出しました「ひばりの朝」については、共感がどうとか考えたり、のりきれないとか思う間もなくどんどん「持っていかれた」感じでぐいぐいとページをめくらされ、作品としてよい作品だと思って読了しました。


5つ星のうち4.0
1巻の勢いに比べたら若干理屈っぽくなってきた
1巻がわりとセンセーショナルに始まったこの漫画ですが、2巻で親友の闇にふれたりあの最低な男の異常な「処女専門」の性癖にふれたり主人公である先生以外の人物の心理を掘り下げる展開になってきました。それが少人数ならいいのですが、ちょっと視点がばらつきすぎで人数がひろがるため一人一人のエピソードが薄くなっているのが気になります。そしてあいかわらず共感度は個人的にまったくない。それでも面白く読ませる。「女という生き物が」という観点でこの物語を読むと首をかしげてしまうほどの性に対する卑屈さを感じるのですが「この主人公が」という視点で読めばとても面白いのです。だからこそ登場人物が増え続け、それらが薄く絡んでくる群像劇的なものになると面白い部分も薄味になってくる気がしました。萩尾望都さんが解説を書かれていましたが、「残酷な神が支配する」も虐待を扱った性問題のストーリーでこの漫画にも共通する性への恐怖の価値観を感じました。とにかく男がひどい生き物、横暴で、圧倒的力を持っている生き物、かと思えば気まぐれで頼りない生き物としても描かれていてまるで人間の弱く悪いところばかりを結集させて作ったようなキャラばかりです。楽しめるかどうかはこのドロドロとした異常さを、物語として読めるかどうかで別れる気がします。


5つ星のうち1.0
非現実的
強姦された相手に惚れるって、何? どこのAV? 高校生の二人にしろ、強姦された女は性交渉を拒否するはず。ナイナイこの物語。こんな本が売れるとは。日本の漫画文化も底辺に落ちていくなぁ


5つ星のうち3.0
一巻二巻と一気に読んで
三巻でちょっと辛くなってきました。続きもあまり気にならなくなり…でも、最近四巻買って、やっぱり最後まで読むべきだと思いました。



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先生の白い嘘(5) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
「性」の扱いをトコトンこじらせた佳作
※「佳作」というのは、まだ幕の閉じ方が分からないので、今の段階で「名作」とは言い切れないためです。あらすじを読んだだけでも爽やかな話ではないことが分かると思いますが、想像以上に登場する男女が「性」に対する感情を色んな方向にこじらせています。こじらせ方がもはや哲学的で、その結果、場面やキャラのリアルさが失われているのですが、切り取られたシーンでの感情や言動にはリアリティがあり、更にストーリーに力強さがあるものだから、なかなかどうして強く引き込まれてしまい、先が見えない状態で転がる展開に喰いついてしまいます。場面、キャラといった各要素はリアルとは言い難いのに仕上がったストーリーが浮ついていないのは、作者の力量によるところかと。エグイ事態も頻繁に(?)起こりますが、さらっと描かれているので、げんなりせずに読み進められます。5巻まで読んでもどう収拾を付けるつもりなのか予想もつかない、オリジナリティ溢れる魅力的な作品です。爽やかではありませんし、勧める人を選ぶ作品だと思いますが、あらすじを読んで興味のある方は是非!一読の価値ありますよ!


5つ星のうち5.0
次巻が楽しみ
1〜5巻一気読みして何度も読み返してみて歯科衛生士の綾香を早藤が脅した場面に1番怒りが湧いて早藤が玲菜に泣いて見せた場面に仮にどんな虐待受けてたとかの言い訳があったとしてもデスノート持ってたら早藤の名前書くわと思った自分の感情に動揺しました力の強い男は女に優しくなければ存在価値がないとか美奈子やミカみたいな女を無視して見なかった事にしてるのに緑川椿みたいに美人じゃない自分の腹持ちならない差別意識にヒリヒリさせられましたそれでも早藤みたいな奴に頭を使ってじゃなくて格闘技習って一発喰らわしてやりたい感情が止まらないのは何なのかよく考えてみたい美鈴や新妻みたいに


5つ星のうち3.0
粗が見え始めた
面白くて全巻読破。ここからのキャラクターの扱いで名作にもなりうるし、駄作にもなりうる気がする。漫画の話で、長期連載の最大の欠点は読者がキャラクターを愛しすぎてしまうことと同時に作者自身がキャラクターを愛しすぎてしまうこと。逆に、短期連載の欠点はキャラクターを自由に操作できる代わりに、安易な不幸を作り安いこと。(例えばキャラクターを殺すとか)問題作というのにありがちな奇抜ならなんでもいい!ではなく、読了感も大事にしてほしい。勿論、ハッピーエンドにしろというわけではない。不快感が強すぎる漫画には成り下がって欲しくない。


5つ星のうち5.0
早藤も人間だった!
これまでは、これでもかとえぐり出された人間の否定面について行けないと感じた方も多かったのではないかと思いますが、今回は、あの早藤さえ、人間の世界の中で描かれています。そうはいっても、複雑に入り乱れた、様々な登場人物の、これまた複雑に屈折した心は健在なので、この先、どういう展開を見せるか、いよいよ楽しみです。これまで登場人物の余りの歪みに嫌悪感を感じていた方も今回は大丈夫ではないかと思います。


5つ星のうち2.0
救いがあって欲しいです
吐きそうになる話なのに一気に読んでしまいました。誰も幸せになりそうでない話で気持ち悪いです。早藤のような奴は普通に実際いるだろうし。お話の中出ぐらい悪い奴には天罰がくだって真面目な人達には救われて幸せになって欲しいです。



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鳥飼茜の地獄でガールズトーク
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5つ星のうち4.0
「がんばろう女たち。」
鳥飼ファンにオススメの一冊です。「初の書籍本」と聞いて作者本人による作品解説のような内容を期待していたので、人生相談Q&A、エッセイ、対談の三部構成と知った時は正直どうかな?と思ったのですが、これはこれで面白かったです。鳥飼先生の単行本には「あとがき」がほとんどなく、今まで作者本人について知る機会があまりなかったため本書で語られているアシスタント時代の話や仕事観、家族関係等、すべてが新鮮でした。とくに友人が暴漢に遭った話や学生時代に下着泥棒にあったとか彼氏に殴られたというエピソードは「先生の白い嘘」との関連性が見て取れて興味深かったです。鳥飼先生の発言でとくに印象的だったのは、かつてアシスタントに行っていた漫画家さんとの対談で、彼のヒット作を「すごい男尊女卑」と一刀両断した点です。その後、「ここは良かったけど、ここは駄目」という具体例を挙げるのですが、そういうことを言い合える師弟関係を羨ましく思いまいた。(相手は若干たじろいでいたようでしたが。)それと私自身、漫画やアニメを見ていて「好きだからこそ、ここが気になる」ということがよくあるので、鳥飼先生の作品の受け止め方にも共感しました。本書と同時に漫画も二冊発売され、その後様々な媒体で鳥飼先生のインタビューを目にする機会が増えました。それらもとても面白かったので、いつか書籍本二冊目、三冊目が出版されてまとめて読めるようになることを期待しています(作品解説も!)。そのためには先ず本書が売れないと実現しないと思うので、ファンの方々は是非ご検討を。



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ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集 (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち4.0
絶望を描いているのに、引き込まれる
他の短編もいいのですが、冒頭にある「いきとうと」がとにかくすごいです。終わりのない日常のなかのどこにでもあるような絶望が、じわじわと首を絞めてくる息苦しさが読んでいるこちらまで圧迫してくるようで、これは一体なんなんだろう、と思いました。足りないことなど何もないはずの主人公の心のなかにここまでの絶望が生まれる残酷さがきっちりと描かれた上で、ほんの少しだけ明かりが見えるような美しさもあるような、ないような。「この作品が大好き!何度も読んじゃう!」という作品ではないけれども、なにか心に重みがある時や、自分の中の絶望と向き合わねばならない時とかに読んでしまう気がしています。


5つ星のうち3.0
薄い!
薄い!kindleで買ったから気付かなかったけどページ数が少ないです。


5つ星のうち1.0
期待はずれ
すべての話がオチが弱く、中身がなさすぎる。買って損した気分です。



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サターンリターン(10) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
買う価値あり
買う価値あり。そんな作品に出合えて幸せ。


5つ星のうち5.0
★5までしか
つけられないのなんで?って思えるぐらいに良い作品でした。暗くて重い部分もあるけど、生きてくってこういうことだよねとも感じる。とにかく最高。もう一回読み返します。


5つ星のうち5.0
信じて良かった
いよいよ最終巻!何がネタバレになるかは人それぞれなので、気になる方はご注意を。雑味はなく、深く沈み込むような悲しみを感じました。読後には空虚感はなく、何かで満たされました。満たされたものが何なのかを言葉で上手く説明できないです。ただ、時間が解決してくれるかもと期待して記憶の奥深くにしまい込んだ感情を数年ぶりに思い出すことができました。時間が経っても解決してないなと、気付かされました。登場人物それぞれの気持ちが一層一層重なり合って染み込んでくる感覚がありました。男女それぞれの登場人物に素直に共感する所があれば、憐れみを覚えてしまう所や、影のある色気にクラッとさせられそうになる所もありました。何よりもこの作品で刺激されたのは、記憶の奥深くに沈み込んだ失恋の傷でした。そして誰かを深く傷つけてしまった罪悪感や恐怖心が僕にもあったことを思い出させてくれました。哀れな上に救いが無いのは登場人物中でただ1人、女性コンプレックスに飲み込まれ続けている彼くらいです。イマイチ掴めない。意地悪されたならその本人だけを憎めば良いところを、女性を一括りにして無関係な人間に呪いを撒き散らす姿が痛々しくて見てられない有様でした。この人はもうずっとこのまま変われないのだろうかと思うと、見捨てられないでいる人達がいる事も分かる気がします。これで完結ですが、この後も彼らの人生は続いていくのだろうと思える、重くも味わい深い終わり方です。それにしても最後まで主人公のことを信じることができて良かった。やってきた事は悪女かもしれないけど、嘘から逃げていないんだから立派だよ。


5つ星のうち5.0
もっと売れてほしい
全巻買いました!著者のTwitterで7巻あたりから発行部数が減ったと知ってびっくり。青年誌連載のようなので、エロ描写が少ないからでは?と思いました。女性誌だったらもっと売れてたと思う。ダメなモテ男のあるあるや、冷めた夫婦関係などリアルな男女の描写が多くて、なんか恋愛トークをする友達が増えたみたいな漫画です。なんか理屈じゃなくて面白い。次回作も楽しみにしてます。


5つ星のうち2.0
何を伝えたい作品なのかいまいちわからない
鳥飼茜のファンなんだけど、いきなりシナリオの先生みたいな人がでてきてとってつけたような終わり方がとても残念だなとおもいました。主人公はじいさんと不倫してできた子供を流産してた。盗作作家がの人生が暴露本風に売り出されてる。MARCHを出てる女子がイケメン出版社に勤める男の子供を産んでめでたしめでたし。あまりにも普通すぎて拍子抜けするラスト。何を伝えたい作品なのかいまいちわからない。



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おはようおかえり(1) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
京言葉の声が聞こえる
いきなり鴨川が出て、京都色。京言葉に囲まれて有里惠だけ東京弁なのが良い感じになっている。堂本一保は、お香の老舗に勤めているが、有里惠の友人、大学生の櫻井君にバカにされる。「営業って仕事、どういう理想の下でやってんスか」「堂本サンてあっさり草食系つーか、仕事も受け身なんスね」などと面と向かって言われっぱなしだ。おとなしく優しい堂本君は姉二人にこき使われて、料理、片付け、針仕事、なんでもする。すごくおいしい料理を作るのだ。積極的な櫻井君とのあいだで揺れる有里惠。堂本君の心の中が黒地に白の文字で表現されるところが、この本の中でいちばん魅力的だ。堂本君の心の声ーーなんで俺のやさしさがわからへんの? 親の金でガッコー行って、女のコとデートして、そのうえ、女のコにも自分の要求を平気で押しつけて そんな大学生が約束した将来なんか、ほぼサギ行為に近い。時代から取り残されたような店で、徹夜してでも頑張る堂本。堂本一保の魅力がよく出ているし、考えさせられる深いものを持っている。


5つ星のうち4.0
好きな漫画
美味しい漫画です。男の子が姉の為の料理するシーンが多々ありそれが女子のツボをおさえている気がする。この1巻のせいで「五香粉」初めて買ってみました。京都の短大に通っていましたが20歳前後を京都で過ごすのって結構贅沢でよかったんかも、と思わせてくれる。あれこれ京都の美味しいや京都の女子大生さんが好きそうなとことか有名なとこが出てきます。お姉さん2人もそれなりに灰汁があって綺麗で大変よろしいです。


5つ星のうち3.0
下半身が緩い女と優柔不断な男のお話
京都が舞台ということで購入して読みましたが、タイトル通りで個人的には共感できず、ただイラっとするだけの話でした。ちなみに最終巻まで購入。絵は上手いとはいえませんが、破綻なく世界に入っていって読むことはできますのでこの手の話が好きな方にはいいかもしれません。


5つ星のうち5.0
単なる草食系男子ではありません。
絵がきれいです。登場人物も魅力的です。超美人だけれども家事が全然できない姉2人。外見とは裏腹に豪快な2人の姉に夜な夜な食事をたかられている主人子は、対照的に家事万端完璧。嫁にしたい男子の筆頭です。ありがちな設定ではありますが、恋愛や家庭生活だけでなく、仕事への責任感や情熱、男のいろいろ、などの要素も入っていて、なかなか広がりがあります。京都の小さなお香会社に勤める男の子でせりふが京言葉というのもいいです。女性や主人公以外の男性はきれいですが、主人公は平凡な感じなのも落ち着いています。さて、中身ですが、主人公は、すこぶる優しくて雰囲気がよく、清潔。ゆえに「もてる」。でもそういう雰囲気に惹かれてやってくる女の子は自分の事しか考えていないので、やがて物足りなくなって去っていきます。第1巻ではそういうサンプルがひとつ描かれていますが、それだけでは終わりません。新しい、というより、いよいよ本格的な恋が始まるかも、そういうところで次に期待を抱かせています。また、主人公の姉と主人公のつとめる会社の社長との恋愛の兆しもあり、この先の展開が楽しみです。姉が姉だけに波瀾万丈、の予感がします。一見草食系に見える主人公ですが、それは相手の所為です。華やかでも堅実な京都にふさわしく、主人公もまた結構堅実です。姉とのやりとりも愉快ですが、主人公の堅実さも見応えがあります。


5つ星のうち3.0
リアルすぎる
優柔不断な会社員の男性が彼女や姉二人に振りまわされるストーリー。京都を舞台にしたストーリーで、全体的に独特な雰囲気が出ていました。主人公の男性のキャラも独特のものを持っていましたが、所々意味不明な所があったりと・・・理解しにくい部分がありました。なんでも完璧に近い位、家事をこなす主人公ですが、欠点がはっきりと浮き彫りになったりと・・・内容がリアルすぎるのがいただけなかった・・・


5つ星のうち4.0
古都の恋路
京都を舞台とした、社会人3年目、25歳の第二青春物語。 読むと、京都に住んでみたくなる。 読むと、唐揚げが食べたくなる。むぶら蒸しが食べたくなる。豚肉に溶き卵を絡ませソテーしたものが食べたくなる。モーニング(読むと元気になる)が食べたくなる。 読むと、お香の匂いを嗅ぎたくなります。 何らかの追体験を想起させてくれる、何らかの感覚を刺激してくれるマンガは、良いマンガだと思います。 ゆく川の流れは絶えずして、、、



00012
先生の白い嘘(6) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
女に愛の感情が生まれたら、もう誰も壊せない
この巻では美鈴(=先生)の決意と、早藤との闘いが描かれる。物語のキーとなる重要なシーンが描かれている。本気で誰かを愛する覚悟を決めた女の前では、早藤が女に与える“価値”は全く意味がない。女が誰かを好きになったとき、女という生き物は本当に強いと実感してしまう。この漫画の素晴らしいところは、早藤の心の葛藤も描いていることだ。早藤のような従いたくなる強さを持つ男には、女性は本能レベルで惹かれてしまう。レイプされても、脅迫されても、女はなぜか早藤に惹かれ抱かれてしまう。その頭では理解できない女性の行動を、鳥飼茜はえぐり出す。7巻では早藤の育った幼少期の描写があるが、主人公たちの性に対する考え方のベースとして家庭環境・育ちの良さまでえぐり出してくる鳥飼茜は本当に容赦なく、半端ない。傑作。


5つ星のうち5.0
読みごたえありました
5巻から展開が少し変わりました。おんなのいえ で肩透かしをくらった人にこそ読んで欲しい。鳥飼茜、やっぱり面白い!


