自分の傷と向き合うこと

そもそも、相手に執着するのは自分に原因がある。


昨日ママ友達として出会い、親友とも呼べる友達と離婚後初の癒しツアー。
富士河口湖まで、リトリートしに行ってきた。
ドライサウナ、スチームサウナで、
さらっさらの汗を大量にかき、トイレも頻回。
飲んだ水の量も信じられないほど。
チネイザンというお腹のケアは、感情に働きかける施術だったことを
後から知った。
その中で、自分のドロドロとした感情がどこから湧いてきているのか。
瞑想状態で考える時間になった。


そもそも、自分が作り出してしまった関係なんだよね。
結婚する時に
「貯金はない」と言われたから、全部自分でやるしかないと
勝手に勘違いしてた。
3回の出産費用も、全部自分でどうにかしてしまったし、
産後働けない期間を考えたら、家族計画もたてるべきだった。
子どもと出会えたことに後悔はないけれど、もっと自分を大切にするべきだった。

離婚してから、元夫と話す時間が増えたのだけど、
彼の精神年齢の低さに毎回驚かされる。
自分が思っていたイメージの1/3ぐらいの感じがする。
大学生(今はもっと大人っぽいと思うけど)の子と話しているのかと
思う瞬間すらある。
そりゃ話が合わないわけだ。。。妙に納得。

子どもができてから、相手は大学生だし(中身が)
とにかく全部自分で仕切ってやってきた。
子どもの成長とともに、困難を乗り越える度に、
自分はどんどん強い母になっていく。
だけど、ついてきてると思っていた彼は
全然なんのこっちゃわからん状態だったんだろうな。

なんで私が怒ってるとか、困ってるとか、
ころころ変化するスピードにもついてこれてなかったし、
お金がないと言われても、自分は働ける分だけやってるじゃん!て
感じだったんだろう。多分。
大学生気分で生きていたら、その思考回路は納得できる。
いつも後からついてきてるだけだったものね。
私も立ち止まるべきだったのかもしれない。

でも子ども3人をワンオペは完全にキャパオーバーだし、
生活費のことを考えたら、考える暇もなく働くしかなかった。
今思えば、生活費も約束してもらえないなんて、ハラスメントだったと思う。
余裕のなさは、考える時間も奪ってしまう。

まだ子どもが小さい時に、友達の結婚式にお金がなくて行けない時があった。
美容院にも行けず、着ていく服もなく、もちろんお祝いのお金なんて準備できず。
その時、私は結婚を選んで他の全ては全部諦めるしかないんだなって
悲しくなったのを思い出した。
目の前にすやすや眠る子どもを抱いてたら、
それでも仕方ないかと思えてしまっていた。
でも今思うと、それはすごく深い傷になってる。

人によって価値観が違うから「そんなこと」と言われればそこまでだけど
私にはそれが本当に辛い経験だった。

昨日ケアを受けて頭がクリアになったから
その時の感情がまた湧き出てきて、涙が出てくる。
こうやって、1つ1つ今まで無視してきた傷を癒していく事が必要なのかも。
丁寧に自分の気持ちに向き合ってあげないと、
1番泣いているのは、自分の中の小さな自分だってことに気づいた。


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