見出し画像

初めてのチューとリアル

タイトルは誤植です。
面白い変換ミスだったのでこの儘にしております…。
本當は「初めてのチュートリアル」と書こうとしたのは言う迄もありません。

さて、前回から随分と間が開いてしまいましたが、この記事は自作ゲームのプレイ日記です。
初恋の事などインターネットに載せる様な内容ではないのです。
何分にも惡しからず…。

前回、大多喜の城下町で賈出しを濟ませてノコギリ山に巣くう山賊を倒しに行く事になりました。
その續きを始めます。

道中で一軒家を發見

大多喜の城下町から山間の間道を西へ歩いて行くと館山方面から伸びている街道にぶつかりました。その沿道には茶店が在ります。

鳥渡小腹が減ったので…

町を出てから少し經っているので輕く食べておく事にします。
これから山登りですから20文(現在価格で約500圓)で食事にしましょう。

茶店の定食

今で言うところの喫茶店や定食屋の様な物ですが、旅先で小腹が減るとつい入ってしまうものです。

愈々、敵の本拠地に突入!

食事を濟ませて茶店を後にします。
その儘、街道を進んで行くとノコギリ山に到着しました。
さっきの茶店は現實世界では概ね内房線の保田の驛に相當する位置に在ります。

いきなり敵に囲まれる主人公

入るなり主人公は刀を構えます。
そしてその周囲から敵が出てきます。

このダンジョン、初めての攻略地点にして初のシンボルエンカウント制が始まります。

普通、ツクール製のRPGと云うやつは適當な確率で戰斗が發生する「ランダムエンカウント制」が殆どですが、ごく稀にこうした敵シンボルと触れると戰斗になる「シンボルエンカウント制」の作品を見る事が出來ます。

私もこう云う風に敵がマップで視認出來た方が面白いので、敵の本拠地等の重要拠点ではこの様な方式を採用しております。

要するにマップ上の山賊と触れると戰斗になるのですが、そこは私なりに少々捻ったシステムになっております。何せ私はヒネクレ者ですので…。

ボーっとしている方が惡い

何もせずに敵と接触すると、この様に敵に先手を取られてしまい最初の巡では一方的に敵の攻撃を受けてしまいます。

Enterキーで刀を振る!

その為、こうしてEnterキーを押すと主人公は刀を振る事が出來ます。
こうして敵と接触すれば素早さで優るこちらが優先的に攻撃出來ます。

主人公、走る!

更に方向キーを續けて2度押すとダッシュします。
このダッシュで敵にぶつかれば今度はこちらの先制攻撃で敵を聯續で攻撃出來ます。

かの『マザー2』のシステムを少しアレンジしてみた感じではありますが、これで中々臨場感の様な雰囲氣が出てくるものでございます。

マップ上では敵との位置取りを考え乍ら進まなければなりません。
敵は絶えずこちらを取り囲む様にして近附いてきます。
主人公は刀を構えているのでダッシュをしなければ移動が遅くなります。
包囲されると續け様に戰斗になり、背後や側面を突かれると敵から一方的に攻撃を受けてしまいます。

物陰に隠れる主人公

そこで物陰に入ると、この様に「・・・・・・・」の吹き出しが出てきます。
これは主人公が身を隠している状態を示し、敵はこちらを認識しなくなります。そして周囲をゆっくりとウロウロしだします。
そこを切り抜けるか或いは隙を見せた敵に奇襲をかけるかすると巧く攻略出來るのです。

サンプルゲームを參考に作ったシステムですが山賊は周辺の雑魚敵よりも強力なので、こうしてメタルギアよろしく身を隠して敵との接触を避けて進む事も必要になってきます。
敵との戰いを避けるか否かを判断して有利な状況を第一に進んで行きましょう。

敵から情報を聞き出す主人公

尚、敵を倒すと時々敵が話しかけてくる事があります。
この様に命乞いをしてきたり、時にはこちらが脅す事もありますが、ここで敵を見逃してやると情報を教えてくれたりアイテムをもらえたりします。
中には負け惜しみの捨て台詞を吐いて逃げる奴もいますが、問答無用で止めをしてしまう事も出來ます。
但しこうした敵からの情報は有力なヒントが多いので、こうやって敵を尋問する事も重要になってきます。
ただ倒して行けば良いと云うものでもありません。

このダンジョンはこうした一聯の流れを練習するステージの様なもので、こうしてこのゲームなりの「シンボルエンカウント制」を上手くこなし乍ら山道を進んで行きます。
何事も初めての事。チュートリアルは大切なのです。

…さて、暫く山中を進むと小さな村を發見するのでありました。

山の石工が暮らす村の様です

イマドキは色々と複雑なので「部落」なんて單語を使えませんが、そんなのお構い無しです。だって本來はそう云う意味じゃないんですから……。

…取り敢えず村に着いたのですから今回はこゝ迄と致します。



氣附けば日附けを越えて今日は日曜日…。
子供の頃、夜の7時からテレビでやっていた某漫画では「やった!やったよ~!!Ohh~~♪」などと浮かれておりましたが、男たる者、恋人と初めてキスをしても泰然自若としているものです。
私も昔はそれなりに……

…おっと、もうこんな時間だ。寝なきゃ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?