5つ星のうち5.0
お願いだから幸せになって
同じ女性として、どの女の子たちにも幸せになっていってほしいと願うばかり。このマンガにはいつも、性そのものが内包する不均衡を突きつけられてハッとすることが多い。相手を「キモい」の一言で切り捨ててしまう人が多いのに、なんだかゾッとします。今の世の中こんな感じなの?


5つ星のうち5.0
やっちゃえ!
面白いよ興味深いよこの漫画力で敵わない女が男にレイプされたから始まるから調子こいてる早藤ザマア見ろで終わりたいけど早藤に関わった女みんな早藤救いたいってかわいそうだから?女達も救われなくてかわいそうだから?なのかな登場人物みんな関わりたくない人ばっかりでそういうかわいそうな人達の話しなのかな色々考えさせられるし自分がいつそういう負のループに絡め取られないとは限らない


5つ星のうち5.0
相変わらず開くのがコワいけれど・・・
この作品は開くのに、ちょっと決心が必要なところがあります。しかしながら、次回はもう少し抵抗が少なくなっているような気がします。最初はどろどろで余りに闇が深すぎて途中で放棄してしまった人も、もう一度手に取ってみるといいと思います。恐怖に対する意志の勝利、・・・となるかどうかはまだ定かではありませんが、真冬の中に春の香りを感じるような気がします。


5つ星のうち1.0
内容が気になって
Kindleで購入したらアチコチ白紙で読めたもんじゃない❗これじゃ作品も台無しです。どうしてこんな状態なんですか?直らないんですか?


5つ星のうち2.0
ポエティックな展開についていけなくなってきた。
陰部の写真を預かっておいて欲しいとか、あなたを許すとかですね、現実でそんな展開になりうるかな〜?という違和感がすごい。台詞まわしも非常にポエティック。作者の独り善がりについていけなくなってきました。嫌な女を描くのはとてもうまいと思うので、そういう漫画にしたらいいのになぁ。


5つ星のうち1.0
大嫌いな漫画
胸くそ悪くて吐きそうでした私が子供なのかもしれませんが大嫌い



00013
サターンリターン(2) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
意識高い系イタい人達
ヒロインとその夫など、高学歴、文系のイタい人達の描写が読んでいてイライラするレベルで秀逸。文学系の編集者ってこんな人いるんだろうなー(笑)とにかく自分に酔っている人間のアホらしさと空虚感、傲慢さと特権意識を感じます。主人公のメンヘラ描写もリアル!震災で部屋が散らかっているのに小説を書いてるシーンはギャグなんでしょうか?小難しい言葉使って悩んでる風をだしているけど、あなた達の悩みなんて大したことじゃねーからと思ってしまうのは私の性格が悪いからでしょうか。主人公の編集者くんのカノジョがいいツッコミ役になって読者の気持ちを代弁してくれて中和剤になっているところに作者の読者への配慮を感じます。読んでいてイライラしますが(イライラさせられるのは作者の力量が素晴らしいから)、ミステリー要素がさらに加わってきて話が面白くなってきました!私の感想はかなり穿った見方をしていて申し訳ないですが、今後が本当に楽しみな作品です!


5つ星のうち5.0
ミステリー的な要素がグッと増す第2巻
あくまで状況説明と物語の導入に過ぎなかった1巻に対して、2巻は正統派ミステリとも言える展開で話がぐいぐいと進んでいく。それにしても登場する人物たちが軒並み歪んでいて笑ってしまうが、笑いながら背筋に冷たいものが流れる。このいびつに見える登場人物たちは読者である自分といったい何が違うというのか。いろいろな側面で語れる作品だが、個人的には夫婦漫画として読みたい。現在進行系で夫婦漫画の歴史に爪痕を残している『1122』(渡辺ペコ)、そして作者の夫である漫画家・浅野いにおによるエッセイ『漫画家入門』と併読するのが吉。


5つ星のうち4.0
人間の内面
自分でも自分の内面が見切れないって感じることがあります。自分がいろいろ経験してきて、仕事などで人間のずるいところや醜いところを人よりも見てきたつもりですし、自分のなかにもそれがあるってわかっているけど一巻もそうですけど、ここまで描ききられるとやっぱり人ってこんなに弱いものなのかな、、、って落ち込みます。逆にいろいろな人を見て人間が自分勝手だと認識しつつもそれを否定したい自分がずっといて、この漫画をみて、そうだ、そういう人間がいるんだって諦めつきました。ぎりぎりまで踏ん張ってそんな人はいないって思っていたけど、心の底からわかり合えない人もいる、そして傷つけられたり、傷つけることもある。けど、それって私の中ではポジティブな意味です。この先生の描くものを他はあまり知らないのですが、根底にある暖かいものは否定できません。人間の残虐さや自分勝手さ、その上で最低限の調和、そんな事を考えさせられる漫画です。自殺に関しては賛否両論あるとおもいますけど、死については本人しかわからない、残された人は深い悲しみが残るけど、もしかすると本人はとても幸せな瞬間だったのかもしれないって思います。


5つ星のうち4.0
じっとりとしたイヤな感じ
著者の作品の中でもトップクラスの湿度の高さというか、嫌なじっとりとした雰囲気で満ち満ちている巻でした。「昔の恋」「元彼」というような言葉では軽すぎて表現できないような、自分の心の奥底に張り付いてしまった過去の男とその死。死の直前に8人もの女性に「結婚しよう」とメールを送った彼の真意を求め、関係者を探り過去に心を巡らす小説家の主人公と編集者。ミステリーな要素もあってか、先が気になってあっという間に読み終わってしまいました。例えば著者の「先生の白い嘘」は暴力や性差による絶望感がひどく、題材だけでいえばこちらの方がヘビーなのですが、一方で希望や癒しもしっかり感じられるものでした。しかしこの作品は今のところひたすらじっとり。暗い。苦しんでるのに明るい出口を求めていないよう。壊れている、すこしおかしくなっている、そして自身もそれを甘んじて受け入れてる。周りは大変そうですが、バディの編集者が唯一明るく飄々としてていい味出してます。人物の絵にも情念みたいなものが張り付いてて良いです。まだ主人公の彼女自身の心中も、自殺してしまった彼の意図も、すべては覆い隠されています。ありふれているようでその後の人生全てを支配するような喪失が、どんな未来を導くのか。先の展開がとても楽しみです。



00014
先生の白い嘘(2) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
視点が変わるごとに物語の深みが増していく
2巻から、ストーリーの視点が変化していきます。処女好きな早藤、巨乳を武器に彼氏を誘惑する佐古田ミカ、婚約者から相手にれない美奈子。1巻では脇役だった彼ら彼女らの視点で描かれることで、物語の深みが増していっています。表面だけ見ると、薄っぺらい人間のように見えても、内面では様々な葛藤を抱えている。ありのままになれない弱さを抱えながらも、逞しく生きている登場人物たち。その一方でグラビア活動をして謹慎処分をうけた女子生徒、緑川椿(みどりかわ つばさ)。彼女は自由に生きる強さをもつ一方、まわりとの衝突を生んでいる。それでも物怖じせずに先生ともやりあっている姿が清々しい。作者の女性の描き方が本当に上手い。とくに「美人ではない」女性を描くのが、絶妙で、それぞれ味が出ています。


5つ星のうち5.0
賛否両論
何とも心理描写がたまらなく好き。でも、この展開は嫌い。ドラマで主婦層にウケる内容かな。ドロドロを昼間にやってもらえば、夜の話題になって賛否両論からは抜け出せる。


5つ星のうち4.0
鳥飼さんの
頭のなかが気になります。もっとのぞいてみたくなりました。8巻で終わるのだろうか。


5つ星のうち3.0
そういう女性もいるんだろうなぁ
と思いながら、これで女性を一般化するのは危険だと思いました。視点は面白いです。


5つ星のうち5.0
早藤・美奈子カップルのゲスさがどんどん出てくる
テーマが「性」という決して軽くはないものなので読んだ後はすっきり爽快とはほぼ遠い感覚になります。そんな中でも美鈴の教え子で問題児の1人、緑川光の「自分の体が自分を苦しめるなんて考え、狂ってる。」という台詞はスガスガしいほど自信に満ち溢れかっこよかったです。美鈴を脅し続けてレイプする親友の婚約者早藤も美鈴をバカにしている感溢れる”自称”親友の美奈子も最低過ぎます。それにしても、何故こういう女性は婚約者や恋人の携帯を勝手に盗み見ようとするのでしょうか。見たっていいことほぼほぼないでしょうに。新妻くんに芽生えた美鈴への気持ちがどうなるか次巻に期待が高まります。


5つ星のうち5.0
甘美な性愛や恋愛のもう一方にある不都合な現実
現代の日本の社会は、女の性、とりわけ女子高生の性を売り買いするようなおぞましい社会ですがこの作品を読むと、こういう社会の中で、男でいることや女でいることの罪深さを感じてしまいます。男と言えばなんと言っても悪人の早藤ですが、そのような社会の象徴とでも言うべき存在です。しかし、世の中にいろいろな男がいたとしても、多かれ少なかれこの早藤のような面を持っていると思います。男を恐れ、男にあらがいつつも、男に服従隷属してしまう、そういう姿に「女」を感じて興奮する男は少なくありません。そう思えば性の風俗産業とは現実の世界では無縁であっても、自分が男であるというだけで他人事ではなくなってきます。男の読者は、この作品を読みながらそういう面を自分の中に発見して、美鈴が自分が女であることに嫌悪感を感じるように、男であることに嫌悪感を感じてしまうように思います。新妻はそういう男の代表として登場しているようです。女はどうでしょう。女は様々な姿で登場しますが、それぞれの形で、いずれも男が支配する社会の中で生きていると言うことを自覚しています。美鈴をはじめとして、その対極にある緑川、自分を全く持たないという形でしか生きられないミカ、そして三郷。三郷はまだ謎めいていますが、これらの女は女の様々なあり方の見本のようです。この作品を読むと、性愛や恋愛の甘美さが一瞬にして凍り付くような印象を受けますが、それだけに、この問題がどのように展開していくか楽しみで仕方がありません。


5つ星のうち1.0
つまらん
なんかお勧めの一番上にあったので読んだが、女性漫画家の書く漫画の悪いとこが全部でてる感じ。30ページくらい読んであとは読む気も起きなかった。


5つ星のうち5.0
最後にはあの巨匠の言葉が入っていた!!
作品は間違いなく面白い。それを説明する言葉は私にはないけど、最後にあの萩尾先生の言葉がある!これって漫画家として、最高の賛辞だと想う!



00015
先生の白い嘘(4) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
スカッとする!
言いたくて言えない事、詰めこまれてる!書かれてないけど、描かれてる!凄い!スカッとする!


