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6月の頼り(果実の恵み)

季節の花々。
6月といえば、紫陽花。
その紫陽花も、6月の終わりが近づくにつれ姿が見られなくなってきました。
守り神を失ったような気持ちになります。
暑さが少しずつ増していって、しみじみ花々を見るというより、いかに太陽を避けられるか、
な季節になってきました。

その代わり、と言うわけでもないですが、果物がスーパーに満載の今。
梅にしろ、さくらんぼにしろ、果実は花が散って出会えるもの。
時間が流れたこと、木々はしっかり実を育ててきたのだなと感心してしまいます。
果物の可愛い姿に癒されます。

余談ですが、年齢を経てアメリカンチェリーに魅力を感じるようになりました。
きれいな鮮紅色のさくらんぼ、でなく、大人の黒がかった赤。
一度お腹いっぱい食べてみたいと思っております笑。

さて、夏は火の季節。
6月は、火の帝旺の地支である「午」の月。
暦では夏の真ん中なのですよね。
4月からはじまった新年度の疲れがこのあたりで、どどっと出てきてしまう時期かもしれません。

また火は、五臓の中では「心」を示し、
「心」に負担をかける時期でもあります。
気持ちの面でもうまくいかなさを感じる時期とも言えますね。

果物の甘みでほっと一息つきながら、夏の終わりまで乗りきりたいですね。
(ちなみにさくらんぼは薬膳で熱性なので、食べ過ぎには注意だそうです…お腹いっぱい食べたい私って苦笑)


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