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身体のメンテナンスできていますか?

車にはメンテナンスがあります。
人間にも健康診断や人間ドックがあります。
料理人の方や職人の方は自分のつか道具をメンテナンスします。
アスリートも自分の使っている道具をメンテナンスします。

でも自分の身体はメンテナンスにはあまり気を使っていない。
何でやねん!と思ってしまいます。
道具のメンテナンスは大切ですが、そもそも自分の身体が整っていなければ道具のメンテナンスを完璧にしていても身体は動きません。

若手になるとメンテナンスよりもトレーニング中心になっていることがほとんどだと思います。
これは一昔前までの話かなと思います。

今はメンテナンスの大切さを感じている若手も多いので、積極的に取り入れている方も増えてきている印象です。

逆にベテランと呼ばれる方は、若手時代にメンテナンスをあまりせずにケガをしたことでメンテナンスを始めたという方が多い印象です。
また、疲労が抜けないなどのリカバリー能力が落ちたことを身体で感じるようになってというのもあります。


年齢とともにリカバリー能力が低下するのでケガのリスクは上がってしまいます。
そこでメンテナンスを積極的に取り入れることでリカバリーを促している感じです。

メンテナンスも種類が多くて、マッサージ、鍼灸、カイロプラクティック、カッピング、筋膜リリース、物理療法機器(電気、酸素カプセル、水素、クライオサウナ)など

整えるという意味(コンディショニング)にまで幅を拡げると、もちろんトレーニングも入りますし、ヨガやピラティス、ジャイロキネシスやジャイロトイニック、流行りのサウナなども入ると思います。

メンテナンスになるとどうしても人か物に頼ることになると思います。
もちろんベテランの方でもメンテナンスをしていない人もいると聞きます。
純粋に誰かに身体を触られるのが嫌いという感じです。


メンテナンスを取り入れる重要性は選手寿命を長くするためだと思っています。
長くするためには、ケガをしないことです。
またはケガをしたことがあるので、そこが再発しないようにすること。

ケガをしないために必要な考え方は以前のnoteを参照してください


ケアをしていてよく感じることは、アスリート自身でも気付かない筋肉の硬さや可動域の低下がるということです。

触ってもらって初めて分かった
触ってもらって身体ってこんなに変わるんですね

ということを実はよく言われます。
自分でも気付かない本当に小さなシグナルをメンテナンスを受けることで感じることができると思います。

人に任せすぎることもよくないですが、誰かに身体を触ってもらってセンサーを高めるということも必要な作業だと思います。

中には自分で全くせずに任せっぱなしのアスリートもいますが、それではセンサーが弱くなりパフォーマンスアップも乏しいです。
実際に様々なアスリートがいますが、自分で何もしない方はやっぱりその程度のレベルの方が多い印象です。
高いレベルでやっている方は、自分で取りきれない問題をお願いされるという感じです。

自分に合ったメンテナンスの方法もあると思います。
指導者や先輩などからお薦めしてもらったものを試してみて自分に合ったものを取り入れていくという作業が大切だと思います。

またメンテナンス用品もたくさんあります。
これも自分で試してみて良いと思ったものは積極的に普段のメンテナンスに取り入れてみてください。

そこでどうしても取れない筋肉の硬さや張り感や不調などは人の手を借りるのがベストだと思います。

こういう事をしっかりやっていくことで自分の身体と向き合うことができ、感覚(センサー)が鍛えられます。
そうなるとケガをするリスクも減らせますし、試合前後や試合間での身体の整え方も分かってくると思います。

全部を自分で解決しようとせず、また他人任せにせず。
できることは自分でして無理なところはお願いする。

こういう考え方でメンテナンスを取り入れてもらえればと思います。

トレーニングで筋力や心肺機能の維持ももちろん重要です。
ですがメンテナンスを同じように必要になってきます。

どちらが大事という事ではなく、今の自分の身体としっかり相談して必要なものを必要な時に、必要な量を取り入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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