5つ星のうち5.0
面白かった!!!
1~4巻までいっきに読みました。ガラスにそろそろと少しずつヒビが入って、いずれ割れ行くのを見ているような、くぐもっていて、どこかおそろしげな悪夢的世界観。でもぐいぐい引っ張られて先を読まずにはいられませんでした。読んでいる間、苛々したり、もどかしかったり、泣きそうになったり。早藤はたいがいな奴ですが、主人公(美鈴)も、早藤を利用している。自分の性欲を、早藤の性欲のせいにしている。自分の中に、自分が最も嫌悪する、「男性的な」下卑た性欲がある(かもしれない)ことを隠蔽しようとしている。早藤の行動原理も、自分の性的不能を隠蔽することに終始一貫しているので、お互いさまといえば、そうなのかもしれません。(始まりに関しては完全に犯罪ですが・・・その後、脅されているわけでもないのに服従するのは、美鈴にとっても都合のいい性欲処理の相手だからじゃないですか)主人公は自分に性欲があることに罪悪感を持ってるんでしょうか?二十四歳にも関わらず、彼女は出てくる登場人物の中で誰よりも幼い少女のように見えます。この社会は男に支配されている(ドヤ)なんて、言い切るには昭和初期とかならまだしも現代ではさすがにちょい無理あるよな~と思います。風俗、習性、既得権益、沢山あるにはありますけど。男性社会は頭打ちで、伸びしろがあるのは女性です。支配されているって思うのは、自分が少なからず男に支配されたいからなのでは?と。男が性欲に支配されている社会、だとは感じますが笑早藤と美鈴、どちらがより強く相手を必要としているかと言えば、早藤でしょう。早藤にとって美鈴は、(性的不能者すれすれの自分を)無条件で、無批判で受け入れてくれ、咎めもせず、比較も査定もしない、最高の女神みたいなものです。だからハッタリでも何でもかまして、絶対手放したくないんです。(待ち伏せまでしちゃう笑) 比較強者は圧倒的に美鈴。とっとと気づけ~~!と、切に思います。


5つ星のうち4.0
敵が誰なのか、どう戦うのか
前々から評判はチラホラ聞こえていましたが、遅まきながら既刊四冊を一気読みしました。ネタバレ全開ですが、たぶん文字で読んでもあんまり面白さが伝わらないような漫画(というか文字であらすじ読むと読みたくなくなるような漫画かもしれない)なので、とりあえず感想を。この漫画のテーマは男女ともにある性欲と、男女を分け隔つ性差。一巻の冒頭を読みだした時には、イケイケなルックスで婚約者有りの友人と地味なメガネ女教師の主人公、ギャルにいじめられるパッとしない男子生徒、勝ち組負け組キャラ社会スクールカースト・・・と既視感ありまくりで正直キツイな―なんて思ってましたが、私のそんなアマい想像力は軽く超えられました。カラい。2巻巻末の萩尾望都さんの解説がわかりやすいのですが、この漫画の主な登場人物たちは性欲&性差とどう立ち向かうかという点で肉付け、棲み分けがされています。中心になる原美鈴先生とその生徒である新妻は性被害者という点では同じでありそれに思い悩むという点では同じなのですが、性差という点で決定的な断絶がある。その断絶とは単純に腕力なのだけれど、単純であるがゆえに深い断絶です。で、先生を強姦した加害者が友人の婚約者である早藤が暴力の象徴なわけですが、その早藤すら我が子のエコー写真を見て吐き気を催すなど自分の性欲とその結果に対する弱さが描かれる。(だからといって全く同情の余地なしなキャラなんですが)性の圧力に対して負けたままのキャラだけでなく、勝ちにいく女性も出てきます。序盤での緑川や、この四巻での歯科衛生士綾香がそうです。ただ、綾香が早藤に瞬殺されてしまった以上このポジションは厳しいというか、この方法では暴力の前に無力だよということなんでしょう。実際、このシーンは怖い。どちらかというと、先生や新妻と同じく性被害者ではあるもののひたすら戦略的に立ちまわってコントロールを目論むミサカナのほうが先生らのロ―ルモデルとして希望がある・・・けどそのミサカナも明るいヤリチンの前に敗北しかけるのでかなり怪しい・・・。一応、象徴的なわかりやすい敵(?)としては早藤がそうなんですが、やはり作品のテーマは性。もって生まれた性欲、性差、社会的に与えられる男性女性の役割といった漠然としてるけど確実に存在する敵にどう立ち向かい生きていくかといったところでしょうか。(超無理やり読めばバトル漫画のように読めなくもないかもしれない・・・綾香の強キャラのフリをしてからのあっけなさすぎるやられっぷりは少しかませキャラっぽいし)感情移入して読む漫画でもないけど続きが気になって仕方ない、最近読んだ漫画では没入度のケタが違いました。少し不安なのは先生と新妻がどんどん良い感じになっていること・・・さすがにそれが進んでベタなハッピーエンドは杞憂でしょうが・・・。余談ですが、表紙の絵は割りと写実的で軽く木多康昭っぽい絵が描かれていますけれども、本編では結構違う、もう少し軽めの絵柄です。私は3巻の表紙が一瞬誰なのかわからなかったくらいです。あんまり選り好みされる画風でもないと思いますが、一応。


5つ星のうち5.0
圧倒的に力がある漫画
本当にすごいところで闘っている素晴らしい作品です。いろいろと考えさせられます。


5つ星のうち5.0
今一番続きが気になる漫画です!
今一番続きが気になる漫画です!今回は、“性”だけじゃなく“生”の話も出てきます。美鈴の行動って、普通なら早藤とは逆の反応をとられることなのにすごいです。理解してやってたんでしょうか?表紙の男、早藤が圧倒的に嫌われてる評価をよく見ますが、初めは嫌いだったのに読み進めるうちにそうでもなくなってきました。むしろ出てくるのが楽しみです。個人的にはミサカナの方が苦手です。みんな正悪は別として自分で考えて動いてるのに、ミサカナは他人を動かして悦に入っててちょっと異質な感じを受けます。これから早藤くんはもう美奈子たちとの話になるんですかね?何はともあれ全員の話が気になります!和田島君も前に意味深なモノローグがあったのに掘り下げがないので、秘かに気になってます。性の考え方が傲慢でも卑屈でもなく、リアルで面白いです。ひとの数だけ性があって、考えたことのない部分まで引きずり出された気分です。絶対後悔しないと思うので3巻で止まってる方も読んだことない方も読んでみてほしいです。しっかり最後の最後まで読みたい漫画です!続きも楽しみ!


5つ星のうち5.0
なんてこったですわ…
読了したので稚拙な文章で申し訳ないですが、レビューさせて頂きます。この話は4巻のみならずですけれど、なんとも言い難い感情を抱きます。確か1巻だったと思いますが、萩尾望都先生はこの作品に「乱暴だが品が良い」という言葉を寄せていらっしゃいました。私は思わず「なるほど」と声に出し、頷いてしまいました。それは4巻でもです。この話は嫌悪を抱くものが沢山描かれています。深く考えてしまえばしまう程、色んな人物を嫌だなと思います。フィクションですから物語として登場人物に様々な感情を抱いたり、現実と照らし合わせて嫌悪して不快になり腹が立ち悲しくなり、それでも何かに希望を抱かずにいられなかったり。嫌な事が沢山描かれているのに毎回読んでしまうのは、目に見えぬ「品の良さ」も理由のひとつなんだと思います。ちょっと逸れましたが、4巻の感想としてはなんてこった…の一言です。色々あります。じわじわと変化していきます。ただ、わからない部分も多く、到底この作品における答えなんてまだまだ出そうにありません。しばらく続くであろう事に歓喜しつつ、胃がせく思いであります。長くなりましたが、微かでも参考になれば幸いです。


5つ星のうち5.0
先生、自虐的
「愛」ってなんだろう。考えさせる漫画です。体のつながりがあればいい?でも、男性側(女性側もそうですが)、愛なんてなくてもからだの繋がりは持てるんじゃないの?「愛」って、どこで確認できるんでしょうね。



00016
先生の白い嘘(7) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
面白い
近所の本屋に売ってなかったので買いました。とても面白い漫画です!


5つ星のうち5.0
爆発する感情の連鎖
今までクールな振る舞いを見せていた三郷佳奈が感情を爆発させる。鳥飼茜は感情に支配された肉体を描くのが本当にうまい。秒単位で変化する男と女の感情を完璧に描いている。“ページをめくるのが怖い”本作だが心の奥底がジワっと温かくなる描写が増え、いよいよ物語も佳境に入ったことを感じさせる。男の自分としては、美鈴(=先生)の“温かい涙”の描写はたまらなく愛しい。もうすぐ先生ともお別れかと思うと、卒業を迎える気持ちに似て寂しくもなる。女を見下し、それを是として生きてきた早藤は、美鈴に“許された”ことにより、自我崩壊寸前に陥る。全てが収束する、最終巻が今から待ち遠しい。


5つ星のうち4.0
読後はぐったりしましたが、読んでよかった
男女の性について真摯に奥深く、違うアプローチから描いている。ここまで心情をリアルに描くか、という感じで読後はぐったりしました。でも、この問題に漫画からのアプローチだと幅広く読まれると思うので、評価したい!とレビューを書きました。


5つ星のうち5.0
美奈子は「誰を」許してと言ったのか
最初は「私を許して」だと思ったんですよね。「早藤なんかと付き合ってあなた(美鈴)と出会わせてしまった私を許して。彼があなたに何かしたことに感づいていたのに何もしなかった私を許して。あなたよりも早藤を選んだ今までの愚かな私を許して」と、そういう意味なんだろうと。それで、「あぁ美奈子もやっと目が覚めたのか。良かった、良かった。これでやっと美奈子と美鈴も前巻での玲菜と綾香みたいに、すれ違いを乗り越えて女同士団結して本当の敵に挑むことが出来るんだなぁ」と思った…のですが。もしかして美奈子は「早藤を許して」と言っていたんだろうか…?「警察に届け出たりしないで。そんなことして私と赤ちゃんと早藤君の幸せを台無しにしないで」と。うん、なんかこの方が断然美奈子っぽい。物語的には前巻で玲菜がどん底を経験してやっと目が覚めた、という展開だったので彼女のように変わる人もいるがそうでない人もいるという現実を表現する意味では美奈子は美奈子のまま、というのは良い展開だと思う。(理論上は。感情的には複雑だけど)玲菜も覚悟を決めて自首したのに、まさかあんなことになるとはね…。彼女は恋愛至上主義的な呪いから目が覚めたとは言ってもまだ、「自首することで早藤との関係を綺麗な思い出にしたい」という歪んだロマンティシズムを患っているように見える。そして美奈子がその最後の願いをひねりつぶす。あなたは早藤と「関係」など持っていない。すべては玲菜の「一方的」な行為であり単なるストーキングに過ぎなかった、と。美奈子の早藤に対して見せる執着や盲目さは、かつて玲菜自身が経験したそれであり、玲菜は美奈子を通じて過去の自分と対峙し、そしてしっぺ返しを喰らう。玲菜がかつて親身になってくれた友人裏切ってまで早藤を選んだように、美奈子もまた虚構の幸せにどこまでもしがみ付くからだ。鳥飼先生すげぇ。最終巻の次巻に期待することはただひとつ。美鈴に幸せになって欲しい。1−7巻まで読み作者の技量に全幅の信頼を寄せているので心配はしていません。ただただ楽しみです。


5つ星のうち5.0
私が探せないだけか?
KindleしかAmazonで売らないのかな⁈新刊を平等に平積みしないくせの強い書店しか近所にないんで買い逃したらAmazonで買えなくなるねドライアイでKindle嫌なんで先生の白い嘘7巻ですこの作品を読んで何も感想がない人は疲れてて人の事を考える余裕がないのかなと思うとても優しい物語だと思います深く傷ついた優しい人に早藤は救われないと思うよ


5つ星のうち3.0
う~ん
最近、絵が雑なのとストーリー展開が見えてしまって残念でした。でも、デビュー当時の作品から好きなので、つい購入してしまいます。


5つ星のうち5.0
先生の決意、決別
意を決して早藤に立ち向かった先生。結果は凄惨と言う他ない。先生を半殺しにして返り討ちにした早藤だったが、先生の言葉は強烈な一撃となって早藤に突き刺さり、大打撃を与える。早藤の異常なまでの女性蔑視、憎悪の謎が明らかに……。一方、ズタボロになった先生は早藤や看護師、三郷の言葉を聞いて新妻との別れを決意。男への憎悪や恐怖からではなく自分がもっと強くなるため。そして新妻。先生に別れを告げられ、一端は三郷を好きになろうと努力する。好きになろうとすればするほど先生への「好き」が止まらない。ついに感情が決壊する三郷。求めに応じ、彼女のもとへ向かう和田島。次巻で完結だそうです。はー、表紙の新妻君がセクシーすぎますね。


5つ星のうち3.0
ラスト目前
この巻で何となく鬼畜早藤の闇の元が解ってきました。でもだから、何?って感じ。ただの変質者だし。結納の席で早藤母も元気で幸せそうだったのに、なんか今更なこじつけ感が。早藤の、あの薄汚い泣き面には心底ムカムカ。玲菜の気持ちが全くもって解らん。愛されてるような描写も一度もないどころか虫けらのような扱いしかされてなかったのに信じて疑わない玲菜。ブサイクで変態で優しさと情のかけらもない犯罪者。惹かれる要素ゼロなんだけど。美人で温厚でモテるはずの玲菜の初めての恋愛相手が、あんなうん〇だなんてちっともリアルじゃない。奴の為に罪を犯すとかも。綾香達の話を聞いた美奈子がどう動くかな。あんな父親いらんでしょ、っていうより危険でしょ。これまで、女は非力だ、惨めだ、男に勝てない、そればっかり強調され一括りにして、男はこうで女はこうでっていう主張が続いてきたわけだけど例えば、早藤と新妻、同じ男でも魂が全く違う。男女関係なく共通してるのは、この漫画の登場人物はよく泣く。は?ってなったのは、美奈子が妊娠したことを玲菜に伝えながら号泣する早藤。意味わからん。クズ中のクズ。今までは、とにかく胸糞悪い話(主に早藤)なのでいつも1回読んだらそれきりだったのに、この巻だけ何かが突き刺さり初めて泣き、初めて1巻から読み返しました。次巻で完結だそうです。あれこれ回収できんのかな?恋愛の方は…新妻は、三郷を受けいれた方が未来は明るい気がするし三郷を救う事も出来るかもしれない。今の想いはともかくとして、数年後は確実に後悔しそうだし先生が今以上に傷つきそう(これ少女漫画じゃないし、取り分が少ない側の人だから)そもそも新妻は、彼女だったミカにキスされた時は能面顔だったのに三郷相手だとポーッとしちゃう普通のDKで学校サボって二人で遊んだ時も珍しく笑ってたし、弱いくせに三郷を守るため戦ったりも。そして、社長夫人と同じシチュエーション(脅し的な)のはずなのにこれまでみたいに下半身に刺激を加えなくとも思い切りハァハァしてたし三郷とは自然にデキる準備ができて、またしても頬染めながら「…いいの?」ってやる気満々。それに対し、三郷は新妻と先生との事の経緯を知ってるから(脅しておいてw)泣きながら怒ったけど(先生が)好きだからたたなかったとは誰も言ってないし誰も知らないし頭と心と体は別って事もあるのでしょう。てか自分に怒りをぶつけてきた三郷には萌えないの?先生への気持ちに火が付いたきっかけはそれだったんだけど。三郷の忠告も手伝い、新妻を手放しもっと強くなりたいと願う先生の選択は正しいと思うので完結となる8巻まで貫いてほしい。先生がツリーを眺めながら「きれい」とつぶやくシーンは一番泣けてしまう。スッキリとした終わりを期待しているけど厳しいかなぁ



00017
サターンリターン(9) (ビッグコミックス)


00018
先生の白い嘘(8) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
考えさせられる
男と女は不平等。特に性においては全く平等ではありません。そのテーマを真摯に書いた漫画。最初から最後まで不穏な空気が漂い続けます。主人公の美鈴に共感はできないけど、理解はしたいと思いながら読み進めました。最終巻はどう決着をつけるんだろうと思ったら、こういう形だったんですね。なるほど…。欲を言ってよければ、もう少しミサカナと兄の話を読みたかったかも。


5つ星のうち5.0
男女の「性」「暴力」「愛」への問題提起
素晴らしい作品でした。レイプやその他、きわめて扱いにくいテーマをこれほどはっきりと描き切った作品が、他にあるのでしょうか。沢山の女性が、あるいは男性が、この作品を読んで「自分も痛かった・悲しかった」と、思ったことかと思います。それぐらい、言い出せないレベルでの「暴力」は当たり前のように、笑いながら行われていて、それについて「自分が悪かった」と自分を責めている人々が、現実にいるのだと思います。なんであんなことになったんだろう、悪かったのは私ではないか。長年、この先生と同じように、ずっと思っていました。愛する人相手であっても、求めることに罪悪感がありました。悩み、痛みを言語化することは、それを乗り越えていく上では重要なプロセスです。心の中で泣いて、自分を責めている沢山の人達に、いつか届けば良いと思います。私は、救われました。


5つ星のうち5.0
自分の身体を取り戻していく物語
登場人物一人一人に論理があり、性と暴力をとても生々しく描いていると思う。レイプをこれほど様々な立場の人間の心理的葛藤を交えて描いた作品を初めて読んだ。時代の先端にある、すごい作品だと思う。「それでも愛を信じよ、幸せを求め真摯に行動せよ、さすれば救われん」と信じられそうになる物語だった。


5つ星のうち4.0
アシスタントの絵ばかりで
アシスタントの絵ばかりで稀代の名作が死んだ中盤の巻までの感動がすっかり興醒め心の中のとっておきの棚にしまおうと思っていたけど、や~めたどんな事情があったか知らないが這ってでも自分の絵で仕上げるべきだった作品過去の漫画家たちに合わせる顔がない、って感じですかね。もったいないとにかく、もったいないブルータスよ、お前もか...


