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自己紹介 part6 知らない世界

ここからさらに僕の成長が急加速します。
ここでの仕事は自分が思っていたより数段レベルが上でした。
*このnoteは4分で読めます。(2428文字)

・テイクフィジカルコンディショニングというところ

間取り、内装、物理療法機器、トレーニング機器、ユニフォーム、会員さんのウェア、タオル、ホームページ、パンフレット、名刺作成などなど。
立ち上げからのスタートだったので、本当に色々な事が経験できました。

テイクフィジカルコンディショニング(http://take-pc.co.jp/)
富裕層やプロアスリートを対象にした、会員上限を設定した会員制のコンディショニングジムです。

このような方々の身体のコンディショニングを担当するということは、本当に様々な知識が必要になると思い、さらに読書のペースを上げたと思います。
本当に1日1冊くらいのペースで読書していました。
通勤時間が行き帰りで3時間かかるので、それくらい読んでしまいます 笑

本当に色々な方のお話を聞く事ができ、こんな世界が本当にあるんだなということを実感しました。
車の車種やグレードなども勝手に覚えるようになり、車にもまあまあ詳しくなったのかなと思います。

やっぱりと思いましたが、富裕層の方やプロアスリートの方は車が好きな方が多いなと。
本当に見たことないような車や、めちゃくちゃ高い車など目の保養と社会勉強にはもってこいでした 笑

車だけでなく、経験されたことや考え方など惜しみもなく教えていただき人生の先輩方に多くの知識と教養をいただきました。
本当に尊敬できて良い方々ばかりで。

僕の視点や世界観は相当広がったと思います。

・アスリートを担当するようになって

テイクにいると紹介で次から次へとプロアスリートが来られるようになります。
今まで関わったことのない競技をされている方ばかり来られるという…

車椅子バスケットボール選手、騎手、競輪選手、競艇選手、bリーグ選手、プロテニス選手、JRA競馬学校入学試験に向けて、Jrゴルファーetc

プロアスリートの方は本当に感覚が鋭く、また考え方なども自分のものを持っているのでなかなか理解するのが難しいなと感じることも多々ありました。

そんな感覚ある?
その感覚はよう分からんな…


本当にこんな感じで毎日やってました。
でもその感覚を一つ一つ丁寧に分解し、一緒にその感覚を詰める作業をすることで少しずつですが理解することができるようになったと思います。

あとはやはり身体のことにシビアですし、よく人のことを観察しています。

あとちょっとこの辺が気になります
この動きしたら気になるようになりました
これは大丈夫なんですけど今度はこっちが…
これあんまり良くないですね

毎回こんな感じでやっているような気がします。
身体が資本なので当たり前といえば当たり前ですけど。

人間観察に関しては、本当に感心するくらい見ているので皆さんも所作、立ち居振る舞い、言葉の使い方には気をつけてください!

プロアスリートはもちろんのこと、アマチュアアスリートから学生アスリートまで本当に多くの刺激をもらいました。
このままではアカンなと思い、さらに勉強したようなしてないような…笑

・JRAメディカルサポートスタート

新たな事業としてJRAのメディカルサポートも開始しました。
開始するにあたって試用期間があり、一度騎手の方々に体験していただき、騎手の方が必要と判断すればスタートするというものでした。

見事採用となり、現在進行形で僕は毎週土曜日に阪神競馬場と京都競馬場で働いています。
競馬好きな方は競馬場で探してみてください。
会うことができる場所にはいないんですけど…笑

メディカルサポートは本当に何でもします。

ウォーミングアップ、クールダウン、ストレッチ、マッサージ、応急処置、テーピング、創傷処置、マシンの使い方、トレーニングの方法、ケアの方法、お悩み相談など…

もう本当に何でも屋さんです。

今でも緊張します。
何といってもサポートしてすぐ騎乗することが多いので、ベストパフォーマンスが出せるようにするお手伝い。
これは本当にやったことのある人しか分からないプレッシャーで…

騎乗後に

「やってもらったおかげで勝てました‼︎

なんて言っていただけた時は、少しはお力になれたのかなとガッツポーズしてます 笑


・大学野球部のサポート開始

この頃からご紹介で大学野球部のサポートも開始することに。
投手限定で毎月1回のトレーニング指導。
毎回代表者4人が来て、トレーニング内容を持ち帰り投手陣全員で同じようなメニューをするという。

内容としてはウェイトトレーニングというよりは、身体操作系のトレーニングを知りたいとのことで。
しかしそもそもの身体の硬さや認識が乏しかったため、まずはそのあたりからアプローチをしていき、改善が見られたところで身体操作系のトレーニングに発展していきました。

凄く頭の良い大学生達だったので、感覚の指導ではダメでした。
理解することで動く事ができる。
ということは理解できないと意味がないということで、毎回必死に理論立てて理解してもらえるようにトレーニング指導していました。

面白いことに本当に理解すると「スッ」と動けるようになるんですよね。
頭が良いというか感覚では動けない選手がいたら、しっかり理論立てて指導してみると良いかもしれません。


・自分がやりたいこととは

テイクでは5年間お世話になりました。
本当に濃い5年間で、自分が一番成長できた期間(今のところ)だったと思います。
本当にありがとうございました。

テイクでの最終年はコロナが猛威を奮い出した最初で。
テイクも休業が余儀なくされました。
この期間は、オンラインでスタッフに指導したり高校野球部の同級生にオンライントレーニングを週2.3回のペースでやってました。

休業期間は娘達の保育園もないため、約1ヶ月間家に引きこもるという生活。
娘達とは公園で遊んだり家で遊んだりと。


次回、自己紹介最終章につづく。


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