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徹子の部屋 (230815放送)

正午前の黙祷後、そのままテレビをつけっ放し。
チャンネルを変えて始まった「徹子の部屋」のタイトルが「スターが証言『戦争と私』」。

今日が終戦記念日だと改めて認識しつつ、今は亡き著名な方々の戦争にまつわるお話は大変貴重なものだった。

🎵世界の国からこんにちは〜、と明るく歌っていた三波春夫氏。満州の最前線で戦っていた彼は、その後どんな気持ちであの歌を歌っていたのかと考えてしまった。

女優高峰秀子さんの話が、私には一番ショックだった。終戦の玉音放送のあった8/15の夜に、特攻隊の飛行機が飛び立つ音を聞いた、と。戦争は終わり故郷に帰れる身になったはずなのに、何故彼らはそんな事をしたのか?
上官からの連絡ミスなのか、それとも出撃の機会を無くした失望で自ら命を絶ったのか?
何にせよ酷いことだと思う。
さらに高峰さんはこの放送のなかで、既に「今は新しい戦前です」みたいな事を述べていた。

私の生まれる、ほんの30年前に戦争があった事。
そして今はまさに戦前かもしれないと思う事。
諸々思うと怖くなる、78年目の終戦記念日だった。

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