5つ星のうち5.0
娯楽だけが漫画ではない。
全巻通しで読みました。当方男性です。性犯罪の被害にあった女性が皆、この漫画の様な心情を持つのかはわかりません。ですがこの漫画を読む前と後では同じ話題に対する感じ方、考え方が変わるはずです。漫画といえばついつい手軽な娯楽ものに手を伸ばしがちですが、世論に性犯罪の話題が溢れてしまっている今、一番ひとに薦めたい漫画です。


5つ星のうち5.0
ずっと好きだと思うこの作品
一巻から読んでて苦しかったり怒りがわいたり、負の感情ばかりではあったけどどうしても目が離せない作品でした。8巻で最終巻になるとみたときはどんな終りを見せてくれるのだろうかと凄く気になって発売日が凄く待ち遠しかった作品はそんなにないなと。最終巻。登場人物が背負っていたものが少しでも軽くなっていたので読後は凄く良かったです。また早藤にあの選択をさせなかったのは本当に良かった。たぶんあのまま早藤の思うままに描いていたら嫌いな作品になっていたかも。それぐらい、早藤の扱い方は良かったです。


5つ星のうち5.0
男に生まれたから、女に生まれたから…
登場人物それぞれの目線で描かれていて、一話一話読み入ってしまいました。性についてとても深く考えさせられる内容だと思いました。鳥飼先生の漫画はこれが初めてでしたが、とても素晴らしかったので他の漫画も購入します。


5つ星のうち3.0
男女間の格差を浮き彫りにしたファンタジー
絵も話もレベルが高く面白いです。ただ、これはもうテーマ自体の批判になってしまうのですが、個人の行動の責任を始終「男女」「加害者と被害者」の枠に押し込めて、意思を・性を亡霊化し個人を正当化し続ける話のように感じました。レイプしたのは男だったから。それを受け入れたのは女だったから?男だから許されるのか、女だから許すのか?テーマを浮き彫りにする為に、現実をそぎ落としたことは否めません。気軽に「レイプ被害者・被害者だと感じる人」に勧めることはできない。



00019
おんなのいえ(1) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
すごく好きになった
軽く読み始めた、が。頼んでない、という彼。わかる、と一気に入り込んでしまった。両方の気持ちが分かる、そこがすごくよかった。そうなんだよ、こういうことって家族の間の、誰とでも起こること。自分が悪いのかなあ、そうじゃないよね。相手が悪い? そうじゃないんだよね。あっというまに読んで、先を見たいなあ、と。


5つ星のうち4.0
おんな、女、オンナ
姉妹のかけあい?!突然フラれた姉、雑気味な妹?!姉妹の新しい恋?生活?関係性?!展開が早くキモチいいね。前作が途中で失速ぎみに終わってイマイチすっきり感がなかったので今作は期待大!?かな…姉、ありかよ、しっかり自分を見つめ直しイイ女になってイイ恋しなさい!って母親?目線ど応援します


5つ星のうち3.0
主人公の気持ちが重すぎた。
話題になっていたので買ってみました。もちろん最後までじっくり楽しんで読めたのですが、私には主人公のぐるぐるした感情がいまいち共感できず・・・。どちらかといえば、ちゃっかりかわいいタイプの妹のほうに共感しました。「妹のように要領よくなれない。。」というコンプレックスをもったお姉さんタイプにおすすめです。


5つ星のうち5.0
大人の日常
って言っても、本当に有りそうな日常。アイドルデビューしてTV出演するとか、高校生がバンド組んでお茶してアホなことやってとか、そういう有りそうで実は無いようなことではない。安心できる作品。


5つ星のうち5.0
リアル
レビューが低くて驚いてます。面白味とか、感動とか、そういうのを求める人には足りないとは思う。でも、これはすごくリアルで、現実にありそうな身近な感覚がとても心地よくて素敵な作品です。タイトル通り、色んなオンナの事情、感情をとてもリアルに描かれてると思います。ドラマ化するなら、今の時代、こういう作品の方が感情が入るなぁ、と思う。


5つ星のうち1.0
あんまりやわ
あんまりやった。特に面白いとかもない。続きも読まないと思います。


5つ星のうち2.0
主人公が好きになれない
1-2巻まとめ読み。一時期話題になっていたので読んでみましたが、話題の割にレビューがすくなくどうなんだろうと思ったら、案の定いまいちでした。美大を出たものの夢(イラストの仕事)もまともに形にならず、仕事もまともにしているわけでもなく、の29歳。まともに話あいもせず「なんとなく結婚するんだと思ってた」同棲彼に、彼ため!という名目で一方的に自分の理想を押し付けた揚句振られてしまう。先の見えぬまま、妹と同居生活を始めるが…特に努力もせず、偏見・思い込みで「あの人は努力しないでいろいろ手に入れてる。自分にももっと価値があるはず。自分ももっといい思いをしていいはず。ズルイズルイ。」という思考の主人公は全く好きになれず。今のことも先のことも考えず、目先の快・不快でその場の行動を決めており、それが招いた結果については逆切れ、意見されればふてくされ。幼稚すぎる。家族でマナー違反の行動をして「とるに足らないイケナイコトの共犯で仲間意識を強めるあたしたち★」みたいな場面が混ざるのも引いた。


5つ星のうち1.0
感情移入できなかった
不器用で気の毒な面もあるけど、家族に八つ当たりしてるシーンで読む気をなくした。



00020
サターンリターン(5) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
唯一無二の怖さ。どんな文芸より純文学的。なんだこれは
1〜4巻までも、他の漫画や小説では見たことのないようなストーリーでしたが、ここにきてさらに物語がひっくりかえりました。しかもそのひっくり返り方が、いままでに見たことがない。ふつう、物語がひっくり返るときって・作者が狙ってる感じがわかる。ほら、びっくりしたでしょ?って感じで、誰か死んだり、秘密が明かされたりする。・もしくは作者さんのメンタルに何か変化があって、どうしようもなく変わってしまったんだなー、変えたくなったんだなってわかる。という感じで、作者がエンタメ的に狙った演出か、作者さんの狂気ゆえか。大概このどちらかだと思うのですが、この物語はどちらでもない。なんというか、静かにゆっくりと、ボタンを掛け違えたように、ドロっとした感じで、物語が気がつくとひっくり返っている。そこには深くて病的で狂気にも近い怖さがあるけれど、作者さんが狂気に満ちてるわけではなく、計算されて描かれている感じがする。けど、その狙いが全く分からない。分からなすぎて、この物語はそもそもいったい何を描こうとしてた物語だったんだっけ??自分はなんでこの漫画を読んでたんだっけ??って混乱しました。そしてストーリー自体も、振り出しに戻ったようでもあり、着々と前に進んでいるようでもあり、全くよくわからない。けれどこの物語の混乱が、作者さんの狙いそのものであり、すごく複雑で深いなにかを描こうとしていることだけは分かる。それが何なのか、物語はどこに行くか、全然わからないけど。それが分かるまで、追いかけようと思います。そしてよく見ると、表紙の「サターンリターン」がひっくり返っている。やはり作者さんは狙ってこの混沌を作ってるみたいですね。怖い……


5つ星のうち5.0
テーマ的には80年代の少女漫画に通ずるのでは
まさか、こうなるとは。こわいです。山岸凉子の天人唐草に似た怖さ。結末が気になる。


5つ星のうち4.0
原因がたった一つであるわけがない、、、
きっかけはたった一つであるかもしれないけど、何かの結果の原因がたった一つであるわけがない。何度も何度も同じことが繰り返されて自覚して、それが結果につながる。アオイの自殺の原因がたった一つであるわけがない。ただその中心に何があるのか、そして何が行動に移させたのかは本人しかわからない。この人はこういう人だというのは、その人が見たその人の感想でしかない。さらに言うと他人の中に見えるのは自分の姿で、その人の中に無いものは見えにくい。本当の自分なんて日々変化していくものだし。この先生の話はいろいろと哲学的だと思う。


5つ星のうち2.0
キャラの見分けが付きにくい…
書店にて購入しました。この作者の特色は漫画特有の安直で記号的(子供ぽい性格だから顔が丸めとか、美人だから目がキラキラしているとか)ではないリアルな生身の人物を描くことだというのはわかっているのですが、流石にこうも登場人物が多いと誰が誰かわかりづらくなってきました。。関西弁の黒髪の女の子だからこのキャラだっけ…?といった感じで、物語が頭の中で錯綜してしまいます。自分の読解力が足りないのだと思いますが、ストーリーの核心の謎よりもそれが気になってしまいました。



00021
サターンリターン(8) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
作者の産みの苦しみを知って、より感慨深くなった
鳥飼茜さんは大好きな漫画家さんのひとり。サタンリターンも連載開始時から読んでいたけど、正直、中盤に差し掛かったあたりでいったん吸引力がなくなったように思えた。そこから巻き返す様を、ご本人のインタビューで知り、再び手にとるとーー怒涛の鳥飼ワールドがそこにはあった。胸をえぐられた。クスッとも笑えた。とんでもなくエモーショナルな作品になっていた。今になって、サタンリターンは、鳥飼さんの作品群の中でも傑作だと思う。


5つ星のうち5.0
面白い、こわい、続きが気になる
9巻、10巻が楽しみです!登場人物の8割が狂ってる



00022
サターンリターン コミック 全10巻セット


00023
サターンリターン (9) (ビッグコミックス)


00024
サターンリターン(7) (ビッグコミックス)


00025
サターンリターン(4) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
人間性と、ストーリー。
面白いっ!


5つ星のうち5.0
ひたすらに重く、目指す道が見えない不安が、心にくる
前巻までの壮絶なドラマの連続を越えてプロポーズされた8人の女と会っていく展開に突入。順番にアオイを知る女に会っていく、という定型っぽい流れになったことで、なにが起こるか分からない緊張感はやや緩和したものの、会う女ひとりひとりのドラマが、重く、深い。そして、結局こうやってアオイを知る女たちと会っていった先に何があるのかがまったく見えない。これは一体なんのドラマを見せられているのだろう?アオイの死を巡るサスペンス??加持が作家として復活していく再生ストーリー??それともひたすら登場人物全員が不幸になっていくのを楽しむ類のドラマ??どれも、そのようにも読めるし、違うとも感じる。話の流れは見えたのに、どこにゴールがあるのかがまったく見えず、読んでいてずっと不安な気持ちにさせられる。不快感や嫌悪感ではない、絶妙な不安感に、ドキドキさせられます。


5つ星のうち4.0
不幸を楽しむ人達
生きているとたまに、不幸を楽しんでる人を見かけます。それはそれで不幸じゃないのかもって思うこともあります。この話は本当の不幸があり、不幸を楽しむ人もいて、自分の幸せが見つけられない人達もいて、いろんな人がでてきます。短期的にみて不幸でも長期的にみたら不幸じゃない時もあります。いろんな人生があっていろんな幸せがあります。それが幸せってだれが決めたの?それが不幸ってだれが決めたの?本当の幸せも不幸もその人にしかわからない。先生の漫画っていつも、本当の価値観ってなんだろうって思います。



00026
地獄のガールフレンド 番外編 (FEEL COMICS swing)


00027
マンダリン・ジプシーキャットの籠城 上巻
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5つ星のうち5.0
荒んだ近未来の仄かな希望
描かれるのは近未来の荒んだ世界ですが、登場する人物の魅力でちょっとした夢を見ることが出来ます。それにしてもこの作家はなんて幅の広い世界を持っている事でしょう。描き出す世界や価値観が全く別なものを次から次へと生み出していくのを見ていると目がくらむ思いがします。


5つ星のうち4.0
地平線、異空間、不夜城、多民族、ボーダレス、、。
地平線、異空間、不夜城、多民族、ボーダレス、、。人間って何って感じです。



00028
マンダリン・ジプシーキャットの籠城 下巻
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5つ星のうち1.0
ごめん、ちょっと分かんなかった
先生の白い嘘と地獄のガールフレンドは読んだので上下巻を大人買い2回読んだけどもし10代だったら斬新と思ったのかな?男下げな作品が多かったからこういう話が描きたかったのかな?よしながふみさんの大奥がヒットしたから編集者にこういう内容でごり押しされたのかよく分からなかった若い方には共感出来るのかも知れないので偏見なく目にしてみて欲しい



00029
私の身体を生きる
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5つ星のうち5.0
ヘビーだがとても貴重で面白い
17人の女性作家たちによる「身体」についてのエッセイ集。「文學界」連載時からたまに読んでました。執筆者の名前の並びだけでも圧巻です。一つ一つのコラムは短めですが、女性の「身体」や「性」にまつわる問題が様々な角度やエピソードを通じて極めてあからさまに語られています。男性からの視線や性被害、性交、妊娠、出産、性欲、自慰など、人によっては読むのが辛かったり重すぎる部分もあるかも知れません。気軽に読める軽いエッセイ集ではないことを覚悟しておく必要はあると思います。しかし、それだけに、とても重要でありながら、あまりにも語られなさ過ぎる私たちの「身体」や「性」を見つめ直し、言語化するための貴重な機会でありレッスンともなるように思います。ヘビーですが、とても面白い本です。個人的には、村田沙耶香さんの文章がとても素晴らしいと思いました。


