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自作RPGの変な敵キャラ

實は密かにRPGツクールでゲームを作っていたりしています。
それも20年程前に購入したソフトです。
昨今、新しいRPGツクールが出續けておりますが、私は何と言っても使い慣れたこの「2000」が一番なのであります。
その為、イマドキの綺麗なグラフィックとは無縁の昔ながらのドット繪が今でも活躍しております。

但し作っては放置し、暫くして思い出した様にハマっては中断してと云った風な事を繰り返しております。
最早完成させるつもりではなく、その一時の製作過程を樂しんでゐる有様でございます。

RPGと云う物は須らく「ファンタジーな世界」が舞台のものでありますが、何分にも無骨者故に今はファンタジーの欠片も無い「時代劇」のゲーム作りを樂しんでおりまます。

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グラフィックは元からソフト入っている物を少々加工する他、オリジナルの人物を始め、不足する物は全て自作しております。

こんな感じで「ファンタジー」でもなく「和風創作物」とも少し違う「年寄臭いと言われてしまう日本の時代劇」の世界を創造致している次第であります。

しかし乍らそんな世界にも例外が有り、それなりに変な敵キャラクターを作っては樂しんでおります。
個人的にRPGツクールに於いて一番樂しい作業は「敵キャラを作る事」でありまして、いさゝか戦闘の駆け引きを鑑みておりますが、かなり自由に製作しております故、時折珍妙な物が出來てしまうのです。

そこで、その物語の世界観から大きく逸脱した個性豊かな「変な敵キャラ」の一部を宜しければ見てやってくださいませ……。

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まず、RPGに於いて定番となっているであろう「スライム」
…ではなく「青い玉葱」のモンスターです。
表情から察するに火が弱点の様です。

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一応日本が舞台なのでそれなりにお馴染みの妖怪が出てきますが、中に何か「とんでもない人物」が入っている様な唐笠お化け。

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友人から「女性キャラを出した方がウケが良い」との指摘が有ったので作った一本足。案の定「そう云う意味じゃない!」と言われてしまいました。
或る程度ダメージを與えると右側の本來の姿に変化します。

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人魚を描いた筈が、いつの間にかエビの天ぷらになってしまった少女。

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倒すと「表彰状」がもらえる豹少女と精神的な攻撃を盛んに仕掛けてくる虎ウーマン。

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パンツ一丁で奇怪な踊りを踊ってくる幽霊。
ダメージを與えても「そんなの関係ねー!」と復活してきます。

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昔、バイト先の倉庫に貼ってあった安全喚起のポスターに描かれていた「キョロちゃんモドキ」
「動くべからず」「技を使うべからず」等、厄介な補助攻撃を色々仕掛けてきます。

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最後はこの「バケモノの様な悪魔」です。
某有名RPGのラスボスと某有名漫画の惡役のパロディでありますが、果たして……。


さて、私は「自由な發想」と云うものが好きでありまして、こうしたものを作る事は或る種のストレス發散となっており、とても樂しいのであります。
斯様に「しょーもないもの」でありますが、他人の評価や世間一般の流行りを忘れてのびのびと何かを考えてみた事が有るでしょうか?
或いはそれは「作る樂しみ」の持つ大きな意味ではないかと存じます。

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…と云う訳で、これにてお開き。


追伸
今回載せたもの以上にくだらないものを掲載致して候。

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