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面影を探すってマジなんだ

2年ぶりに労働する人類に舞い戻った。

帰りに寄ったコンビニでいなくなった家族を見た気がして、めちゃくちゃ驚いてその人を見たら雰囲気がすごく似ている他人だった。
服装まで、本人が来てそうな服で、「ああ、元気な頃はこんな感じだったなあ」と体感し、懐かしさにちょっと泣きそうになった。

で、帰ってきて小さな祭壇に向かって久しぶりの仕事の話とか、コンビニでの話とかをした。
帰ってきて飲酒してたから、途中から亡くなった当時ぐらいの悲しみが押し寄せてきてめちゃくちゃ泣いちゃったよな。

元気に生きてたら、私の職場にもやってきただろうなあとか(実際病院で勤めていた頃、通院がてら部署に顔を見せに来てた)、今の仕事が結構広範囲に色んな事をするものなので、それに着手したらいの一番に楽しんでくれてたんだろうなあとか、予測できる様々なことを考えた末に(もうそういうのも全部ないんだ)と考え至った瞬間もう駄目だったね。

しばらく泣かなくなってたのに、(ああ、やっぱりいないんだ)を実感して辛かった。

疲労も相まって涙腺ガバガバだったからなあ(笑)

仕事の方は、なんとか頑張ってやっていけると思うよ。
今までで一番苦しくないかもしれない。
体力はめちゃくちゃ使うけどね(笑)

なんか、本当に、まだ元気に生きてたらあのぐらいの姿であんな雰囲気だったなって、そんな記憶が薄れているのを思い知らされたなあ。
人間、忘れていったり、慣れたり、助かることいっぱいあるけど、いなくなった人まで忘れてしまうのはやっぱ残酷で、辛いなと時たま思ってしまうな。
忘れてはいないんだけど。忘れてはいるんですよ。感覚とかね。

でも、慣れることで生きていけてるから、なんとも言えないな。

どっちがいいとか、ないけど。


追記
向こうで絶対やってるなと気づいてちょっと元気出た。
家族ならやってる(笑)

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