5つ星のうち5.0
身(こころ)と体(からだ)に纏わるエッセイ
エッセイは、書き手の実体験や聞いた話が題材のため先が読めない面白さがある。意外性や作家独自のセンスが感じられて好きです。私の身体「を」生きる。タイトルに惹かれました。私の身体「と」や私の身体「で」とも違う格助詞の選択。ニュアンスをうまく伝えられなくてもどかしいですが、奥深いなと思いました。年齢や立場などの状況に応じて、変化してきたという動きが感じられます。自分の内面と向き合うという意味合いもあるのかな。Wikipediaの体の項目に「人間は身体を通じて世界を経験し、世界を構成する」とありました。過去や現在、または未来の展望を綴った「身(こころ)」と「体(からだ)」のはなし。実体験をもとに「私の身体」を客観的に思考・分析の対象とし執筆されています。その身体と生き方で遺憾なくリアルな声を響かせます。友人・恋人・夫婦・親子etc生まれてから生命活動を終えるまで、さまざまな関係性の中で起こる生きづらさ。自己価値感の低さに悩んだり、他人の言葉に傷ついたり。主題は確かに「性」という単語がふさわしい。性交話のインパクトが強いが、最後まで読むとテーマがそれだけではないことがわかります。性別・個性・性格・性質(〇〇症)etc、性による生きずらさや違和感を覚えたことが誰しもあるのではないでしょうか?私の身体は誰のもの?デリケートな問題だからこそ、目をそらさずにしっかりと向き合っていかなくてはと思いました。


5つ星のうち4.0
ふかいのかも・・。
17人の著者による「女性の体」をテーマにした内容で、飽きずに読めましたが、下ネタもあるので、気に入らない箇所は飛ばしても良いと思います。男性では分からない話もあり、勉強になります。漫画本サイズで持ち歩くのは楽です。文字サイズは一般的です。レビューだけではなく、商品紹介の確認もおすすめします。


5つ星のうち5.0
男性こそ読むべき本
女性の身体のことについて、17人の筆者がエッセイを書いています。最初、事実が書いてあるんだと思って、なんてことを告白してるんだとドキドキしましたが、読んでいるうちに、こりゃ創作だと思いました。事実を書いている人もいるかもしれませんが・・・私は男性ですが、男性には思いもよらないことがたくさん書いてあって、(私が世間知らずなだけかもしれませんが)とても興味を持って読みました。「わしは、○○なんじゃ」という文章を見たら、年配の男性を想像し、「○○だわ」、「そうなのかしら」、「○○なのよ」は女性を想像するように、私たちは、知らず知らず、洗脳されていますが、女性とはかくあるべきという洗脳がこの本によって解かれます。いまどき、そんな話方をする人はほとんどいないことはわかっているものの、もっともっと洗脳されている部分が解けていきます。女性向に売られているようですが、男性こそ、読んだ方がいいと思います。


5つ星のうち3.0
エッセイ集
身体をめぐるエッセイ集。タイトルなどではぼやかしてますが、中身を見るに性に関するエッセイという形で依頼されて書いているようです。著者には小説家なども入っているため創作も入っていると思います。身体に向き合って記すというように、下品な話も多い印象。考えさせられる話も多いですが、面白い一冊とは思わなかった。


5つ星のうち5.0
女性の性についてのエッセイ
女性作家の方が地震の性について赤裸々に描いているエッセイ集。一人ひとり感じることが違う。それがあるから私も筆者に対し一人ひとりに感じ方が違う。それで良いのだと思う。


5つ星のうち5.0
男性にもおすすめ
私の身体を生きるのレビューです。妻から勧められて読み始めました。能町さんは久保ミツロウさんとのラジオで知っていたので興味あり読み進めました。確かに女性観点の内容が多いですが 男性の視点から読んでもなるほどと感じる事が出来ますね。様々な分野の方の視点、夢中になって読みました。お勧めの一冊です。とても良い商品だと思います。


5つ星のうち5.0
多角的
さすがに著者が多いので多角的です。この本は欲張りセットです。実際の人間に聞きまわるのも手間なのでこの本のコスパの良さ。一度手に入れれば何度でも読めるし、最高です。意見の違いがあったとしても、それはそれで楽しめる形に仕上がっています。



00030
先生、私の隣に座っていただけませんか?


00031
グータンヌーボ2 Season3


00032
クイック・ジャパン134
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5つ星のうち5.0
目隠しインタビュー クロちゃん
クロちゃんの人生の訳のわからなさと仕事に対する姿勢に感動すら覚えます。嘘なのかも知れないけど妙にココロに刺さるクロちゃんの言葉に感情移入せずドライにおもしろさを考え抜くスタッフの仕事に本気を見ました。


5つ星のうち5.0
押〜忍、押忍押忍押忍押忍
水曜日。週の真ん中。毎週『水曜日のダウンタウン』のお陰で一週間頑張れてると言っても過言じゃない。今週は番組がお休みだから、クイック・ジャパンさんがっつり水曜日欲もとい藤井健太郎氏欲を満たしてくれている。心から感謝です。QJvol.134を一目見てまず、カバーが素晴らしい。恒例ODDJOBさんが手掛けたということで、一部のマニアからしたらたまらない宝物になりました。続いてタイトルからして一番印象的だった『目隠しインタビュー クロちゃん』。インタビュアーの方の呆れ具合が文面からバシバシ伝わってくる。最高です。そして、地獄の軍団ディレクター座談会。皆さんそれぞれ得意な説のジャンルがあったり、カラーが凄く出てて興味深い。今日〜もテレビが面白いのはエキセントリック地獄の軍団、のお陰ですね。スター名鑑ランキングでは番組スタッフが選ぶ名物キャラを紹介。名前だけ聞いてピンとこなくても、解説を見たら思い出し笑いが止まらない。水曜日ファンならたまらない、おまけのような細かい仕掛けが沢山詰め込まれているボリュームたっぷりな仕上がりでした。一部のマニアだけでなく、誰が読んでも腹爆発な一冊です。


5つ星のうち5.0
お察しできない面白さ
番組でお馴染みのアロハ、お馴染みのアイマスクを着用したクロちゃん。インタビューは、雑誌名も何も明かされないまま目隠しではじまります。インタビューの内容やページのシックな感じから「芸人とは」みたいなプロフェッショナル的な職人然とした内容になるかと思いきや、8割がた「嘘」(本人曰く「肉付け」)への言い訳でした。「素材」インタビューは、小宮さんとかバイきんぐの2人とか芸人たちの懐の深さ計り知れず。トラウマレベルの仮説を検証させられてるのに「嫌」とは口で言ってもなんやかんや首肯してくれるこの人たちはなんなんだ。『水曜日のダウンタウン』って言ったらなんでも許されるような空気はこの人たちが作ってるんだなと思わせてくれるインタビュー。藤井健太郎さんはじめ番組スタッフの座談会があったり、素材となった芸人以外にもたむけんさんとかプレゼンターもたくさん登場してて改めてこの番組は大人……というよりいい年こいたおっさんが同世代のおっさんとワイワイやっててそこが楽しいのかもってなりました。


5つ星のうち5.0
水ダウでオモチャにされる芸人、みんな大好きになる説
表紙買い。ぱっとみクイックジャパンと分からない水ダウ愛あふれる一冊。中のポスターとダウンタウンと取りおろし写真、サインが付いているだけでも買う価値があるだろう。


5つ星のうち2.0
カビくさい
カビくさすぎました。


5つ星のうち5.0
好き
涙出ました



00033
【コミック】先生の白い嘘(全8巻)
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5つ星のうち5.0
頭を空っぽにして読んでほしい
ストーリーの設定だけでもインパクトがあるのですが、襞にかくれてしまいそうな感情も拾い上げて描くような心理描写が素晴らしかった。時間をおいてまた読み返したくなる。


5つ星のうち3.0
一気読みした。
あの日まで自分は、なんの面白みもない人間だった。真面目な人間は、そこにいて当たり前。良いことをしても当たり前。ちょっといけないことをすると、不真面目な人以上に非難される。友達はかわいい子が多くて、気が付くと引き立て役になっている。「いい人」は「都合がいい人」多分そう。私の悩みとか、欲求とか、拒絶とか、そういうものはみんな無視される。言いたいことあるけど、驚くほど聞いてもらっていない。いつも聞き役。私が何を思っているのか、なんて興味ないんだろう。あの日、自分は、選ばれてしまった。誰もが遭うことではなく、遭ってはならないことだった。衝撃だった。怖かった。苦痛だった。恐ろしかった。それなのに、あいつの誘いから逃げられない自分に気が付いてしまった。彼女に隠れて、彼女を欺いて、度重ねる行為に非現実の扉を開く自分がいた。表は真面目だけど、こんなすごいことになっているみんな知らないけど、こんなすごいことをしているそれは不快でもあるんだけどスリルでもあるこの先どうなるのか、ものすごく不安なのにこのままどうなってもいいと思ってしまう時もある私が恐れるのはあいつなのかそれとも正義なのかあいつから逃れたいけれど正義を盾にする勇気がない正義をかざす平凡からも逃げたいらしいそれをあいつに見透かされてしまったのかもしれないそれが、自分の罪なのだヒロインには、救ってくれるヒーローがいた 罪と向き合い、許しへ導いてくれる存在がいたでも現実の私には、多分いないだろうだから私は飛び込めない本当のジャングルになんか行かれないフェイクのテーマパークでフェイクのスリルに浸るしかない臆病者だだからヒーローも現れないハッピーエンドに終わってよかった だって、物語だものと、臆病者の私は思うのである。



00034
サターンリターン(3) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
大満足
配送も早く本の状態も綺麗で大満足です。


5つ星のうち3.0
映画やドラマのよう
ストーリーも絵も凄い。気迫を感じます。ただどうしても主人公が苦手で読むのがストレス。これ以上はいいかなと思いました。気にならない方にはおすすめです。


5つ星のうち4.0
本当の自分って?
理津子が自分だけは特別だと思い込んでいる、典型的な勘違い女だった事がわかった巻だった。アオイが理津子が言った「おもんなくしたのお前の方やから」という言葉。自分もそうだったな、とぐさっと刺さる言葉だった。本当の自分の姿を見失っている(わざと気がつかないフリをしているのかも知れないけど)理津子が本当のアオイを探すって相当痛々しい。


5つ星のうち5.0
異様にヒキのあるカラオケシーン
最終巻を間近に控えて一巻から読み返しているなか、この巻のカラオケシーンに異様なヒキを感じた。共通の「死」をきっかけに集った面々を前に、久宝留理子「男」をワンコーラス歌い切る主人公がポーズをきめる異質さ、しかし演出としてハマりまくっている鋭さに唸った。この作家はキレすぎる!



00035
おんなのいえ(4) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
本当のところ、女の気持ちは分かりませんが……
三十歳くらいの女性の揺れうごく気持ちが見事に描き止められています。<おんなのいえ>第四巻は、心に正直に生きなさい、という巻です。前巻までのもやもやとした気持ちが一挙に晴れて爽快感に満ちています。理性的に考えればとるべき自分の行動はちゃんと分かる訳ですが、人の心はままならぬもの。自分でも思ってもいない方向に突っ走ってしまいます。つまらない理性よりいきた感情の方が遙かに人を生かすのですね。この作品はもう30なのに大人になりきれず、うろたえる女の心を描いていますが、本巻を読むと、大切なのは、年齢にふさわしい行動をとれたりや状況を作り出したりすることではなく、しっかりと好悪を感じる心を保つことだと感じます。問題なのはそういう生きた心を持てるかどうかですが、現実には、読んだ人は、誰でもヒロインを素敵だと思う反面、ヒロインのような生きた心が自分の中には乏しいことを感じて嘆くのではないでしょうか。


5つ星のうち5.0
やさしい女のつらい道
「先生の白い嘘」がおもしろくってこちらも読んでみました。この作者さんの描く女は、生々しくて、惨めです。個人的に凄く感情移入してしまい、一緒にくたびれたり、うちひしがれたりしてしまいます。けれどもどこか世界は優しくて、その先に幸せが用意されている気がして、続きが気になってしょうがないです。



00036
おはようおかえり(5) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
このラストは好き
この終わり方、私は好き。皆自分に正直に生きたらいい。


5つ星のうち5.0
東京とは一線を画した不思議な世界
残念なような気もするし、丁度よい長さだったような気もします。やはりこの物語は京都の物語で、こういう形で完結する以外の終わり方は考えられないのでしょう。呆れかえるほど揺るぎない時間の流れている世界です。韓国ドラマの<サムデイ>を見たときには、日本での場面が、韓国とは全く違った雰囲気で、一方だけが舞台の作品には感じられない独特のギャップがあってとても興味深かったのですが、この作品の世界も、東京とも大阪とも違った、しかも完結して揺るぎない京都の独特な世界が濃厚に感じられます。流れている時間と空間、人々が暮らしている世界が、通常の漫画に出てくる物とは全く違って、その雰囲気がこの作品の一番の魅力だと思います。言葉だけの問題ではなく、人間そのもののあり方が違っているのです。この巻では東京が舞台になっているので、若干、京都らしさが薄まりますが、それだけに却って、舞台が京都の場面では京都らしさを濃厚に感じさせます。実際にこの作品から感じられるものが京都の雰囲気かどうかは分かりませんが、少なくとも、そう感じさせる強力な引力が、この作品にはあります。この雰囲気は、物語の流れではなく、登場人物の物事のとらえ方や感じ方から出てくるので、物語の展開とは無関係にどの頁でも楽しむ事が出来ます。そういう意味でもなかなか希有な作品だと思います。


5つ星のうち5.0
鴨川の流れに浮かぶ姉弟
一巻から最後まで、丁寧に読みました。鴨川を眺めるシーンからはじまり、流れる、という小さな文字で終わる。最後に東京に移り、三人がそれぞれの流れに乗ってゆく、必然と見えて良い感じでした。東京は必要だったと思います。”いけず”のお姑さんが、ありきたりのお姑ではない深さを持っているのが、すごく魅力的。姉妹の間の葛藤、姉たちと弟との間の慣れ慣れしさを越えた親しさと、女兄弟の中の弟の孤独が見えて、こんなこまやかなシーンを見せられると、繊細さでは抜きんでているはずの純文学系の小説が色褪せて見えます。


5つ星のうち2.0
がっかり
「先生の白い嘘」がおもしろかったので、この作品を大人買いしてがっかりしました。積み重ねたいろいろなキャラクターの縁が切れて意味不明です。恋も仕事もばっさり切れてしまってます。5巻もかけて何がしたかったんでしょう。&を思い出しました。あの漫画も最終刊が最悪でした。奥さんになったのは2巻に出てきたあの子でしょうか。こんな微妙なサプライズをされても思い入れも何もない女の子で嬉しくない。「先生の白い嘘」は傑作だと思ってます。こんな終わり方になったら怖いです。


5つ星のうち1.0
ラストがサッパリわからない…
たまたま最近1巻を手にしたので、5巻まで一気買いしました。物語のスピードか早いのは良いんですが、ラストが本当に意味不明。結局一保の彼女はどうなったの?ちひろは何者?弥生???いきなり知らない人物を出すのは良いんですが、もう少しこう、、紹介というか分かりやすく描写して欲しかったです…1巻がよかっただけに、本当に残念でした。


5つ星のうち1.0
京都である必要性がだんだんなくなってきた?
※ネタバレしてしまいます。一巻はおもしろかったです。京都に住む、見た目が良くて外では完璧だけれど家でだらしない姉二人と、ちょっと頼りない感じ(というか草食系?)もあるけれど主夫気質で家事をそつなくこなす弟というわかりやすい構図(と私はとらえました)のままでよかったと思うのですが…。結局、姉弟感での絡みもどんどん減って個々での話が多くなっていき、主人公も女性に対してモノローグではいいこといいながら何度もふらふらしてるし、次女は不倫してるし、長女はもっととんでもない過去があるし、いったい誰に感情移入していいものか…。男女関係が上手くいかない姉弟ということなのでしょうか。実際この漫画で唯一いいと思える人は社長くらいです。結局彼も降り回されてしまいましたけど。何より人間模様がドロドロと濃すぎて最初に押しまくっていた京都感がどんどん薄まってる気がします…。京都の人のいやらしさを出そうとしてるのは見受けられますけどね。わざわざコミックにマップもついてるように、街並みとかおしゃれなお店のある京都感を全面に出す漫画にしたいなら、姉弟の家族のゆったりした日常物語でないと無理なんだろうなと思います。中盤から無理やりお店とか場所の名前を出してるのかと思ったくらいです。最終的に明らかに人間模様を描くほうが勝ってるので、もはや京都である必要はないなと思いました。京都のビレバンでは地元コーナーでおすすめされてましたけど、それをみて手に取った方からしたら五巻は意味がないかもしれません。



00037
サターンリターン(6) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
新キャラの気持ち悪さ
あー!待望の新刊です!みんな狂ってる上に新キャラの濃さ…口悪すぎて爆笑しちゃいました。マッチングアプリはTi〇derですかね?!


