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笑福亭福笑独演会 十五年目! @横浜にぎわい座

私にとって、毎年この時期楽しみに出かけているのが「笑福亭福笑独演会@横浜にぎわい座」である。
弟子のたまさんからも「テレビに出したら危ない」と言われる、福笑師匠の強烈な個性と&ココでしか聴けないタブーまみれのお話。
ライブで楽しむとはこういう事だと、改めて実感した2時間であった。

🔹ZIN ー仁ー  
開口一番は、春風亭一之輔門下の貫いちさん。
祖父の野菜嫌いを直すために、諸々工夫しまくる孫娘の奮闘を描いた新作落語。
明るく楽しい高座、これからも期待しています!

🔹源平盛衰記
高座に上がるだけで笑いを誘うたまさん。イケメンで高学歴かつ噺も解りやすいのに、口を開くとバズーカ並の破壊力でお客をイッキにたまさんワールドへ引きずり込む!
全部面白かったが、那須与一の件での手招きシーンが圧巻。
教養と狂気を併せ持つ二刀流=「落語会の大谷翔平」だと私は思っている。

🔹神通力
待ってましたの福笑師匠!
いつものように、枕からアクセル全開。
国内外共に大変な状況の中、優勝した阪神タイガースの話題→道頓堀川へ飛び込む奴には大金を払わせろ→神通力を話し始める、この天才的な流れは流石。

🔹動物ものまね
仲入り後は江戸屋まねき猫さん。
福笑師匠の「皇潤」いじりから、通販形式でモノマネに入るところがニクイ。
鳩時計が元は「カッコウ時計」だったなんて、勉強になりました。
鳩も犬も猫も、全てがプロの芸。どうやって練習してるのか、真面目に尊敬です。

🔹鹿政談
面白すぎ。
青木賄賂右衛門とか、ご時世ネタも織り込むところが流石の福笑師匠。
顔だけでなく身体全体を使っての表現には「血管切れたらどうしよう」...本気で心配になった。
まさに命懸けで爆笑街道を突っ走る福笑師匠、これからもお元気で私たちの腹筋を痛めつけてくださ〜い🤣

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