見出し画像

断捨離で親との接し方アップデートをしたら、価値観を擦り合わせる方法を学びなおした

今日は、実家の断捨離に端を発した話です。
現在私が34歳、親は60歳過ぎ。まだ2人とも働いており、幸い病気もせず元気です。

私の実家は、世間一般でいえば特筆するほど物が多いというわけではありません。ほどほどに多めくらいです。
ではなぜ断捨離をしてほしいと思ったのか。それは今はキープできている状況でも、今後歳を重ねて70代80代になるにしたがって難しくなるだろうと思うから。そして将来、体や判断力が弱くなってきても、健康で安全に幸せに長生きしてほしいから。
今は苦なくできていること、ポストに入る郵便物やチラシを取捨選択することであったり、資源ごみを分別して回収に出すことであったり、そういった些細に思えることの判断が億劫になって、積み重なるとゴミ屋敷モノ屋敷になるのだと思うのです。そういったことに備えて、判断力を磨耗させるモノたちを少しでも減らしておいてほしい。
親のモノは親のモノですし、私も断捨離とは言いつつミニマリストのように極限まで物を減らしてほしいわけではありません。

でも親からしたら子どもに上から言われるのは嫌でしょう。大人になって親子の関係性が子どもの頃とは少し変わってきたとはいえです。
そこで私が大切だと思うのは、幸い両親はまだ体も健康で、判断力にも何の不安もないことです。さらに、本人たちにとっても判断力に不安があるほどの老いはまだ先の将来のことだということです。だからこそ私の「20年後とかに床に物があったらつまづいて危ないよ」とか「歳取ると習慣変えられないって言うし、2〜30年後のために今から習慣にしたら?」という言葉がいい意味でリアリティがないから反発が少ないのだと思います。

ただそうは言っても実感としては、親に物を捨ててもらうにはかなり時間がかかります。
スタンスとしては、説得ではなく誘導です。私としてはまあ結果どっちになってもいいんだけど、こっちの方がこういう理由でいいと思うけど。まあ決めるのは両親だけどね。のスタンスです。
そのくらいの強制しない発言を5〜10回、2〜3年に渡って、なにかのタイミングがあれば言う。それでやっと検討してくれるかんじです。
私もやはり親といえど人に自分の意見を押し付けたくありません。でも将来の安全のためにこうしてほしいという希望はある。プライベートで価値観を擦り合わせる過程には時間がかかり、段階もある。その勉強をしているようです。

価値観擦り合わせで大切にしたいこと
・結果を焦らないこと
 (忍耐強くイラつかず軽い気持ちで声をかけ続ける)
・強要しないこと

それにしても、一緒に生活するとか、自分以外の人と価値観を共有したり、共有に至らないまでも擦り合わせながら一緒に生きていくってこういうプロセスが必要なのかもしれませんね。
私はバツイチ子なしシングルなのですが、もしかしたら元夫とうまくいかなかったのにはここに理由があったのかもしれないと自省しました。まるで仕事のように接していたかも。つまり決断する前に相手のニュアンスを探って自分の価値観も調整するのではなく、自分の中で白黒落とし所のバリエーションまで考えてから相手に投げていたかもしれません。
何年も経ってからこんな風に思い返すなんて当時は思いもしませんでした。こういうことがあるから、歳をとるって成熟するって楽しいし素敵だなと思います。これからも40歳50歳になるのが楽しみです。
まあ反省点もぼちぼち今後に活かすとしましょう。

書く習慣1ヶ月チャレンジ挑戦中です。
2日目の今日のお題は「今やっている仕事、学んでいること」。学んでいることについて書きました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?