5つ星のうち4.0
今回も不気味さ満点!
後味悪いけど面白い!!早く続きも読みたい!


5つ星のうち3.0
停滞と虚無の6巻
前巻で、ある程度読者がいっしょに物語を追える主人公から、完全な狂人モードへと変貌したりつ子ですが、この巻では想像の斜め下を行き、急に皆から下に見られる残念モードに。物語に出てくる狂人というのは、我々凡人の上をいく怖さがあるがゆえの面白さやドキドキがあるのだと思いますが、どんどん下を行くので、怖さも面白さもドキドキもない。このマンガのテーマがなんらか虚無というものを孕んでいるのは明白ですが、それにしても空っぽすぎる6巻でした。残念進化をとげたりつ子をよそに、小出くんが孤軍奮闘するも、登場した新たな女が、これまた中身空っぽなせいで、話もぜんぜん進まない。これはいったい何を読まされているんだろう……これは狙った空虚さかと思うので、それを存分に感じさせられた以上、文学作品という観点で★5を付けるのもある意味アリなのかもしれませんが、とはいえもしこの巻がまるっと白紙だったり、番外編の四コマだったりしても、似たような感情になったろうなと思うと、やはり良かったとは言い難いです。次へつながる空虚さと気持ち悪さに、先を期待しつつ続きを待ちます。



00038
地獄のガールフレンド(3) (FEEL COMICS swing)
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5つ星のうち5.0
Good
I really enjoyed reading this comic.


5つ星のうち4.0
もっと読みたかったー
え?最終巻だったの?発売日に買って読んだけど終わったことに気づいてなかった!


5つ星のうち4.0
ここは地獄じゃない
地獄のような事態に発展しそうで発展しない、女3人のルームシェア。3巻で突然完結してしまいました。でも、その尻切れとんぼ感も深夜にやってる、ちょっといい感じの面白いドラマの、最終回っぽくない最終回みたいで私は好きです。季節の特番みたいに、クリスマスの彼女たち、年末年始の帰省から、それぞれお土産を持ってシェアハウスに帰ってきた彼女たち、お盆休みの彼女たちが見たいな、と思ってしまいました。恋愛を中心にした人間関係にまつわる「あるある」と半歩ふみこんだ考察、抜本的には問題は解決しない、結論はなかなか出せない。そうやって人生は続いていくんだよな…と、この漫画を読むとしみじみした気持ちになる。


5つ星のうち4.0
うーん…
打切りになったのでしょうか?もっと見ていたかったのに突然終わってしまったかんじで残念です…


5つ星のうち2.0
これでおわり?って感じ
本当に最終巻なんですかね??話がまったく収拾されず、でしたが。。。


5つ星のうち1.0
んー、微妙
最後が中途半端すぎて…「これで終わり!?」みたいな終わりかたで…微妙でした。



00039
先生の白い嘘 8巻全巻セット鳥飼茜 1G3203


00040
地獄のガールフレンド(2)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)
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5つ星のうち5.0
鹿谷くんに共感
先生の白い嘘とおはようおかえりが好きですが、こちらの作品もすごく好きです。もっと見たいです。


5つ星のうち5.0
母です。子どもいます。
もやもやしていたのが、スッキリしました!! 目次から沁みます。


5つ星のうち4.0
友達なし⇒ 孤独⇒ 自立
「友達がいない」者同志で入居したシェアハウスの3人娘よもやま話に花が咲く。 お化粧、と切り出すと自由? 健康ぶり? 装備?歯に衣着せぬ言いたい放題が、おもしろく考えさせられる。 ただ、この共同生活はつまで続くのか。恋愛、結婚で、女性はバラバラになる...かも。ここを手放すのが怖い...かも。センチになったり、勇気を振り絞ったりとありましょう。 友達なし⇒ 孤独⇒ 自立こんな算式が見え隠れする3人娘。これからも楽しみです。


5つ星のうち3.0
1巻の楽しさが半減
話が1話で落ちなくなって、なんかダラダラしてきたなーと思ったら「.神話」と言った大幅に年下の彼氏が出来た当たりで、あーご都合主義だな。と一気に冷めてしまいました。1巻は面白かったし人にもたくさん勧めたけど、2はもう買わなくていいと確定したので、そこはまあ、良かったです。一気に嘘っぽくなるのがガッカリ


5つ星のうち1.0
絵は可愛らしいけど
うーん、共感できる部分もあるけど内容が薄い?印象に残らなかったです


5つ星のうち3.0
カナさんの恋
カナさんの恋。別にママでも恋していいよ!性格なんだろうけど引け目を感じるみたいね。うまくいくといいね。


5つ星のうち1.0
あくまで私は
こんなにしっくりこない漫画は初めてです。内容忘れちゃったくらい


5つ星のうち1.0
おもしろくない
んー、なんだかずっっと女の愚痴を聞いているような漫画で、面白くなかったです。理屈っぽすぎて、、その理屈もどっかで聞いたことある感じだなーという感じで、新しさも無し。最後まで読みませんでした



00041
ロマンス暴風域 2 (SPA!コミックス)
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5つ星のうち5.0
はじめは
風俗店に行ったことがなかったので、はじめはそういう世界も覗いてみるかぁくらいで読み始めました。1巻の終わりでどっちに進むのか全くわからなくなり、2巻に入って遊んでいくと、なんとどんどん自分(読んでる自分)のほうに話が近寄ってきて知らないうちにボディブローをたくさん打たれていて気づいたときには瀕死状態でした。これは自分の話だった。鳥飼さんは男性なのではないかと思うほど、でも普通の男ではこんなの絶対描けないというほど、拗らせた男の書き方が上手くて死にそうになりました。


5つ星のうち4.0
(ネタばれ入っています。)身の丈とは、妥協とは何なのか。
主人公は決してモテないわけではないのだけども、タイミング悪さや頭打ちがあるのだろうか。いい歳してアノミー状態に近い主人公がある意味冒険をして、そして一つの決断をさらっとする。せめて彼女で人生のバランスを取れよと願う気持ちなのだけれど今の時代はそうもいかないシビアすぎる現実がある。人生年表の中でみんなが「フツー」に経験するであろう当たり前を送れないことに「そっち側のオジサンじゃないんだ」と心の中で言って、今まで平静を保っていた主人公が取り乱すのがとても印象的だった。妊娠した女友達も別世界の人間と表現していたし。収入も不安定から低いに格上げした主人公が、どれほど一途になろうと誰からも唯一の存在になれなかった主人公が、自分にとって経済的にも共依存の関係にある唯一の存在である家と自堕落な女を選んだのはやり切れない気持ちになった。誰が悪いでもないとても沁みる作品だった。


5つ星のうち5.0
スケッチブックの一枚
スケッチブックの一枚だけが、なぜ彼の部屋から出てきたのですか?内容は面白かったです!


5つ星のうち5.0
彼が見てたのは闇か光かの違い
1巻の続きとして彼の心の中にはそれでも生き続けるせりかという風俗嬢の存在それを抱えながら他の女性と肌と肌を合わせながらせりかと比較してしまう主人公そして、それを引きずっていく男特有ののものと暴走なども含めて風俗嬢がついた嘘を未だに抱えながらもがいていく様がいいですね


5つ星のうち2.0
え?これでおわり?
これで完結?主人公がなぜ最後に結婚しようといったのか、その心の変遷がまったく描かれていない。もう少し作者の心意気を見せてほしい。


5つ星のうち4.0
人生に意味はない
「え、続きは…?」と最初に読んだ時は思いました。ここからが面白い所なんじゃないの…?と。たしかどこかに「完結」って書いてあったはず…と思わず帯を見直したりもして。「地獄のガールフレンド」のような尻切れとんぼ感を感じましたが、久々に1巻から読み直してみたら、また別の感想が湧きました。1巻でサトミンは芹香との出会いをしきりに「運命、運命」と呼んでいた。仕事も婚活も上手くいかない彼は、「自分にも運命の相手がいる」と思い込むことで自分の生に意味を見出したかったんだと思う。この世界に自分の居場所があると、世界は自分を受け入れてくれていると、思いたかったんだろう。今巻でサトミンの友人は言う。人生に意味など無い、と。人は皆何かを選び、何かを捨て、そうやって選択や決断を繰り返すことで自分で自分の人生に意味を「つくる」のだ、と。サトミンが今巻のラストで下した決断がハッピーエンドに繋がるとは思えないけれど、ポッと出の「運命」にしがみついていた彼が自分で自分の人生に意味を与えるために一歩踏み出したこと、それこそが重要なのだ、と作者は言っているのだと思う。前か後か横か斜めかは分からないけれど、兎に角どこかへ向かって歩き出したサトミンの姿に少し勇気をもらいました。ちょうど自分も勇気を出せずに躊躇している事があったので。台風の目のようだった芹香は今巻では登場しないので、1巻に比べるとややインパクトには欠けましたが、著者の他作品同様、ハッとするセリフや問題提起が随所に散りばめていて、その構成力の高さに改めて感服した一冊でした。


5つ星のうち5.0
スルメのような作品
1巻が神がかって面白かったけど2巻はまったく1巻とは別の話になっていて置いてけぼり感があった。でも読み直してみるとスルメのように味が出てくる。予想外の人との結婚が妥協した着地点なのか、愛なのか、そこを考えると面白い作品です。


5つ星のうち4.0
人間関係の真髄
物語らしい終わり方はしませんでした。読み終わり後に正直、あれ?これ最終巻?と思いましたが、人の一生なんてそんなドラマチックじゃないし、他人と100%同じ気持ちを分かち合うなんて少女漫画みたいなことあり得ないよな、とふと我に返らせてくれました。真冬の早朝に冷水浴びせられた気分です。



00042
おんなのいえ(2) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
人生の時間
長く付き合った彼氏との別れに意気消沈するあり香に、自分も離婚を決断したお母さんが「あり香がこだわってんのはね 時間や」というくだりは、ぐっときました。自分がずっと離婚をしぶっていたことについて「こんなに耐えてこんなに費やしたのに…キチンと決着したらその時間 その15年間はなんやってん?」「時間は戻ってきいひんし 返してほしくて悔しくて許されへん気持ちもある」と述懐するのですが、何かを諦められなくて逡巡する時にネックになるのってこういうことだったんだなと納得。女の人生は、10代後半~30代位まで特に、たとえ自分が気にしていなくても、「時間」を意識させられる場面が多いだけに、この言葉については考えさせられました。


5つ星のうち4.0
あるある
姉妹というと柔いんで あえて女の兄弟のお話。長いつきあいの彼氏と別れ、意気消沈気味の姉の立ち直りに影となり日なたとなり、守ったり守られたりケンカしたり仲直りしたり、いいなぁ。続き早く読みたいです。


5つ星のうち3.0
3巻4巻のkindle化をお願いします
2巻まで面白く読んで、続きを待っていたのですが、最近調べたら既に紙では4巻の表示がありショックでした。早めのkindle化をよろしくお願いいます。


5つ星のうち4.0
女が年を取るということは
そんなに三十路になるということ、女性の三十路は女として終わるのか?男だって二十代と三十代では違うだろうに。女のほうが平均寿命では長生きなんだから、せいぜい馬鹿にしておけと言いたくなる。



00043
おんなのいえ(7) (BE・LOVEコミックス)


00044
おんなのいえ(8) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
とても良かったです。
女性の精神的、経済的自立について考えさせられる、とてもよい漫画でした。なんだかんだいって日本では、まだ男性社会ですし、女性がそこそこよい大学を出て、社会で働いてても、最終は男に面倒をみてもらう、そういう人を見つけるのを目的にしているというところがあるんじゃないかと思います。主人公自体も、元カレや元既婚者をそういう相手として、期待していたと思います。要は、誰かの付属としての人生です。私自身女で、いろいろ模索して働いていますが、根底には、結局は誰かの付属品になるのかな?というような気持ちがありました。ですがこの漫画を読んで、それは違うよなと気付けました。ありかが将来漫画家として今後経済的自立ができるかはわからないですが、彼女が今後出会っていく人と、主体的且つ自立した一人の人間としてそれぞれよりよい関係を築いていける未来を感じさせる、よい終わりだったと思います。


5つ星のうち4.0
傾向
感情はリアルだけど展開リアリティがなくイマイチだった。作者は妊娠を神聖化する人だなあと他作品も読んで感じる。バイとデキ婚は無しだろう。若干現在の価値観とはズレている印象だから万人受けはしないだろうなという個人の感想。


5つ星のうち5.0
自分の軸を持つということ
最終巻。自分としては最高のハッピーエンドだったと感じる。有香(ありか)は徹底的に自分と向き合う時間を手にいれて、自分の中にブレない軸を作ることができた。誰かに感情的に依存しない生き方を初めてスタートさせることができたのだ。軸がないと、自分の意志では変えることができない他人の気持ちや行動にフォーカスしてしまうので、辛くなる。他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。今作にはそういう力強いメッセージが込められているように感じる。川谷さんとの関係は、最適なところに落ち着いた。大好きだけど付き合えない、というワケのわからない理由で振られたことがある男性はぜひご一読を。


5つ星のうち5.0
落ち着くところに落ち着きました
と言っても結婚したとか何とかというのではなく、めでたくヒロインも自分の道を歩み始めた、というところです。人には様々な生き方がありますが、基本的には、よそ行きの着物ではなく、普段着でゆったりしていられる生き方が最高でしょう。でも一番の問題は、どういう生き方が自分の普段着の生き方なのかが、なかなか分からない事です。さてこれからどう生きようか、と悩む余裕のある方には、是非読んでいただきたい作品です。完結してもう一回最初から読み返そう、と思える作品はあまりありませんが、本作品はそんな希有な作品です。ということは借りて読むのではなく大人買いしてまとめて何回か読む価値があるということです!


