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「マンデラと“ゆるし”〜アパルトヘイトとの闘い〜」 (アナザーストーリーズ)

南アフリカといえば、昨年のW杯での活躍が記憶に新しい。しかし私の学生時代には"アパルトヘイト"のイメージしかなかった。

白人が黒人を徹底的に差別する。そんなおぞましい法律に立ち向かい、廃止に導いたネルソン・マンデラ氏についてのドキュメント。27年間の投獄生活の中、担当した白人看守とのエピソードは彼がいかに人格者であるかを物語っていた。

「人は憎むことを覚える。
ならば、愛することを学べるはずだ。
なぜなら、愛というものは人の心にとって、ずっと自然だから」

マンデラ氏の言葉は、そのまま彼の生き方を表しているようだ。

そういえばW杯の前に見た「インビクタス/負けざる者たち(映画 2009)」でも、そんなマンデラ氏の熱く優しい人柄が描かれていた。

彼が制定した国家は5カ国語で形成されている。

白人のみで結成されている児童合唱団に入団した黒人の兄弟とマンデラ氏の絆にも、心温まるものがあった。

偉大な人物いうのは、直接関わった人はもちろん、そうでない人にも何らかの良い影響を与えてくれるのだと改めて思った。


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