5つ星のうち4.0
全巻一気に購入
マンガ好きの友人の薦めで全巻一気読みしてしまった。主人公の有香の選択、母親の現在、妹のすみ香のこれから……どれも納得がいく終わり方で清々しい。欲を言えばもう2、3巻読みたかった。それにしても人間の痛々しさを描くのが非常に巧みな作家さんだと思う。


5つ星のうち5.0
荒野
妹、母、元カレ、川谷、見合い相手の弁護士、さまざまな人と関わりながら歩んできたあり香の旅路は、最後にたった一人で自立する姿で幕を閉じる。一人で昼食を作り、網戸を直し、誕生日祝いのケーキを食べるあり香の姿は、せいせいとしており、孤独で、荒野に独り立つ西部劇のヒーローに似ている。乾いたリアリズムと現代的フェミニズムが自然に同居しているこのラストは、近年のマンガ作品の中でも特筆すべき、見事なものである。


5つ星のうち3.0
うーん…
なんか…終わり方があっけないというか、雑というか…結局主人公は「ひとり」でいる道を選んで…30歳からでもまだまだなんでもできるんだよ!っていうことは伝わったし、「結婚」だけが全てではない、ってのも分かったけど「漫画」としては…微妙な終わり方。大好きな漫画だっただけに、これは少し残念かなぁ。これで終わりじゃなくて、まだあと2巻くらい、有香の30代スタートのストーリーを描いてくれれば、「ひとりでいることを選んだ有香カッコイイ!」と思えたかも!でも…リアルに考えたら、川谷さんの告白を蹴って30からのスタートは…もったいない!!の一言です。笑


5つ星のうち4.0
最終巻?
鳥飼先生の「おんなのいえ」はとっても好きなのですが なぜかラストのシーンがわたし的には急ぎすぎた感が有り納得できない!!最終巻なんて言わないでーもっと感情を込めて読んでみたら変わるのか?



00045
初恋の世界(12) (フラワーコミックスα)
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5つ星のうち5.0
作家さんの
ファンです!


5つ星のうち5.0
ジワリます
薫とタカナシ二人の物語を軸に、周りの人の思いがジワる巻。特に、地主ご夫婦どのやり取りは…何度も読み返してしまいました、、、


5つ星のうち3.0
どうしたいんだろ…?
結局はどうしたいんだろ…って主人公全員に共通する感想みんな揺らいでます途中まで応援してたけど、なんかもうそろそろ息切れ…



00046
おはようおかえり コミック 全5巻完結セット (モーニングKC)
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5つ星のうち5.0
はやい!
早くて安くてとても良かったです。ありがとうございました。


5つ星のうち4.0
商品綺麗でした
中古だけど、状態が良かったです。無料まんがでインターネットで閲覧してて気になったので購入しました。読むには紙の方が楽ですね。読み終わったら買取もしてくれるみたいで、経済は循環してますね。


5つ星のうち5.0
人生における男女の関係とか姉弟の関係とか街の描写とかが優れていると思った
まずこの漫画の絵が好きです。読んでいて気持ちの良いものを伝えてくれます。漫画なのだから画力は重要だと思うのです。次に内容なのですが、大変深みのある内容でとても良かったと思いました。男女関係の日常にあるような問題や、姉弟の関係において姉が弟をこき使うところや、街の風景など実際にありそうな題材が、非常に良かったと私は思いました。とにかく、この漫画は絵を見るだけでもいいから、お勧めです。


5つ星のうち2.0
あまり
はじめはおもしろかったけど、あとはぐだぐだ、先生の白い嘘のほうがおもしろいてす。


5つ星のうち5.0
凄く良かった★
よく漫画を読みますが鳥飼 茜さんの漫画は絵も好きですし内容がリアルで面白くて一気に読んじゃいました。何回か読み返したくなる作品でした。



00047
おんなのいえ(6) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
全巻中、1番グっときたセリフが
全巻読みましたが、この巻が一番好きです。妹の元彼が主人公と何故東京なのか?(上京)について言葉を交わすシーンがあるのですが、本当にそうだわ、と私自身も「はっ」と気付かされ、励まされました。主人公のように、20代後半で、自身のキャリアについて悩みをもたれている方の心の琴線に触れるのではないかと思います。



00048
おんなのいえ(5) (BE・LOVEコミックス)
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5つ星のうち5.0
幸せに近づくために
今巻は入院したお母さんとありちゃんの会話からスタートします。5巻も面白かった~~~^^ありちゃんもすみちゃんもお母さんそれぞれの「女」としての生き方は、きっと自分に重なる部分が少しでもあって読んでいて判るわ~~とか、それ幸せになれないパターンだよ~とか自分と重ねて比較して孤独を味わうには最適な本です。今回は登場人物や展開にわーわー!となること間違いなしです。是非皆さんに読んで欲しいです♪


5つ星のうち1.0
都合のいい話
好きになった相手が妻子持ち→都合よく相手が別れてくれて、ラブラブ。ずいぶん都合のいい話で。特に話に深みもなく、途中から買ってません。


5つ星のうち2.0
がっかり
キャバクラで出会った既婚者と見た目がおとなしい男と若い男が出てくるんですが、既婚者イケメンに抱かれるだけのまんがです。共感も糞もないですしなんで漫画で暗い感情で漫画読まないとあかんの?


5つ星のうち1.0
幸せになりたく無い女
グダグダと妄想という害悪を垂れ流す感じの作風なのでしょうか。それに共感する読者も一定数いるということで。こんな女なんぞくたばってしまえと反発心が起き、こうはなりたくないもんだという反面教師の道化をやってるのでしょうか?やっぱりどうも作品の主題とかも無くただ行き当たりばったりのストーリーなんでしょうね。評判が良いとのことで読んでみましたがどうもよく理解できませんでした。



00049
おはようおかえり(3) (モーニングコミックス)


00050
サターンリターン【単話】(73) (ビッグコミックス)


00051
おはようおかえり(2) (モーニングコミックス)


00052
ペリリュー ―外伝― 2 ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (ヤングアニマルコミックス)
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5つ星のうち5.0
本当に終わったといえるのか
この作品は全体を読んではじめて評価できるものだ。そして、たとえば「終戦記念日」という日があるが、吞気に構えていていいのかどうか。群馬の森の朝鮮人の慰霊碑の問題一つとっても、様々な意見があるようで簡単には片づけられない。80年前の日本で、中国大陸で、東南アジアで、そしてシベリアで何が行われたか、我々の祖先たちが何をしたか、まだまだ我々は知る努力を、考える努力をしていかねばならないのだと思う。そうしないと次が始まってしまうような気がする。巻き込まれてまともにものが言えなくなるなど絶対に拒否せねばならない。そのために何ができるか。何をするべきなのか。考えるきっかけとして格好の作品だと思う。


5つ星のうち5.0
澤地氏のミッドウェー海戦とあわせ読む
死んだ人、それぞれに歴史がある事を忘れちゃだめ。


5つ星のうち5.0
その名の通り、外伝
メインのストーリーの補完や、その後のお話しがメインなので、蛇足感はあります。


5つ星のうち4.0
名著「ペリリュー」の余韻もかなり弱くなって来てゐます!!
未だ未だ描かれるだらうが、外伝はもっともっと早く書かれないと行けないと私は考へます。今回、一年ぶりに思ひ出すやうにこのシリーズを読んでゐても中々本篇で感じただらうインパクトに到達出来ないのであります。戦後の日々や米兵の思ひを描くのはいいでせうが、入来周作や泉康一はどういふ人物でどういふ役回りだったかは直ぐにもう思ひ出すのは楽な事ではなかったからです。 本篇の物語を深める事を願ふなら筆者よ急ぎ給へ。「ペリリュー」は名作であるとは言へ、その余韻は続きにくいのです。巻末に角田光代氏に解説がありましたが、戦争における個人の声が描かれてゐるいふ批評は、全うなものであります。戦争といふ大難の中における生はもっと知られなければなりません。有難うございました。


5つ星のうち5.0
胸が熱くなる
うまく言葉にできないけど、胸が熱くなる。私は平成生まれなので昭和の時代を知らない。でも戦争を経験した祖父や、戦後を生きた父の時代の雰囲気を漫画から感じて、自分は生きていないはずの時代が懐かしいような気持ちがする。私はどちらかと言うと主人公たちの子供、孫の世代だから、主人公の子供に共感してしまう。必死に生きた祖父母や父母の人生が、戦争を生きて、死んでいった人たちの日常が積み重なって今がある。今はいない人たちの生きた日々を思い出さずにはいられない。幻というのか、漫画を読むとそんな気持ちがした。死んでいった人たちや昔を生きた人々の日常が自分の人生の一部に感じた。


5つ星のうち5.0
外伝として続くことに感謝
絵が可愛くて読みやすいのでシビアな内容ながら抵抗なく読み進めることができます。外伝として新刊がでることに唯々感謝です


5つ星のうち5.0
ありがとう
最後のページで涙がとまらない学校図書にしてほしいくらい


5つ星のうち5.0
戦争について改めて考えさせられた作品
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─を読み終わり、流れで購入。一個人の視点で太平洋戦争のリアルが描かれていて、戦争について改めて考えさせられた作品



00053
おはようおかえり コミック 全5巻完結セット (モーニングKC)
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5つ星のうち5.0
はやい!
早くて安くてとても良かったです。ありがとうございました。


5つ星のうち4.0
商品綺麗でした
中古だけど、状態が良かったです。無料まんがでインターネットで閲覧してて気になったので購入しました。読むには紙の方が楽ですね。読み終わったら買取もしてくれるみたいで、経済は循環してますね。


5つ星のうち5.0
人生における男女の関係とか姉弟の関係とか街の描写とかが優れていると思った
まずこの漫画の絵が好きです。読んでいて気持ちの良いものを伝えてくれます。漫画なのだから画力は重要だと思うのです。次に内容なのですが、大変深みのある内容でとても良かったと思いました。男女関係の日常にあるような問題や、姉弟の関係において姉が弟をこき使うところや、街の風景など実際にありそうな題材が、非常に良かったと私は思いました。とにかく、この漫画は絵を見るだけでもいいから、お勧めです。


5つ星のうち2.0
あまり
はじめはおもしろかったけど、あとはぐだぐだ、先生の白い嘘のほうがおもしろいてす。


5つ星のうち5.0
凄く良かった★
よく漫画を読みますが鳥飼 茜さんの漫画は絵も好きですし内容がリアルで面白くて一気に読んじゃいました。何回か読み返したくなる作品でした。



00054
おはようおかえり(4) (モーニングコミックス)
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5つ星のうち5.0
奈保ちゃんの
義母との話、大好きです。切ない。状況が変われば、気持ちも変わるよね…京都弁がまたお洒落で良い。



00055
サターンリターン【単話】(21) (ビッグコミックス)


00056
サターンリターン【単話】(2) (ビッグコミックス)


00057
模型の町 (楽園コミックス)
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5つ星のうち5.0
(新作だが)懐かしい。
タイトルがそのまま読後感である。時間と手間を惜しまず、模型に命を吹き込むように世界が構築されている。晩夏の夕暮れに佇む哀感を味わえる。こんな作家が居たか。


5つ星のうち5.0
タイトルが好き
他にはない内容が好き


5つ星のうち5.0
安定して独特の世界観
相変わらず独特の世界観。おもしろい。笑えるとかそういうのじゃないけど面白い。あんまり疲れてないし眠くないのに無理やり寝て浅い眠りになっちゃったときに見る夢みたいな漫画。


5つ星のうち5.0
もう一人の自分か?
今まで触れてきた数多の作品の中で、これほど共感できる物(panpanya作品全般)は生まれて初めてです。テヅカやオオトモを差し置いて、自分の中ではNo.1の作家さんになりました。「蟹」の辺りのレビューでは否定的なものも多かったみたいですが、一旦panpanya作品に嵌ってしまえばもう抜けられません。とりあえず無料で読める作品をネットで読んでみて、イケると思えば全て買い。ダメだと思ったらやめなさい、嗜好性の強い作家さんです。内容から見て多分自分と同年代を生きてきた人だと推測します(アラフィフアラ還)。連載しているのがこの年代の方々には目に触れにくい雑誌なので全く話題になりませんが、なんかの拍子に大ブレイクするかもしれません、知らんけど。装丁にこだわってますので、是非とも紙の本を買ってください、カバーの中も綺麗ですよ! (オリエンタル)グァバの本場より。ps.決しておっさんおばさんだけの作品ではありません、若者にもオススメ!good trip!!


5つ星のうち5.0
唐突で幻想的
唐突に始まる旅の話「ここはどこでしょう?」ホントにそんな所があるのかとツッコミたくなる一方で幻想的なのがいいですね。個人的にオススメは、間違えて早起きしてしまった朝の過ごし方とも言うべき「登校の達人」と停電が起きた深夜の街をベッドで徘徊する「夜ぼらけ」です。


5つ星のうち4.0
不思議な感じ。
不思議な感じの、ストーリーがあるのかないのか。町について、と言うところは共通していそうですが。ここはどこでしょう。と言う題の現在の居場所推測が5編。船で着いた島だったり、パラグライダーで降りた土地だったり、トラックの荷物に紛れた上で降り立った場所だったり、小さくなって...だったり、ロケット?で着陸した場所だったり。普通にそう言うものだと思って生活しているいつもの町。ふと工事をしている場所があって、以前何があったか思い出そうとして、思い出せないことも、あるあるか。そして、自分の記憶は正しいのか?自分の町の模型、作るのは面白いかもしれない。後半の町の模型のお話、もう少し何かあるかと思いましたが...しかしながら、なかなか味わい深い面がある。


5つ星のうち5.0
やっぱこの作者は天才だな
いつもどうり安定した面白さです。普通ならそろそろマンネリ化してきそうなぐらい巻を重ねておられますが、いつ読んでも新鮮な面白さです。特に、停電の話が子供の頃を思い出して懐かしい気持ちになりました。あの頃は夜に外出すること自体ドキドキするものでした。


5つ星のうち5.0
相変わらずの安定感
自分の中では「寝しなに読む本」として定着しています。1作目からいい意味で変わらない作品だと思います。



00058
サターンリターン【単話】(20) (ビッグコミックス)


00059
おんなのいえ コミック 全8巻 完結セット (KCデラックス BE LOVE)


00060
サターンリターン【単話】(27) (ビッグコミックス)


00061
泥濘の食卓 3巻 (バンチコミックス)
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5つ星のうち2.0
少しずつおかしい
田舎というか、地方都市の郊外は怖いなあと。かわいそうな人達。



00062
サターンリターン【単話】(76) (ビッグコミックス)


00063
サターンリターン【単話】(49) (ビッグコミックス)


00064
おやすみカラスまた来てね。(7) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
クライマックス安心しました
最終巻にふさわしい素敵なストーリーでした。


5つ星のうち5.0
いつでもどこでもどんなときでも
いくえみさんの作品は胸を打つ。過去の作品も読み返さなくては。でも潔く柔く読むと恋がしたいーーーってなって困るからどうしようかな笑


5つ星のうち5.0
えーよかった!
この作品いい。ほっこりする。泣けた。ほっこりの涙!笑


5つ星のうち5.0
細かいですが。
第33話7ページ5コマ目の吉田さん(常連客)のセリフは前後の文脈からして「行きたいんじゃあなくて、僕が行ってもらいたい人に行ってほしいの!」「行きたい人じゃあなくて、僕が行ってもらいたい人に行ってほしいの!」じゃないですかね。細かいけど、ニュアンスが変わってしまうので。


5つ星のうち4.0
男性でも読める女性漫画(これを少女とはもう呼べない)
気になったのは汐さんの相手役のアンリアリティくらいかな。男性の視点で見るとそこで泣く男にはあまりリアリティを感じない。僕が女性がそうあって欲しいものよりもメンタルが頑丈なのかも知れないが。そもそもメンタルが豆腐な人の方を愛してしまうことも人は往々にしてあるのだろう。現実として一時的に成立したそうしたカップルを知らないわけではない(肯定的には一切ならなかったのはいうまでもない。男性は当然男性に厳しい)読み初めから「あ、これはおとぎ話だな」とわかっていたので、一番空想的な存在と男は結ばれるであろうことは予測がついたが、その周りの女たちのリアリティはもう、ほとんど自分の周りの人間をそのまま描いてるよな、と思わせるものがあってガツンとボディブロウなのではなかろうか。いや特に最初に男と別れるキャラのその後は「あーいるいるそういう人」というものをそのまま描いており、このファンタジーの中にサブキャラが突きつける女性の視点からの現代の現実が、多くの読者に刺さるんではないかな、と思います。友人に勧められていくえみ先生の作品を初めて読みましたが、女性の間で絶大な支持を誇るというのもよくわかる、と思いました。また機会があったら他の作品も読んでみようと思います。


5つ星のうち5.0
今までで一番好きな漫画かもしれない
レビューなんてした事ないですが、これをいいたくて書いてます。一番好きかもしれない。フラッとバーに迷い込んだ善ちゃんみたいに、読み始めたこのお話、いくえみさんの漫画大好きで全部読んでますが、一番好きかもしれない。初めてAmazonで購入予約しました。夜中に読んで良かった。九重さん大好き。おやすみなさい。


5つ星のうち5.0
心があったかくなるラスト
いくえみ綾先生の漫画はたくさん持ってますが、その中でも私の中ではランキング上位です( •̀ω•́ )✧


5つ星のうち5.0
ほっこりする
バーで働く大人の人生模様恋愛模様を描いています。それぞれの人間性も好きだし、恋愛もきゅんとしてほっこりします。いくえみ綾さん大好きです。



00065
サターンリターン【単話】(47) (ビッグコミックス)


00066
ロマンス暴風域 1 【分冊版】1 (SPA!コミックス)


00067
サターンリターン【単話】(71) (ビッグコミックス)


00068
女の園の星(3)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)
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5つ星のうち5.0
安定の面白さ
1巻、2巻と読ませてもらってますが、和山やま先生のギャグにはいつも笑わされます。4巻も楽しみにしてます。


5つ星のうち5.0
何回読み返しても笑える
最近はKindleでマンガ買っても一度読んだら二回目なかなか読まないですが、女の園の星は定期的に読んでは毎回ちゃんと面白いギャグマンガとかじゃないのにちゃんと笑える早く4巻読みたいです


5つ星のうち5.0
日常笑いを求める方へ
はじめはなんの気なくすらすら読むのですが、2度見して読み返してしまうような面白さというよりおもろさです。にやけがじわじわと襲ってくるので意外と電車等では読まないほうがいい漫画です。とても好きです。


5つ星のうち5.0
最高ですな!
巻が進むにつれ面白くなる女子校行ってみたかったな〜


5つ星のうち5.0
毎回地味に笑ってしまいます
生徒達のイタズラや先生の反応が可愛いです。


5つ星のうち5.0
楽しい女子高
ボケボケな星先生、周りの個性豊かな先生がいい味を出しています。女子高出身なので、何だか懐かしいです。


5つ星のうち5.0
最高
面白


5つ星のうち5.0
笑い過ぎてお腹が痛かったです
女子校育ちですので、何だか懐かしい雰囲氣でした。和山やま先生、面白いです。



00069
サターンリターン【単話】(81) (ビッグコミックス)


00070
サターンリターン【単話】(72) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(83) (ビッグコミックス)


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右近左乃介 2 (SMART COMICS)


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サターンリターン【単話】(82) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(80) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(77) (ビッグコミックス)


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伊藤潤二の猫日記 よん&むー
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5つ星のうち5.0
やはりな...
私は前から思ってたんだ。伊藤潤二という漫画家はホラー漫画家ではなく、ギャグ漫画家だと。やっぱりね。どのギャグ漫画よりも一番腹抱えて笑った。


5つ星のうち5.0
猫好きはよんむーべき
伊藤潤二先生はやはりホラーギャグ漫画家だった。全話楽しいです


5つ星のうち5.0
今までにないタッチの猫、クセになる!
凄く楽しく拝見しました。是非、是非、続きを書いて下さい。シュールな猫がすご〜く良いんです。よろしくお願い致します。


5つ星のうち5.0
はまる味わい
ホラー漫画の大家の伊藤先生が、猫漫画を描いらしたことを、最近知り購入。ホラー漫画のタッチによる猫の生態あるあるコメディ漫画、味わい深くてとてもおもしろいです。繰り返し読みたくなります。


5つ星のうち4.0
テレビ紹介の本📕
書店で探していましたが中々見つからず取り寄せに時間がかかりそうなのでAmazonで検索してみました。キモ可愛いホラーチックな一冊❤️


5つ星のうち5.0
猫の本来の姿が見られる傑作
猫を飼う予定の人はまず読みましょう。猫の良いところ、悪いところ、伊藤先生の独特なギャグ世界観、全て詰まってます。伊藤先生を飼う大変さもわかった上で、しっかり可愛がってあげてくださいね!


5つ星のうち5.0
好きだから
猫好きさんにおすすめ


5つ星のうち5.0
猫好きは必読!
猫好きならわかる「あるある」が伊藤先生の独特なタッチで表現されており、とても面白いです。猫の気まぐれさが実にうまく描かれていると思いました。筆者の猫に対する愛情がそのまま伝わってくる作品です。


A warning despite the cover being partly in English it is in Japanese



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サターンリターン【単話】(75) (ビッグコミックス)


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あなたがしてくれなくても : 1 (アクションコミックス)
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5つ星のうち5.0
丁寧に書かれている。
いちばん近くにいて、いちばん遠い。わかって欲しくて、わからないこともわかっていて。わかるから、言葉が出なくなって、溝は深まっていって、さみしい。一緒に暮らすって、結婚するって難しい。家族になるって難しい。互いを見てるけど、見てない。そんな、機微がかかれている作品でした。


5つ星のうち4.0
ドラマ勢
ドラマから来ました。ドラマの陽ちゃん美化されすぎてるね!


5つ星のうち5.0
TVを見て
原作を読みたくなりました。ぜったいに続けて第ニ巻も読みます。


5つ星のうち5.0
女性心
いや〜 自分もこんなふうに思われているのだろうとリアルにおもう。


5つ星のうち3.0
ドラマを見て
ドラマを見てからこちらを読んでいます。夫婦間にも色々な考え悩みがありそこにすっと差し伸べてくれる優しさ、同じ境遇の、、こういうのから不倫って始まるのかなぁと感じました。


5つ星のうち5.0
1.2巻が開かず読めません!!
電子書籍で6巻まで購入しましたが1.2巻が開けず読めません😢3巻以降は問題なく読めました。どうしたら開けるのでしょうか助けてください💦漫画の中身は大満足なので★5です試し読みで読み、感動して初めて衝動買い?した漫画です!結婚当初、セックスレスに悩んで夫と話し合いを繰り返しても解消されず愛を感じたいから抱いて欲しいと言っても拒否。拒否。なにをしても拒否され拒否される悲しさはもう感じたくない、そして、拒否される度に夫に愛されてるのか疑問を持ち行為をしてくれないことにより愛されてないと思い込んで、夫への愛情も薄れて外に遊びに行くようになり。愛してもいない人と会う度に夫を失いたくない気持ちと日常生活の中の些細なところに夫からの愛を感じるようになりセックスはしないけど、愛されてるなぁと実感しこの人を失いたくないこの人が隣にいてくれたらセックスなんかどうでもいいなって思うようになって。人に求めてるうちは満たされないしこの漫画は本当に本当に重なる部分が多くてセックスレスで悩んでる女は自分だけじゃなくて他にもたくさんいたんだなって勇気付けられた、ってのは違うしなにが言いたいかぐちゃぐちゃですが既婚者全員読んでくれ!と思います。長々と書きましたがとにかく、1.2巻が読めるようになって欲しいです😢また購入し直すしかないのでしょうか…。


5つ星のうち4.0
切ないね
セックスレスという現代問題を考える機会があって良かったです。一ヶ月以上でレスなんて切ないですねぇ。少子化問題としても読めます。続きが気になります。


5つ星のうち5.0
なんだか…
なんだかとても身に摘まされる内容でした実は、不倫の話だろうと勝手に嫌煙してましたが夫婦てなに?家族てなに?と、泣きながら思いました…



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サターンリターン【単話】(74) (ビッグコミックス)


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サターンリターン 全巻セット 初版 全10巻 鳥飼茜 漫画


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サターンリターン【単話】(3) (ビッグコミックス)


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薔薇村へようこそ(1) (ビッグコミックス)
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5つ星のうち5.0
訳あり人の地方移住物語
仕事優先のモーレツ会社員が、家庭を顧みなかったために離婚。 そしてマッチングアプリで知り合った女性とその娘と同居生活を始めたところ、突然、実の娘が訪ねてくるー 会社にも家庭にも居場所を失い、人生に絶望しかけた中年男が地方移住を夢見る・・・ なかなかドラマチックな展開が柴門先生の作品らしい。 人間の業というか哀愁というか、そんなものが感じられて強く印象に残った作品だった。


5つ星のうち4.0
さすが大御所
懐かしい名前の作家さんだけど、ベテランさんだけど、いや、ベテランさんだから古臭くないかなあと思ったのですが、レビューが良いので買っちゃいましたが、これはもう嬉しいサプライズ。面白いです。さすがです。胸にじ〜んと温かいものがきます。早くつぎの巻がでないかなぁ。


5つ星のうち5.0
続きが楽しみ
時代を反映した登場人物の設定がリアルで、違和感や引っ掛かりを感じることなく読みやすい。語られる言葉に説得力があります。さすが、紫門ふみさん。大人の鑑賞に耐え得る作品です。


5つ星のうち5.0
柴門さんらしい作品
若い頃から、柴門ふみの漫画が大好きで、よく読んできました。こちらも、柴門さんらしい作品で購入してよかったです。続きが楽しみです。



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サターンリターン【単話】(67) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(68) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(66) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(5) (ビッグコミックス)


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フリースタイル家族
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5つ星のうち5.0
笑った!!
まずシュールな絵に惹かれました。子育てあるあるで自分とも重なる部分が多く、共感も出来るし、作者のツッコミと言葉のチョイスがまた面白い!いわゆる「素敵な暮らし」が本やSNSで溢れる時代、ゆるい暮らしで全然いいよね。って思わせてくれます。ビッグマムとのエピソードも楽しめました。吹いてしまうので、自宅で読むことをオススメします(笑)


5つ星のうち5.0
大好きーーーー
面白い!!大好きです!!


5つ星のうち5.0
ワロタ
子育て中の女性なら共感できるネタがたくさん詰まってました。周りの登場人物もみんな味があって面白いし。息抜きするのにちょうどいい本でした。元気をくれてありがとう。著者に拍手!!


5つ星のうち4.0
癒し
癒されるしおもしろい!日々に疲れると読んでます


5つ星のうち5.0
めちゃくちゃ笑えた
久しぶりに漫画でお腹かかえて笑った。作者さんありがとう!ファンになりました。


5つ星のうち5.0
後味よし
じわじわきます。しかし。日本の西側にお住まいの皆様は総じてこんな傾向ですよね。楽しくて羨ましいです。たぼちゃんの成長が楽しみです。


5つ星のうち5.0
笑える
ほんとに面白い


5つ星のうち5.0
ツボウチさん最高
ツボウチさんとタボちゃんの日常が可愛くて面白くて癒されます。何度でも読みたい。漫画の最後に入るツッコミのセンスも良い。



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サターンリターン【単話】(85) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(78) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(70) (ビッグコミックス)


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サターンリターン【単話】(69) (ビッグコミックス)


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トーキョーカモフラージュアワー(4) (ヤングキングコミックス)
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5つ星のうち5.0
三田っちおめでとう
人間の心理的な揺らぎとか、すごく勉強になる。このシリーズ好きです!


5つ星のうち5.0
私の大好きな作品です。
自分が心に抱えてることを代弁してくれて思わず泣いてしまいました。


5つ星のうち5.0
言葉にならない部分を表現してくれる。
普段友達や親にも言わない感情、でもよくある日常の一コマ、少し胸が締め付けられるような気持ち、ドロドロしていたりキラキラ抱きしめたくなるような気持ちまで。どの巻も好きなんですよね。



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